ブログを再始動してから買い溜めしてたギアがまだまだありまして、如何にサボってたかを痛感しました😅
今回はAMTのアナログキャビネットシミュレータ、Chameleon CABをレビューしていきます。
このChameleon、買ったのはおそらく去年の12月頃で、殆ど試した事が無いまま今に至ります😅
試したのはこの時が初めてでした⬇️
AMT Chameleon CAB
— ROCKMAN (@gtrstfgitagia) 2024年6月26日
AMTが出してるキャビシミュで、こちらはスピーカーサイズ、磁石、マイク位置、マイク角度のシミュをつまみで行える。
今回は全て12時にしたがつまみの位置でかなり音色が変わり、ザラザラした音から角の取れた滑らかな音まで自由自在に作れる。 pic.twitter.com/8TaCMFeq6X
色々アナログキャビシミュを試そうという企画の一環で使いました👍✨
インターフェース
Size Cab、Magnetとキャビやスピーカーのステータスを司るつまみと、Turn、Positionというマイク位置を司るつまみで構成されてます。
またインプット側にはAux Input、アウトプット側にはPhones Outが付いてます。
電源はAMTらしく9-12Vのセンターマイナスで動作します(今回はレンジが重要だと考え12Vにしました)
トーン
まずキャビネットのセクションから見ていくと、Size Cabはおそらくスピーカーの径を変えるシミュレータで主に低音の響き具合に作用するものと考えてます。
但し効き目は非常に小さく、気持ち効いてるかな?位に留めておいた方がいいかも知れません。
Magnetはスピーカーに使われてる磁石の周波数帯域をカットする感じで、高域における帯域のピークを移動させる効き方をします。
これはかなり効き目が強く、左に回し切ればエッジの鋭い音になり、逆に右に回していくと高域がまろやかになり柔らかいサウンドへと変化します。
12時を中心に左右に少しずつ振って自分の好みの音を見つけていくのがいいかなと思います。
Turnはマイクの角度を変えるシミュレータで、ミドルレンジが変わっていくような効き方をします。
ノッチフィルターでノッチされた帯域を移動させてるような効き方でしょうか。普通のEQの効き方では無いです。
Positionはマイクとスピーカーの距離をシミュレートする機能で、左に回すとマイクが離れ(音量と低域・高域が減衰する)、右に回すとマイクが近づきます(音量と低域・高域が増加する)
これは確かに実際のマイク録りでもこんな感じの変化の仕方をするので上手く再現出来てるなと感じました。
総評
アナログのキャビシミュですが、マイキングしたサウンドに近い感じに仕立てあげてくれます。
現在ではIRが主流となってますが、こういう製品を見るとまだまだアナログも捨てたものじゃない、寧ろアナログに浪漫を感じつつあります(かのRockmanもアナログのキャビシミュのようなものを積んでます)
2024年9月現在では17,800円と昔よりかなり高くなってはいますが、それでもそれ相応のサウンドは出してると思います。
IRでは無いアナログなキャビネットシミュレータをお探しの方は是非✨