Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20240908 Mesa Boogie Mark V 35 Head

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当方Mesa Boogie Mark V Comboを持ってはいるんですが、小型のメサのマークシリーズが欲しかったのと、新製品のMark VIIが出るとの事で在庫処分の大安売りに釣られてポチりました笑

 

Mesa Boogie Mark V 35 Head(以下V35)です!

Mark Vシリーズは様々なラインナップがあり、90wのMark V Head/Combo、V25 Head/Combo、そしてこのV35 Head/Comboとあります。

俺は最初V25 Headを持ってたのですが、鳴らす環境が無く手放しました😭

次にV Comboを格安で手に入れ、それで十二分に満足してましたが、やはり小型ヘッドが欲しくて買いました爆

 

インターフェース

Clean/FAT/Crunchの3つのクリーンorクランチを選べるCh1と、IIC+/MK IV/Xtremeの3つのドライブサウンドを選べるCh2で構成されてます。

これはV25と同じ仕様で、共にVからTweed、Edge、Mark Iが省かれてます。

またVではExtreme表記でこちらはXtremeとなってますが、聴いた感じでは全く同じです。

それぞれのチャンネルにVolume、Gain、Bass、Middle、Treble、Presenceのつまみが備えつけられてます。

またV35だけの仕様としてそれぞれのチャンネルに「Solo」つまみがあり、これはソロとかでフットスイッチをオンにするとつまみで上げた分だけ音量が上がるという感じで、ブースターとして考えるのが早いですね。

パワーアッテネーターは45/25/10wと切替が可能ですが、Volumeが荒削りな効き方なのとトーンが籠る傾向にあるので、俺はあんまし使えないかなって感じでした笑

センドリターンやリバーブなども付いており、リバーブはお馴染みチューブリバーブとなってます。

パワー管はEL84が4本で、Vみたいに6L6/EL34の切替とかは出来なくなってます。

その代わりV25同様Cab Cloneが搭載されており、そのままオーディオインターフェースに送ってレコーディングなんかも出来ちゃったりします👍✨

 

トーン

まんまVと同じ音です笑

まあVを名乗っているのだから当然っちゃ当然ですね😅

逆に言えば、自宅では持て余してたVを(比較的)自宅で使えるようにしたと考えれば合点が行くと思います(Cab Cloneも付いてますし)

ただスタジオなどで大音量で鳴らした場合、EL34/6L6とEL84の違いが明確に表れてくると思われます。

よく言われるのが

・EL34/6L6よりEL84の方が低域がスッキリしてる

・EL84特有のブリティッシュ風味なトーンが漂ってる

との事ですが、自宅環境なので分かりませんでした笑

 

Ch1

まずCleanはVと同じく鈴鳴の煌びやかなクリーンサウンドです。

よくMesa Boogieは歪を評価されたり、クリーンでもRectifierシリーズの通称クリスタルクリーンが持て囃されますが、Markシリーズのクリーンが素直で癖がなく綺麗な音なので個人的に一番好きです🥰

ペダル乗りも抜群で、V35の歪を使っても良し、ペダルで歪ませても良しと隙がないのがニクいです笑

 

FATはCleanより音量と中域が上がった感じの太いクリーンサウンドで、ジャズとかならこちらの方がいいかも知れません。

 

Crunchは日本におけるクランチではなく海外基準のクランチ(ハイゲイン一歩手前のドライブサウンド)なのでかなり歪みます🤘

Mk IVやXtremeと同等か若干少ないくらいの歪量の代わりにエッジが鋭く刺激的なディストーションが出てきます。

V25の開発動画でJohn Petrucci氏が結構絶賛してたのがこのCrunchでした。

 

Ch2

IIC+はお馴染みMesa Boogie Markシリーズの歪で、MK IVより歪量が落ちて粗い感じの歪になってます。

 

MK IVは最も歪むモードで、ミドルマシマシのハイゲインディストーションが顔を出してきます🤘🔥

ミドルマシマシではありますがMarkシリーズお馴染みのグライコをV字型にすればたちまちドンシャリメタルサウンドが手軽に作れます🤘🔥

Rectifierシリーズのドンシャリサウンドと比べるとシルキーなサウンドになっており、こちらを好む人も多いようです。

 

XtremeはIVより歪量が落ちた代わりに音量がかなり上がります。

説明書では最も歪むと書いてありますが、歪量はIVより明らかに落ちます笑

若しくはヘッドルームが高くなったと言うべきでしょうか。

ハイゲインを求めるならIVモードをオススメします🤣

 

総評

フラッグシップモデルから出力を落としたとは言え、かなり音がでかいので音量調節は中々シビアです😂

その代わりクリーンも歪も極上なので、扱えさえすれば最高のアンプになるかと思われます。

個人的にはXtremeモードを消してVのEdgeモードを入れて欲しかったです(あちらは日本でのクランチサウンドなのでとても気持ちが良かったので😅)

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