今までJC-40は持っていたのですが、一時IRローダーとモニタースピーカーでいいやと思い売りました。
その後今年の一月に静岡の海辺のハードオフで綺麗なコレが安価であったので、ソリッドステートのエフェクターモニタリング用アンプとして再び買いました(笑)
Roland Jazz Chorus JC-22です!
JCに関してはラインナップが非常に豊富で割愛しますが、40周年記念でJC-40がリリースされた後に、より小型なJCとして遅れてリリースされたものです。
インターフェース
JC-40からDistortionとVibratoを外したようなもので、基本的にはJC-40と一緒です。
Bright Switch、Treble、Middle、Bass、Reverb、Chorus Speed/Depthとなってます。
JC-20とかなり似てますが、あちらは1インプットで5インチのスピーカー、こちらは2インプットで6.5インチのスピーカーとなってます。
更にJC-22はエフェクトループ(シリーズ/パラレル変更可)、ラインアウト、フットスイッチによるコーラスとリバーブの制御なども出来るようになってます。
但しその分筐体は結構重く、同サイズの小型アンプよりは確実に重いですね😅
トーン
6.5インチスピーカーの小型なのでレンジ感とか大型に比べると劣ると思ってたのですが、そうでもありませんでした😳
まんまJC-40やJC-120みたいなトーンが出るので、JC-22で設定したEQをそれらに適用する事も出来ますし、スタジオのJC-120で鳴らす前にコレを使ってエフェクターのモニタリングなんかも出来ちゃいます👍✨
但しモノによってはMiddleつまみが無かったり、スピーカーがエージングされてモコモコした音のとかもあるので、古いラインナップのJCには適用しない場合もありますね。
こちらはMarshall Origin 5Cのクリーン。
JC-22は2×6.5"、Origin 5Cは1×8"とスピーカー径に違いがあるのを念頭に置いた上でJC-22と比べると、やはりチューブの特性なのか若干歪み、音の分離がいいのか音の粒が際立ち奥行感があるように聴こえました。
よく巷で「ソリッドステートアンプの音は平面的」と揶揄されますが、チューブのクリーンサウンドを聴き慣れた方の感性が概ね理解出来ました。
BE-ODを乗せてみた
今度は歪ペダルの乗り具合を試してみました。
因みにJC-22は俺個人のお気に入りのセッティング、
Bright SW off
Treble 1.5
Middle 6
Bass 3
を適用してます。Origin 5Cは全て12時です。
まず第一に思ったのが、JC-22の方が歪のエッジ感が鋭く、ザクザクしたハイゲインサウンドはJC-22の方が合うんじゃね?という感想でした。
Origin 5Cも良い感じにドライブしてまして、音の太さやナチュラルにエッジが丸くなってて耳に心地よいサウンドです。
個人的にはJC-22で歪ませた方が好きなので、スタジオでMarshallが先に取られたとしても悠々とした気分でJC-120にBE-OD繋いで極上のドライブサウンドを出力するという想定も出来そうな気分にさせてくれますね(笑)
総評
自宅にJC-120なんて到底置けない、でもJC-120での音作りを自宅でもしたい、そんな時にとっても重宝すると思います。
ラインアウトまで付いてるのでサイレントレコーディングまで出来ちゃいます👍✨
一見小型でJC-120と比べるとしょぼそうな音がしそうに思えますが全然そんな事は無く、お馴染みJCクリーンは健在で、歪エフェクターの乗りも抜群です😎👍✨
以前JC-40は持ってましたが、自宅で使うなら断然JC-22をオススメします!