ハードオフ八王子大和田店で去年の12月に買ったらしいです(呆け👴
Emma ReezaFRATzitzです!(以下Reeza)
Emma Electronicsはデンマークのペダルメーカーで、歪系を中心にコンプレッサーやエンベロープフィルター、ディレイなども出してます。
しかし専らハイゲイン系が人気で、今回のReezaと更にメタル系ハイゲインのPisdiYAUWotが有名です。
PisdiYAに関しては過去にプチ炎上した経緯があります。
これは本来バッファードバイパスなのにUntrue Bypassと書いてあった為にトゥルーバイパスと勘違いして説明した日本の販売店が悪いです(笑)
Reezaの方にしたのは、守備範囲が広いのと、ハードオフで見かける率が高いのと、世間の評判からこちらを選びました☺️
インターフェース
Level、 High、Low、Gainと基本形のつまみの他にBiasというつまみがあります。
電源は9Vセンターマイナスか006P電池で動きます。
Emma製品は全体的にこのような模様のものが多く、無地だった初期から芸術性が高くなっております(笑)
トーン
まず歪のキャラについてですが、とてもチューブライクだなと感じました。
ナチュラルにエッジが丸く削られて耳に痛くなく、音の分離も良く、それでいて中々歪むので評判を得てるのも分かります👍✨
トーンの傾向としてはMarshallなのでしょうが歪がシルキーでMarshall特有の強い高域も感じず、上品なMarshallという印象ですね。
Gainの幅は殆ど無く、10時くらいからフルまでそんなに変わりません。
9時以下はペラペラなオーバードライブなので、どちらかと言うと思い切り歪ませた方が良いエフェクターです。
逆にフルにすると倍音が付加されて良い感じに歪むので、個人的にはフルにした方が好きですね😎
HighとLowはパッシブ型のEQで、かつアグレッシブには効きません。
モニタースピーカーに付いてるEQみたいな、基本の音を崩さずに全体的に低域と高域を持ち上げるみたいな効き方をします。
なので歪み方も含めてアンプライクと言って良いでしょう。
反面、単体でのイコライジングは設定幅が狭いので、別途EQなどを用意した方がいいと思いました。
このペダルの最大の特徴として「Bias」というつまみが付いてます。
これは真空管の挙動を変えるシミュレータだそうで、よくある「バイアス調整」とかの絡みでしょうか。
効き方としては、0から上げていくと音の輪郭が際立ってくるという感じで、フルまで上げるとエッジ感が強くなりキンキンな音になります。
ただ内蔵EQ同様トーンが劇的に変わるという訳ではなく、あくまで音の輪郭だけに関与してるという感じですね。
音の硬さを調節するという感じです。
総評
話題になるだけあり、かなり高品質な歪を出力するペダルだと思いました。
ただハードオフで試奏した時(Jet City)とうちのアンプ(Carmen Ghia)では感じ方が違ったので、アンプとの相性があるかもしれません。
2024年9月現在で新品3万位ですが充分それよりも高いディストーションと渡り合えますし、手頃な中古も割と多いので、試奏を強くオススメします👍✨