Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20240903 Boot-Leg HIZUMI HZM-2.0 Quattro Valvole

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またまた昔買ったエフェクターのレビュー!✨

Boot-Leg HIZUMI HZM-2.0 Quattro Valvoleです!

Boot-Legと言えばブースターのGain HelperやミッドブースターのDr. Midrich、バージョンで米国か英国の傾向のサウンドを再現するオーバードライブのRock'n'Roll Party、同じくオーバードライブのJaw Breakerなど、ハードオフでよく見かけるブランドの1つという印象が強いですが(すいません)、今回のこちらもハードオフで見つけてきました(笑)

但し市場での値下がりがあまり無く、某店で綺麗な筐体の割に市場価格より遥かに安かったので、思わず衝動買いしたという流れでございます😊

誤解が無いように補足すると、こちらのBoot-LegもSobbat同様国内ハンドメイドブティックペダルの先駆け的な存在で(取扱はBIG BOSS)、やはり高価なペダルとして君臨してました。

高価だけど当時人気で売れまくってたので、Sobbat同様ハードオフで見掛ける機会が多いのかも知れません(フォローになってるのか?)

 

インターフェース

Level、Bottom、Hizumi(Gain)とシンプルなコントロールとなってます。

電源は定番のセンターマイナスの9Vアダプターか006P電池で動きます。

トーン

まず歪のキャラに関してはエフェクター寄りのエッジが硬めな歪なのですが、かと言ってエフェクター寄りに全振りしてるという訳でもなく良い塩梅で鳴るという感じで、音の分離も良く、高品質なペダルディストーションという印象を受けました。

丸っこい歪のSobbat DB-1とは対称的で攻撃的な歪ですね🤘

コンプレッションはナチュラルで比較的ピッキングの強弱に反応する反面、ギターVolを絞った時の追従性はSobbatより劣ります。

Hizumiつまみは0~12時までは歪量が顕著に変わり、12時以降はそれほど変わらない代わりに倍音が付加されて立体感が増してきます。

ハイゲイン前提なのでフルがオススメです🤘🔥

Bottomに関しては所謂Toneに当たるつまみなのですが、どうやら低域と高域が同時に増減する仕組みで、0にすれば低域と高域が減衰して相対的にミドル強めな音、フルにすると原音は損なわずに低域と高域が増します。

基本的にこのペダルのトーンはどこかの帯域に特化しているという訳ではなくフラットなので、そのフラットを維持しながら広めのQの低域と高域が緩やかに増減するという感じですね。

 

総評

高品質なペダルの歪、フラットなトーン、そのフラットを生かす効き方のBottomと非常に無難な音ではあるのですが、無難すぎる故に没個性な印象も受けました。

個人的にはミドルレンジがもっと欲しいなと思ってましたが、丁度同社の製品でミッドブーストをするDr. Midrichがあるので、恐らくコレと組み合わせると真価を発揮するのかもしれませんね(笑)

歪自体は使いやすいので、昔のペダルという概念を捨てて昨今のブティックペダルと比べるのもいいかもしれません😉

サウンドハウス

DJI