Classicに続いて入手したのがこちら、ADA MP-1です!😎🤘✨
やはりネットの噂や海外のフォーラムを見てるとClassicの評判があまり宜しくなく、オリジナルのMP-1を強く推奨されてたので入手しました笑
インターフェース
インターフェースについては前回の記事
を参考にして頂ければ幸いです。
Classicと比べると、ClassicではBank UpとBank Downの2つのスイッチがあったのですが、オリジナルではBankのみとなってます。
またVoicingとEffect Loopのスイッチの場所が異なり、コーラスに関してはDepth(深さ)の調節も可能となってます。
またStoreのスイッチの色が赤色になってます。
キャビシミュはこの頃は搭載されておらず、アウトプットからパワーアンプやキャビシミュに繋ぐ前提となってます。
トーン
今回入手したMP-1にはMarshallのプリ管が搭載されており、それの影響は定かではありませんがかなり歪みます🤘🤘🤘✨
真空管の良さが満遍なく出てる印象で、特にOverdrive 1&2を上げ目にしたハイゲインディストーションは分厚さ、倍音、エッジ、分離どれも完璧という感じですね🤘✨
「モンスターサウンド」とか「Soldano SLO-100のようなサウンド」とか聞きますが、このMP-1が発売された80年代は同時にSoldanoも全盛を迎えてたので、同じ80's HR/HM用サウンドとして認識されてるが故の喩えかなと考えてます。
CleanサウンドはMP-1シリーズは一律ソリッドステート機構なので余り変わらず、ソリッドで素直なクリーンという印象です。
比べてみた
MP-1、Classic、Channelをそれぞれ比べてみました。
前半はSuhr A.C.E、後半はSuhr 412 Celestion G12M GreenbackのIRを使ってます。
まず前提としてMP-1は真空管がMarshallのものに交換されてます。
それの影響かどうかは定かではありませんが、一番ゲインが高いのはMP-1で、次いでChannel、Classicと続きます。
真空管は変えられててもトーンはMP-1とChannelは似通ってるので、やはりClassicは浮いてる感が否めません。
MP-1&ChannelとClassicでの違いは低域と高域がClassicではかなり削られてる所にあります。
ゲインの低下やトーンの補正から見るとノイズ対策故の苦肉の策だと思われますが、MP-1の良さが大幅に削ぎ落とされてる様にも受け取れます。
このことを踏まえて、ChannelはオリジナルMP-1の正当な後継機種だと思います(MP-2もMP-1のノイズ対策verと聞いた事があるのでClassic系統なのかなと考えてます)
総評
80年代のHR/HMシーンを代表するプリアンプという事もあり、その時代を象徴するような分厚いミドル、ハイゲイン、効きの良いEQが目白押しの名機です!
MP-1-Channelはボードに組み込め、つまみなのでシビアなセッティングが出来、MP-1はMIDIコントロールでシステム化が出来るのとコーラスが付いてるというアドバンテージで差別化が出来ますね😃
既に全機種ディスコンなので、もしチャンスがあれば音の良さも含めて手に入れておいた方がいいです!
そんじょそこらのエフェクターやプリアンプでは敵わない上質な音を奏でてくれるかと思われます🤘🤘🤘