立て続けにマイニューしておりますGuitarstuffでございます😇
そして今回も例に漏れずブラウンサウンド/5150系のペダルを入手致しました(*^^*)
Wampler Pinnacle Standardです!
WamplerはかつてTriple Wreckを持っていたのですが、俺的には(;-ω-)ウーンな感じで売却してしまいました笑
なので正直Pinnacleも大丈夫なのか?!と半信半疑ではありましたが、やはりEVH系のAIABの筆頭として有名になったコレをレビューしない訳には行かず、久しぶりに店頭で買いました ✌️
Wampler自体に付いては省略し、Pinnacleについてフォーカスしていきます📸
Pinnacle
かつてブラウンサウンド系のAIABと言えばCmatmods Brownieが一世を風靡し、王者的な立ち位置でした。
Sansampとかでもそのセッティング例はありましたが、どちらが近いか?と言われればBrownieに軍配が上がったかと思われます(Sansamp特有のライン臭さもあるしね🤣)
そのBrownieの立ち位置を揺るがせ、その権威を獲得したのが、このPinnacleのイメージですね👑
その当時はAmptweaker Tight RockやAMT P2などもリリースされており、ブラウンサウンド/5150系AIABの激戦区でもありました。
ただ、Tight RockやAMT P2に関しては「5150」であり、Pinnacleは「ブラウンサウンド」と棲み分けが出来ており、また統計はブラウンサウンド系の方が取られており、そう言った意味では無双状態でしたね😉
その後320design Brown FeatherやMad Professor 1、MXR 5150 OD、Friedman BE-OD、Carl Martin Panama、Verocity (五一五丸-B2、FRD-B2、Eruption)、D-Sound VH-510などがリリースされ、Pinnacleもその地位を奪われていった感があります。
ただ、公式サイト
によると、長年Eddie Van Halenのギターテックを勤めたZeke Clarkという人物が、
「今まで大量のペダルを弾いてきたけど、これは正しく"ブラウンサウンド"だ。今まで弾いたどのペダルよりも素晴らしい」
と褒めちぎってるぐらいなので、公式のお墨付きでもあります🤘✨
Pinnacleは3種類あり、俺が手に入れたStandardの他、コントロールが増えたDeluxe、同社のKlon CentaurのクローンであるTumnusと2 in 1にしたGearboxがあります。
但しそれぞれで音が違うらしく、皆が口を揃えて言うのはStandardが最もブラウンサウンドと呼ばれるサウンドに近しいという事です。
俺も数々の動画をYouTubeで漁りまくりましたが、やはりStandardが群を抜いて近いと感じ、それを選びました🙃
インターフェース
Volume、Tone、Mid Contour、Gainの4つのつまみと、Modern/Vintage、Gain Boostの2つのトグルスイッチで構成されてます。
MXR位のサイズなので、結構ギチギチに詰めた感はありますね笑
電源は9-18Vのアダプターか、006P電池に対応してます。
但し18VにするとTriple Wreck同様滅茶苦茶変な音になるので(Rockman Guitar Aceみたいにアタック時の音が無く、ふわっと急に音が大きくなる現象)、Wamplerの製品はほぼ9Vで動作させるものと考えた方が良いでしょう。
トーン
まずToneから見ていくと、一般的なエフェクター同様高域の調整です。
抜けを良くしたいとか、バッキングで高域を抑えたいとかで適宜調整する感じで、どちらに振り切っても破綻すること無く使いやすいです👍
Mid Contourはミドルレンジの調整で、左に回すと500Hz辺りの中域が増加し、逆に右に回すとカットされていきます。
Van Halenのアルバムでも期によってギターサウンドが微妙に異なり、それらの調整をギターサウンドにおけるコアな部分、中域と高域で微調整して合わせていく感じですね。
Gainは0にすると音が無くなる仕様で、動画では最初ModernモードでGain Boost ONになってますが、9時から既にディストーションになります。
Gain BoostオンでGainつまみが1時辺りを過ぎると歪が潰れファジーになり、Wampler特有のへナったコンプ感が出てくるので、12~1時位で使うのが良いのかなと思いました。
Vintage/Modernスイッチは、Vintageだと高域と歪量が抑えられて古いMarshall Plexiっぽいサウンドになり、Modernにすると皆が想像するようなハイゲインのブラウンサウンドっぽくなります。
これも例えば「クランチとコーラスサウンドでアルペジオ」とかやりたい場合にVintageモードにし、Gain Boostをオフにし、Gainつまみをやや絞り気味にして運用したり出来ます😉
Gain Boostはオンオフでかなり歪量が変わり、クランチやオーバードライブとハイゲインディストーションで棲み分けが出来てます。
ただ、Gain Boostをオフにし、Gainつまみを9時くらいまで下げるとWampler特有のヘナヘナ感が出てくるので、ある程度Gainつまみは上げ目にした方がいいかもしれません笑
またパラメータとしてピンポイントでは弄れませんが低域も結構癖があり、これもTriple Wreckのゴムボールが弾んでる様な変な飽和感があります。
Toneを上げるとある程度誤魔化せますが、他のブラウンサウンド/5150系AIABと比べるとやや浮き彫りになりがちですね😅
比べてみた
同じIRでPeavey 5150とPinnacleを比べてみたのですが、滅茶苦茶似てます!笑
実際弾くと弾き心地に違いは出てきますが、レコーディングした音だと違いが分からないと思います👍✨
(因みにPinnacleはLe Cleanクリーンプリアンプを介してるので、5150には繋いでません)
トーンに関してはAMT P2やAmptweaker Big Rock Pro II、D-Sound VH-510よりも正確にエミュレート出来てますね🧐🧐🧐
総評
新規ブラウンサウンド/5150系ペダルによって埋もれてしまった感はありますが、そのエミュレーションの精度は極めて高く、低域の癖やGainを上げ過ぎて潰れる歪さえ制御出来れば、(録音した限りでは)恐らく一番似てるのかなと思います。
Triple Wreckは個人的に微妙でしたが笑、コレはヤヴァイエミュレータです!🤩