ブラウンサウンド系ペダル集め!(笑
という事で買いました✌️(*^^*)
Mad Professor 1(One)です!
Mad Professorはご存知の通りBjorn Juhl氏(BJFE)が回路をデザインした製品で、今回の1もそのうちの一つとなります。
Mad ProfessorはBJFE同様、ディストーションと呼ばれるペダルは少数で、しかも明確にブラウンサウンド系と名乗ってるのは非常に珍しいです🧐
Mad ProfessorにはHand Wired版とFactory版の2種類あり、両方でラインナップされてるものもありますが、1はFactory版のみとなります。
インターフェース
Levelは他のペダルと同様ですが、トーン調整はPresence、ゲイン調整はBrownとなっており、ブラウンサウンドや5150を意識したネーミングとなってます🤣
またこの手のペダルとして珍しくリバーブが内蔵されており、よりEVHのサウンドを再現しやすくなってます。
リバーブは表のつまみでエフェクトレベル、内部トリマーでディケイタイム(残響音が無くなるまでの時間)、音色の明るさ、音色の温かみなどを調節出来ます。
電源は通常のエフェクター同様9Vアダプターで動作します。
トーン
まず全体的にBJFE感がバリ出てます🤘✨
というのは独特な硬いコンプ感があり、これがチューブらしからぬ音、ソリッドステートと比べても膜が張ったような音ではなく音が前に出てややエッジが丸まってる感じで、例えようが無いのですがチューブとソリッドの中間みたいな音がします。
FETのディスクリート回路ともちょっと違う独特な音色ですね🤔
その上で歪はきめ細かく適度なエッジ感があり、聴いた瞬間にブラウンサウンドと分かるような音です🤘✨
それでいてずっと聴いてると、本家のブラウンサウンドよりやや硬さが目立って来るという感じです😅
よくBJFEやその関連製品の音は「特定機種をエミュレートしたペダルは北欧の雰囲気がある」と比喩されますが、それがこの独特なトーンなのかなと推測してます。
とにかく弾いてて楽しいですし、硬い音なのに疲れないです😊
Brown(歪量)は増減量が狭く、0でもMAXでも同じような感じです。
恐らくCDなどで聴ける歪量を狙ったのかと思われ、敢えて振り幅を小さくしたのかな、と考えてます🧐
Presenceは超高域の調整で、確かに効きは良好です。
左に振り切ればモコモコになり、右ではザクザクとしたエッジが得られます。
デフォルトの12時で恐らく当初狙ったブラウンサウンドのトーンに調整されているので、曲作りや使用環境に応じて微調整〜大幅な調整をする感じですね。
Reverb
この機種の最大の特徴が、上述したリバーブ機能です。
往年のVan Halenでは大体リバーブの掛かったサウンドが多数あり、そのリバーブまで再現しようと内蔵されてます。
リバーブは80年代のスタジオクオリティのものを再現したらしく、確かに上質なリバーブという感じです(宣伝文句に踊らされたか?w)
ウォームで奥行感が出て、掛けた方が臨場感があって良いです👍✨
但し、筐体の小ささで仕方ないのかもしれませんが、リバーブの各種設定が内部トリマーなのが不便です😅
(Sweet Honey Overdrive Deluxeみたいに無理矢理表面につまみを付けられなかったのかな?)
総評
BJFE(北欧)感の出てるブラウンサウンドという感じで非常に気持ちの良いディストーションでした🤤
個人的にはBrownieやMR.EDよりはブラウンサウンドの再現率が高く、AMT P2や5150 Overdrive、BE-ODと比べると、
「どういう解釈でブラウンサウンドと見るか?」
で各々の判断が分かれるという位個性が際立ってますね🧐
アンプエミュレータ(シミュレータ)ではなく、Bjorn Juhl独自の解釈による「エフェクター」という感じなので、芯があり、チューブのような丸く加工されたエッジ感はほぼ無いですが、その加工されてないソリッドなエッジはまたブラウンサウンドぽさを別の観点から醸し出してるという感じで唸らされました😃
2021年9月現在ではディスコンですが、もし見つけたら試奏をオススメしたいディストーションです!