個人的なブラウンサウンドブームで買い戻しました(笑
Cmatmods Brownieです🤘✨
4年以上前の記事はこちらです。
今回は売った後のブランクも兼ねてレビューしたいと思います。
インターフェース
Level、Tone、GainとTS系に見られるシンプルな系統です。
電源は9-18Vまでをサポートしてますが、9Vで駆動してもvariac効果でハイゲインになるとかは無く、18Vで駆動するのがいいかなと思いました。
トーン
まずLevel以外の全てのつまみを12時にした場合、相当ゲインが低いです。
4年前の記事でも書きましたが、やはりオーバードライブの範疇に留まってます。
Toneを下げるとパッシブのローパスフィルタなので下げれば高域が減少してモコモコになり、MAXにすれば理論上はフラットなのですがキンキン具合が強いので、個人的には1~3時の間が好きでした😃
Gainは0にすると音が出なくなり、MAX付近で漸くハイゲインディストーションと呼べるようなサウンドが顔を出してきます。
MAXから少しずつ下げ、ゲイン量と音の分離感をバランス良く調整して音作りするのがいいかも知れません(昔は同梱のオペアンプを交換するとハイゲインにも出来た)
歪の性質はやはり話題となっただけあり、チューブアンプをナチュラルに歪ませたような丸く柔らかい印象です。
しかしブラウンサウンドはMarshallの延長のようなきめ細かくジュワッとした歪が特徴的で、Brownieにはそれがあまり感じられないので、普通のAIAB系ディストーションというイメージですね。
18V vs 9V
昔の記事では18Vを強く推奨してましたが、今の感想はどうか?
答えは同じく「18Vで駆動する事を推奨」でした(笑
何となくBogner Ecstasyペダルシリーズのvariacと同じような効果に感じる部分もありますが、やはり音圧や音量が下がり、レンジが狭くなる印象が強く、また低電圧によるコンプレッションやゲインの増加は特に感じませんでした。
強いて言えば、低電圧の方が音がやや纏まってる感じがあるような気もします🤔
比べてみた
初代ブラウンサウンド系AIAB vs 2021年現在の定番ブラウンサウンド系AIABの怒涛の対決!( ∩'-' )=͟͟͞͞⊃シュッ
感想としては、やはりBE-ODの方が圧倒的にハイゲイン、きめ細かくジューシーで滑らかな歪、スムーズなサスティン、抜けの良さ、レンジの広さがあります。
Brownieも一般的なAIABとして優れてはいますが、ブラウンサウンドとなるとBE-ODの方が再現度が高いです😅
昔はブラウンサウンド系ペダルを総ナメにしたBrownieですが、やはりその手のスペシャリストであるDave Friedman氏が携わると歴然とした差が出た印象ですね。
総評
やはり昔と殆ど変わらない感想でした(笑
Brownieがリリースされた当時は他にここまでクオリティの高いAIAB系ペダルが無く、またゲインをMAXまで上げればそれなりにスムーズで丸っこく、かつザラっとした歪が得られたので、ブラウンサウンド系としてみても一番近かったのかなと考えてます。
その後Wampler PinnacleやAmptweaker Tight Rockがハイクオリティでブラウンサウンドを再現出来るペダルとしてその座を奪い、EVH本人監修のMXR 5150 Overdrive、ブラウンサウンドのスペシャリストであり、そのサウンドを事細かに再現したアンプを次々とリリースしたDave Friedman氏の手掛けたBE-ODなどが次々とリリースされ、過去の遺物となった感があります😭
逆にAIAB系全体として見れば、値段の割に音質は今でもクオリティが高いので、ローゲインからハイゲインまでナチュラルにこなせ、チューブの生々しさがどことなく感じられるペダルが欲しければ、選択肢としてオススメです!👍✨