Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20210918 AMT P2

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昨今個人的なブラウンサウンド/5150ブームに浸っております(笑

という訳で、買ったものをどんどんレビューしていきたいと思います!🤘✨

今回はAMT P2です!

AMTやLegend Ampシリーズについては

www.guitarstuff.jp

で詳細に書きましたので省略しますが、今回のはPeavey 5150のエミュレータとなってます。

 

インターフェース

前回のB2と全く同じく、High、Mid、Bassの3バンドEQにオーバードライブ用VolのOD.Level、プリアンプやラインドライバーで作動するクリーンCh用VolのCL.Level、そしてOD.Gainの6つのつまみで構成されてます。

白いボタンを押下するとクリーンサウンドが適用されるのも同じです。

電源も9-12Vで駆動し、アウトプットはギターアンプのインプットに繋ぐOut Drive、パワーアンプやギターアンプのリターンに繋ぐOut Preamp、ミキサーやDAW、MTRに直で突っ込むOut Cab.Simの3つがあります。

ギターアンプに挿しながら同時にミキサーにも送れる優しい設計は、Legend Ampシリーズの醍醐味と言えるでしょう(強いて言えばCab.Simの方はXLRの方が良かったのかもしれません)

 

トーン

 

Out Drive

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まずはJC-40のインプットに繋いで鳴らしてみました。

やはりB2同様かなりクオリティが高く、AMTの安定したチューブライクなサウンドが出てきます🤘✨

しかし個人的な感想にはなりますが、何となくB2と同じようなフィルターが掛かってるような気もしますね🤔

"1"と違って"2"は基盤が統一されたとか聞いた事があるので、恐らくチューブエミュレーションの部分の構造が似てるのかもしれません。

 

Out Preamp

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今度はJC-40のリターンに繋いで鳴らしてみました。

インプットよりも音が前に出て、より明瞭さと迫力が増した感じですが、そこまで大差は無いので、ギターアンプのインプットでもパワーアンプ直でも行けますね🤘✨

EQに関しては、まずTrebleは下げれば篭もりますが、MAXまで上げてもそこまで耳に痛い高域が出る感じでも無く、良い感じに音が明るく刺激的になります(恐らく3kHz辺りか?)

Midは凡そ500Hz辺りを司り、下げるとMarshall風なドンシャリ、上げるとややボコっとしたミドルが持ち上がります。

これに関しても絶妙な±dBで可変する感じで、どちらに振りきっても破綻せず、ギターサウンドにおいて重要なミドルレンジが調整しやすくなってます👍✨

Bassは可変値がやや狭いですがこれまた使いやすい帯域で、下げると低域がタイトになってハイミッドが強調され、上げるといい塩梅で膨らみます。元のアンプのResonanceのように重低音は出せませんが、バランスの良い低音調整という感じですね。

OD.Gainは0にすると音がミュートされ、9時くらいからハイゲインになり、それ以降は微々たる変化という感じです。

但しMAXにしても歪が潰れず、分離感を維持したままゲインが上がるという印象でした。

 

Out Cab Sim

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最後はキャビシミュ機能を活かして、モニタースピーカーのYAMAHA MSP3で鳴らしてみました。

参考までにB2(Bogner Triple Giantエミュレータ)も全く同じ設定で鳴らしてます。

AMTのキャビシミュ機能はかなり優れており、モニタースピーカー直でもアンプらしいサウンドを奏でます👍✨

なのでそのままMTRやオーディオI/F、ミキサーなどに突っ込んで録音とか行けますね😃👍

B2と比較した場合、P2の方がゲインが高くB2の方が音量が大きい、P2の方がハイミッドにピークがあって抜けの良いサウンドという印象でした。

 

総評

やはりAMT LAシリーズの例に漏れずかなりクオリティの高いサウンドを奏でてくれました🤘😃🤘✨

実機と比べてみないと分からない部分もありますが、少なくともギターアンプのインプットに繋いでディストーションエフェクターとしても、パワーアンプに繋いでプリアンプとしても、オーディオI/Fに直で繋いでラインドライバーとしても気持ちの良いサウンドが出せるので、値段も比較的手頃ですし、このシリーズは万人にオススメ出来るペダルです!😉

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