お金をセーブしようと考えてたつもりが、気付いたら手元にあったコレ(笑
MXR ten band graphic equalizerです!
このEQに関しては昔現行品を持ってて(どうやら記事にするのを忘れてる模様w)、それのオリジナルverです😆🤘✨
オリジナルのコレは1978年に製造されたらしく、手に入れた時はレリック加工が施され(笑)、中のスポンジが劣化して交換されてました(あのスポンジ、よく他の電子機器とかにも入ってて、ボロボロになってて放置しとくとヤバいだろっていつも思う🤔)
現行品との違いについて
以前書いた6バンドEQの記事
と大体似たような傾向で現行品と違いがありますね。
まずフットスイッチがありません(笑
もう掛けっぱなしにする前提でプレーヤーに選択肢は無いです(笑
もしオフにしたい場合、ループスイッチャー等で制御する必要があります。
次に「Gain」と「Vol」がありません。
なので入力ゲインを稼いだり、出力時に全体的な音量バランスを整えるという事が出来ません。
なので極端な設定をした場合、他の箇所で音量調整する必要が出てきます。
バンド数や扱ってる帯域、ブースト/カット量は同じ±12dBとなってます。
(QやEQカーブなどは不明)
またスライダーが、現行品はLED搭載で赤や青に光りますが、こちらは6バンドと同じく白のプラ製?で光りません。
暗いライブステージ等では視認性に欠けますが、動かさない前提で作られてるみたいなのであまり影響は無いのかもしれません(笑
Outputはヴィンテージが1つ、現行品は2つになってます(ついこの前までは現行型もOutputは1つでした)
これに関しては出力先が2つ選べるという位で、俺は1つでもいいかなと思ってます。
アンプをステレオ出力する際には便利かなという感じですね。
また入出力のジャックが、現行品では一般的な筐体上側に付いてますが、こちらのヴィンテージ品は何故か下側についてます。
もしボードに組み込む場合、かなり煩雑するかも知れませんね(笑
電源はコードが直接伸びてて、105-120Vの電源で駆動します。
昨今のはDC18Vのアダプターで動かせるので、可搬性は昨今の方がやや有利かと思われます。
ヴィンテージ品ならではの特徴
やはり「浪漫」に尽きますね(笑
スタイリッシュな現行品とは違い、時代を感じさせるような塗装やデザイン等が深い味を出してるように思えます🤤
フットスイッチが無いのは結構手痛いですが、それもまた良きかなという感じです😉
6バンドEQとデザインが統一されてるのも良いですね(青のフロントパネルに白のバインディングや文字。。。はっ!😳)
また6バンドEQ同様、今では入手困難なヴィンテージパーツが山ほど入っており、それによるQやEQカーブの違い、微妙なトーンの違いなどもあるかもしれません🤔
Rockman Instrument Guitar Equalizerとの違い
この10バンドEQの派生がRockmanのEQのようで、31.2Hzを無くした代わりに、700Hz、1.4kHz、2.8kHzを組み込み、更にマスターVolを付けたのがRockmanの方となってます(Drive Hotボタンは忘れて下さい)
ミドル〜ハイミッドとギターサウンドで美味しい帯域を細かく弄れるので本家よりも便利になってます。
またバイパスも(バッファードだけど)ラッチ信号で行えます。
ボードに組み込むならMXRの方が良いかもですが、あらゆる点でRockmanの方が上位互換かと思われます(但し2020年11月現在では6〜8万での取引が盛んなので、コスパとしてはMXRの方が断然良いw)
ベース用として
発売当時はギターよりも寧ろベース用として定番のEQだったみたいです。
(確かに31.2Hzや16kHzはどちらかと言うとベース向け)
BOSS GE-7BというEQが昔ありましたが、そちらはこのMXRから31.2Hz、8kHz、16kHzを取り除いて、可変幅が±15dBとなってるのが特徴で、ほぼ同じような性能ですね🤔
(因みに昨今のGEB-7は50Hz、120Hz、400Hz、500Hz
800Hz、4.5kHz、10kHzと、500Hz以外は殆ど被らない仕様になってます。。。これもギターにかなり美味しい帯域を扱ってるようなw)
総評
現在は使いやすくアップグレードされてますが、こちらはこちらで雰囲気がバリバリ出てて気に入ってます🤘✨
ヴィンテージのこちらでなくとも、もし音作りにアクセントが欲しかったり、どこか補正したいな、という時には便利なEQ、ギター用ベース用どちらも美味しい帯域を持ってて使いまわせるので非常にオススメです!👍✨
(寧ろフットスイッチが付いてたり、18VDCで電源供給出来る現行品の方が便利w)