Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20200914 Carl Martin Plexitone

f:id:acidmb:20200914070801j:image

my new gear...に終わり?んなもんねーよ!😁👊💥💥💥

 

という訳で(笑)、Takman、AMT B2に引き続き購入したCarl Martin Plexitoneです!🤘✨

元々人気のMarshall系ペダル欲しいなぁと考えてまして、デジマートのこの動画

youtu.be

に影響されて買いました👍

(他にもJHS Angry CharlieとかFlying Teapot 59PreampとかWampler Pinnacleとか320design Brown Featherとか気になってますが、今回はコレにしましたw)

 

Carl Martin

Carl Martinはデンマークのペダルビルダーで、1990年にESRという、プロフェッショナル向けのPA機器レンタルサービスの会社を立ち上げたのが始まりでした。

しかし直ぐにカスタムメイドのオーディオ機器の製造業へと舵を切ります。

93年に初のディストーション、Hot Drive'n Boostをリリースし、瞬く間にプロのミュージシャンの間に広まり、大ヒットしました。

それから次々と製品をリリースし、今日までに44種もの製品のラインナップがあるそうです😳

当初はポイントトゥポイントによるハンドメイドで製作しており、所謂ブティック系ペダルで少数生産、日本だとどれも高価な製品ばかりでしたが、後に大量生産に切り替わり、価格もぐっと抑えられるようになり身近な値段になると同時に、当初はエフェクターから電源プラグが直接伸びてた仕様を、BOSS PSA-100等の汎用アダプターでも駆動出来るようになりました(AC/DC仕様をDC/DCにし、9V→12Vに昇圧してるそうです)

 

インターフェース

左からクリーンブーストのBoost、Level、Tone、High Gain、Crunchの5つのつまみと、Boost SW、High GainとCrunchを切り替えるSelect SW、オンオフをするDrive SWで構成されてます。

CrunchとHigh Gainの2ch式のペダルで、歪量のみ個別に設定できます。

 

サウンド

youtu.be

Marshall Plexi系ですね(笑

非常に整ったチューブライクなニュアンスで、癖が無く扱いやすい印象です。

洗練されててイナたさが物足りないかな?という印象も受けましたが、「癖が少なく汎用性が高い」Plexi系のペダルとしてはかなり使いやすいです🤘✨

CrunchモードとHigh Gainモードはそこまで歪量に大差は無く、バッキング向けの絶妙な歪に調整してピッキングの強弱を重視したいか(Crunch)、コンプレッションが程よく効いてサスティンが長いリード向けのサウンドを求めるか(High Gain)で使い分けをする感じですね。

歪みの質はMarshall譲りの荒々しいものではありますが、前述の通り洗練されてる部分もあり、低音もスッキリとし、高音もTone 12時でそこまでキンキンにならず、チューブアンプのような柔らかさや奥行感などがあります。

Crunch、High Gainつまみは0でほぼクリーン、9時くらいでクランチ、12時でディストーション、それ以降はほんのりとゲインブーストされていく印象です。

9〜11時くらいで歪量が大きく変わるので、クランチサウンドなどを作る際はその辺での調整がやりやすいです😊👍

12時以降のディストーションはハイゲインではありませんが、その分解像度が高く音が潰れません。

ニュアンスが比較的出やすいので、チューブアンプのようなセンシティブなニュアンスのMarshall SLPサウンドが欲しければ選択肢に入るかと思われます。

Toneつまみは筐体のデザインを見る限りアクティブ/パッシブタイプのEQで、主に高域(凡そ4kHz帯)の増減となります。

ここの調整でかなり音の傾向が変わるので、音作りに積極的になる代わりに、Suhr Riot等のような「最終的な音場調整」には使えないですね🤔

 

次にJC-40のリターンに挿して鳴らしてみました。

youtu.be

ぶっちゃけインプットに挿した時と殆ど大差無いです😳

やや奥行感が強調されるぐらいでしょうか。

普通のディストーションとかだと大体モッコモコの使えない音になるんですが(笑)、Plexitoneはそんなのとは無縁の己のサウンドを貫いてます😡👍✨

なので2ch式も兼ねてエフェクターとしてもプリアンプとしても使えるので、Marshall SLPのサウンドをどんな環境でも出せる稀有な武器と成りうるでしょう(キャビシミュは無いのでミキサー直とかは別)

 

おまけ:Two-Rockで鳴らしてみた。

youtu.be

JC-40と比較して、Two-Rockの方が粘りが出て益々Marshallサウンドという感じです😊🤘

JC-40とそんなに大差無いのですが、ブリブリ感とチューブ特有のフィルター感が欲しければチューブアンプの方が合ってますね😆🤘

因みにこちらもリターンで鳴らしましたが、やはり大差無いのでプリアンプとしても使えます。

 

総評

Marshall SLP系のエフェクター/プリアンプとしては非常に優秀なペダルかと思われます。

SLP系AIABは、それはそれは恐ろしい程沢山のメーカーやビルダーが挙ってリリースしてますが、その中でも軽く周りを蹴散らせる程の威力はあります🚀💥

(ただ、俺自身SLP系AIABをそんなに持ってないので、少なくともTech21 Hot Rod PlexiやFlyrig 5よりはかなり好印象w)

Bogner La Grangeとも比べますが、あれも癖が相当強い印象なので、初見ではPlexitoneの方が使いやすいと思いました(但しその癖が本来のSLPを再現してたら、La Grangeの方がよりリアルなのかも知れません🤔)

サウンドハウス  

DJI