Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20200418 YAMAHA FX-550

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最近新規購入が滞ってる毎日でしたが、ふらっとハードオフに寄ったら燦然と輝くコイツを見つけてお持ち帰りしました(笑

(ちなOD-FIVE eXplosionは半年前に購入して、最近サードロットが来たという感じです)

 

YAMAHA FX-550です!🤘😆🤘✨

ハーフラック型のマルチエフェクターで、前作のFX-500は89年に発売され、こちらはアップグレード版として92年に発売されました。

空間系が特に好評で、有名ミュージシャンが挙って利用したとかなんとか🤔

また当時では非常に珍しい「デジタルディストーション」が搭載されてるのも特徴で、これ一台で音作りの全てを賄えます(当時のマルチと言えば空間系が詰まった物が殆どで、歪が搭載されてる物はアナログ回路を別途積んでたとか)

 

全てを書くと記事が取扱説明書になるので、今回はさらっと説明します(笑

 

インターフェース

 

まずはフロントパネルから書いていきます✍

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まず左上のInputは所謂Input Gainで、ここを弄ると入力ゲイン(歪量)を調整するという感じです。

PUの出力に合わせて適正な位置があるようで、過剰入力になると隣の「PEAK」LEDが弦を弾く度に光ります。

 

右側上のCompはコンプレッサーかリミッターどちらかを選べ、コンプならサスティンやアタック、レベルなど、リミッターならスレッショルドなどを調整出来ます。

感覚としてはそこまでエグい掛け方は出来ない感じですね🤔

 

Distはアンプの前に置くドライブペダルという感じで、DS1、DS2の2種のディストーションと、OD1、OD2の2種のオーバードライブ、CLNが1種入ってます。

DS1はドンシャリ型で1番歪みリフ用、DS2はミドルが豊富なソロ向けなディストーションという感じで、OD1と2もそんな関係です。

クリーンエフェクターはODモードよりも少ない歪のローゲインクランチエフェクターという感じですかね🤔

全体的には弾いた感じだと、確かに音が硬いという印象はありますが、トーンはまずまずという感じで、レイテンシーが遅いなど特段使い辛いわけでもなく、一応ギターのピッキングニュアンスやVolを絞る事によるゲイン調整は出来るので悪くは無いですね😊👍✨

但し、

「クリーンアンプの前にドライブエフェクターを置いて歪ませる」

というシミュなので、アンプだけにするとクリーンになります。

 

EQはパラメトリック方式でQは固定、周波数とその帯域の増減が出来ます。

Low、Mid、Highの3箇所で弄れるので、例えば「Rockman」ぽい音なら、

Low=500〜700Hzをやや↑(*゚∀゚*)↑

Mid=2kHzを多目に🔨凹

High=4kHzをガッツリ⤴⤴⤴❣❗❕

みたいな感じで遊べます(笑

別途マスターEQもあるので、極端に弄って音が小さくなったり、逆にでかくなっても最終調整が出来るのもGood👍✨

 

Modはモジュレーションで

コーラス

フランジャー

シンフォニック

オートパン

トレモロ

ロータリースピーカー

テンポモジュレーション

ピッチシフター2種

ステレオモジュレーションディレイ

など10種類があり、この各モジュレーションがプロミュージシャンを唸らせるクオリティを誇って現場で多用されるきっかけになったそうです😳

で、改めてモジュレーションが何故高評価と言うと、憶測ですが細かく調整出来るのがキモかなと思います。

大体の内蔵エフェクトにはコンパクトと同じようにRateとDepth、Mix(Effect Level)がありますが、大概のエフェクターでは値が固定でスポイルされがちなDelay Timeが割り当てられており、これを弄ることによってよりドライだったり、逆に立体的なサウンドを得る事が容易になってます。

後は音の劣化が無い、音を破綻させずに強目に掛けられるのも良いですね😊

ハイパスorローパスフィルタも付いており(どちらかを選ぶ方式)、ハイカットしてアナログ的な温かみを狙ったりも出来ます。

特徴的なものを挙げるとすると、まずシンフォニックはコーラスの延長という感じのエフェクトで、エフェクト音がピッキング時だけ音量が下がり、すぐふわっと通常に戻る、ヴァイオリンみたいな効果です🤔

テンポモジュレーションはコーラス+トレモロの延長で、具体的なテンポを決めてそのテンポに合わせて揺らす感じです。

ステレオモジュレーションディレイはフランジャー+ディレイという感じですかね🤔

個人的にはピッチシフターの設定によるデチューン効果が、初期BOSTONのダブラーに似通ってて好きです😍

 

リバーブはディレイとリバーブの設定で、特にモデリングとかでは無い通常のデジタルエフェクトとなってます。

ディレイタイム、フィードバック、エフェクトレベルなどを調整可能です。

ディレイとリバーブはシリアル、パラレル、どちらか片方のみ、TDL(Time Tempo Delay)から選べ、ディレイ音をくっきりさせて後から残響ならシリアル、ディレイ音をぼやけさせて幻想的にしたいならパラレルなど、こちらも自由度が高いです👍✨

 

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リアパネル。

MIDIで操作出来たり、チューナーアウトがあったりと、痒い所に手が届きます😊✌️

アウトプットはステレオ仕様で、モノラルでも充分高品質なエフェクトを出せるんですが、意図としてはステレオ出力激推奨ぽいので(特にオートパンとかピッチシフターなんかはステレオ前提)、同じアンプを2台買うか、(俺みたいに)JC-40かJC-22を買いましょう😁🤘✨

ROLAND JC-40 ギターアンプ

ROLAND JC-40 ギターアンプ

  • メディア: エレクトロニクス
 

 

ヘッドホンアウトは。。。オマケですね(笑

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BOSS AUDIO PLAYER with GUITAR EFFECTS eBand JS-10

BOSS AUDIO PLAYER with GUITAR EFFECTS eBand JS-10

  • メディア: エレクトロニクス
 

試しにJS-10と比べてみたんですが、やはりデジタル臭いザラザラでニュアンスが出ないという面が浮き彫りになりました😅

生かすなら普通にアンプ(ギターorベース用)に繋ぐのがいいですね🤔

 

総評

デジタルマルチの黎明期に造られたものとしては比較的良さげで肩透かしを食らった印象でした(笑

モジュレーションのマルチはこの頃にT.C. ElectronicやZOOM、Roland(BOSS)なども大量に出しており、激戦区で品質が高くなるのは分かりますが、デジタルディストーションも(ヘッドホンでなければw)中々なサウンドだったので驚きました(個人的にはペラペラでザラザラな、🤮みたいな音を期待してたwwwww)

プロユースなパッチもあるので実践向きでもありますね👍✨

 

今後(気が向いたらw)各種パッチについて書きたいと思います😁👍✨

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