Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20191111 T.C. Electronic TC1140 Parametric Equalizer/Preampfier

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前回BJFE Model Dという(超高額な😱💸💸💸)ペダルを買った直後ですが、またまたmy new gearしてしまいました🤘✨🎛

 

TC1140です。

以前からラック型のイコライザーをちょい足ししたいなと思って、ハードオフのPAコーナーをちょくちょく眺めては、

「これ果たしていいのかな。。。?」

と毎回唸ってました(笑

本音を話せばRockmanのEQが欲しいんですが、滅多に出回らないのと、このTC1140に関しては某有名アーティストやRockman研究家が使っていらっしゃって、何気に欲しいなと思ってたのでチャンスが出来たから購入しました(笑

 

インターフェース

非常にシンプルで分かりやすいものとなっており、左からInput Gain(入力ゲイン)、Output(マスターVol)、EQ Match(EQのマスターVol)、Bypass SW、4箇所のパライコセクションとなってます。

 

バイパスは下に倒すとスイッチが押し戻される式のもので、バイパスモードで筐体左上のランプがやや暗くなり、エフェクトオンで通常の光量に戻るといった感じで識別出来ますが、やや分かりづらいです(笑

またバイパスはバッファード式になっており、気持ち音に艶の出るものとなってます。

T.C Electronicの過去の製品に関してはバッファが一律優れてるという評判があり、トゥルーバイパスや下手なバッファ噛ますならコレという意見もあります。

 

またリアパネルではMIDIペダルが接続出来るようになっており、MIDI管理も可能となってます。

 

パライコセクションは4箇所あり、

Center:ブーストorカットする帯域。単位はHz。

Bandwidth:Centerで決めた帯域を中心とした可変範囲の広さを決定する箇所。単位はoct。

Function:ブーストorカットの量を変更する箇所。単位はdB。

となってます。

 

まずCenterはセクションによって値が変わり、

Center 1:20Hz〜2kHz

Center 2:50Hz〜5kHz

Center 3:100Hz〜10kHz

Center 4:200Hz〜20kHz

の範囲でリニアに可変出来ます。

因みに実機は低周波数が「0.02kHz」みたいに小数点表記なんですが、グライコに慣れてるとこっちの方が俺的に分かりやすいのでHzとkHzを使い分けてます(笑

こうなると大体のセクションでの弄り方は分かりやすく、またどのセクションもベース、ミドル、ハイミッドとギターサウンドの美味しい部分を網羅してるので、そこを集中させて可変させるもよし、20Hzから20kHzまでというワイドレンジを活かして大雑把に設定してダイナミックなサウンドを追求するという使い方も出来ますね😎👍

 

次にBandwidthですが、0.1octから2octまで可変出来ます。

他のパライコも大体がこの値なので、可変範囲は共通なのかも知れませんね(適当

ここの値を広い範囲に設定して1kHz辺りをブーストして音を前に出したり、逆にとある値を極小範囲に収めてカットする事によりノッチング的な役割を果たしたり、広いミドルの範囲をカットしてドンシャリサウンドを出したりと、色々組み合わせを行えて面白いです😊

 

そのブーストorカットをするのがFunctionで、±20dBの範囲で推移します。

パライコだと普通の範囲ですが、グライコ基準にすればとんでもない可変範囲なので、アグレッシブに音を作り込む事も出来ます😎🤘

 

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早速組み込んでみました👍✨

繋ぎ方としては、

XPR→TC1140→Rockman GEQ→コーラス→エコー

という形にしてまして、低音と1kHz辺りをプッシュしてますが、かなり元気な音になりました🤘✨(これに関しては、動作確認の為に適当に弄った設定なので、今後ちゃんとしたセッティングをするつもりです(笑)

某氏によればハイを適度にカットし、ある箇所をピンポイントでノッチングされてるそうなので、今度試行錯誤でやるつもりです🤘✨

 

総評としては、可変範囲が違う4セクションを自由に弄れるというポテンシャルを持っており、±20dBという中々ダイナミックな可変幅も相俟って、憧れのアーティスト狙いでなくとも充分音作りが捗る機材かなと思いました🤘🤘🤘

その一方、イコライザーを繋いでもあまり値は変えませんよーという人は、セクションや機能が多過ぎに感じるかもしれませんね(笑

またラック式でセクションが多目なパライコも他社から複数販売されてるので、

・クオリティの高いバッファ

・憧れのアーティストが使った

という拘りが無ければ、コレに固執する必要も無いのかなとは思います(笑

ただ、音のクオリティは土台(バッファ)にかなり左右されるので、そういった意味ではパライコを買う際にコレを選ぶ事由にはなり得ると思います。

2019年11月現在では人気が再熱して暴騰気味ですが、俺は買って良かったです🤘🤘🤘

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