Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20191010 ARIA Distortion DT-5

f:id:acidmb:20191004220843j:image

またまたやってしまったMy😊New😆Gear🤪

ハードオフで適当にグルグル回ってたら見つけたディストーション、ARIA DT-5でございます😊

 

ARIAのディストーションはADT-1持ってるからいいや、って思ってたんですが、どうやら人気でメジャーなのはコイツらしく、両方揃えて利きペダルやるのも面白そうかなと思って買っちゃいました(笑

なぜ人気か?というと、某日本の有名バンドのギタリストが使ってた事であまりにも有名らしく、YAMAHAやGuyatoneなどのヴィンテージディストーションが安値で投げ売りされる中、コレだけは結構な値段で取引されてたりします。

(因みにTokaiのディストーションに関しては、別の有名女性ギタリストが使ってやや中古市場が上がっている)

 

インターフェースはDist、Level、ToneとTS系ですが並び方が独特です(笑

昨今のこの手のインターフェースは大体Level、Tone、Distでほぼ統一されてますが、当時は特許とか版権絡みの関係で変えてたのか、はたまた自社の個性を出す為なのかと勘ぐってしまいますね🧐

 

歪量はオーバードライブからハイゲインディストーションまでこなせます🤘✨

歪み方やトーンがGuv'norやブラウンサウンド系に酷似しており、ドライでドライブ感の抜群な使いやすいディストーションです🤘😡🤘

適度なコンプ感もあり、日本製ディストーションにしてはかなりアンプライクな部分があり、他社よりも頭一つ抜けてるクオリティかなと感じました(YAMAHAの時もそんなこと書いたので比べますwww)

 

Toneつまみは左に回し切るとローミッドが出てハイが無いモコモコした音になり、右に回していくと徐々に低音が無くなって劈くようなハイが出てくる方式で、右に回し切ると低音のない、かなりジャキジャキなサウンドになります。

とは言っても、そこまで鋭いエッジという感じでもなく、やや丸まったハイという感じですね🧐

どちらにせよ回し切るとあまり使える音という感じではないので、12時を軸にして微調整するやり方が良いのかなと思いました。

(俺個人的には10〜11時くらいが好きかな😊)

 

ARIA ADT-1

f:id:acidmb:20191004224940j:image

 

という事で、早速同社のディストーションと比べてみたいと思います🤘🤯🤘

因みにADT-1について調べたんですが、どうやら「ビッグフットシリーズ」という名目で、70年代末期から80年代初頭に生産されたものだそうです。

DT-5は恐らく80年代中盤から末期なので、DT-5の方が技術の進歩で上回ってるとは言えますね。

 

なので、結果としてはDT-5の圧勝です(笑

弦を弾いた時の音の纏まり感や分離感がやはりDT-5の方があり、コードをかき鳴らすとそれが顕著で、ADT-1よりも立体感が断然出てます😊

というよりADT-1が古いトランジスタアンプのディストーションモードみたくかなり音が散りやすく、低音のブーミーさがそれを物語ってますね(笑

その低音の量はADT-1の方がありますが、DT-5の方がミドル〜ハイミッドに旨味が凝縮しており(笑)、抜け感や音の厚みで大差を付けてる感じです。

歪量もDT-5の方があり、DT-5がDist 12時でADT-1のDistがMAXという感じです。

敢えて古くイナたいディストーションを求めるならADT-1がいいかもしれませんが、使いやすいのはDT-5と断言出来ますね🤘✨

 

YAMAHA DI-100

f:id:acidmb:20191004235752j:image

続いてはほぼ同じ年代に作られたDI-100との比較♪♪♪

 

まず歪量はDT-5の方が断然あります。

また高域のエッジ感もDT-5の方が有り、相対的にDI-100はキャビシミュが掛かったようなフィルターぽさが感じられました。

ピッキング時のアタックもDT-5の方がくっきりとしており、DI-100は古いディストーションという感じが否めません。

DI-100の方が柔らかいディストーションという感じで、刺激的な音と言うよりチューブアンプの太さやウォームさを再現してるのかなと思います。

とは言うものの、どうしてもDT-5の立体感、コンプ感、ドライブ感のインパクトが強く、ハードロックなどはDT-5の方が向いてますね😎🤘✨

DI-100の方がエモいミドルが出るので、80年代のJ-POP、アイドル歌謡なんかはこっちですね👯‍♀️

 

Marshall Guv'nor

f:id:acidmb:20191005012530j:image

他の日本製ディストーションが足元にも及ばなかったので(笑)、つよいディストーションを持ってきました🦁

(何となく似てるかな?という雰囲気もあったので丁度いいかもね✨)

 

歪量は大体同じですが、キャラの傾向がやや違うという感じで、俺はどっちも好みでした😍

Guv'norは音が兎に角前に出て、ニュアンスが出やすく弦のブルン感が伝わって非常に生々しく、DT-5は喩えるならOvaltone Q.O.Oのような立体感があり、スムーズに歪んでくれる優等生的な感じです。

EQはミドルがやや強めなGuv'nor、バランスよく計算され尽くしたのがDT-5という感じで、使いやすさはDT-5ですね🤘✨

Guv'norと比べて漸くどのくらいのクオリティかが分かった気がします(笑

 

MXR 5150 OD

f:id:acidmb:20191005075611j:image

MXR EVH5150 OVERDRIVE

MXR EVH5150 OVERDRIVE

サウンドハウス

 

rakuten:aikyoku-bargain-center:10053776:detail

久しぶりのご登場、5150 ODとの比較‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

まずゲインは5150の方がありますね🤘✨

5150の方が歪みの粒がきめ細かく滑らかなサウンドで、相対的にDT-5は音が固く感じます。

EQの傾向はほぼ一緒ですが、5150の方が全体的にワイドレンジでアンプ感があります。

なら5150はDT-5の互換になるか?と訊かれたら、5150はSAG感があって滑らか過ぎてアンプに近いので、エフェクターの音の固さが残るDT-5の再現は難しいのかなと思いますが、音質は上位互換と言ってもいいですね😆🤘✨

 

Friedman BE-OD

f:id:acidmb:20191006083347j:image

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

 

今度は俺的に5150 ODの上位互換のBE-ODでの比較😉🤘

 

結果、やはりBE-ODの方がきめ細かい歪で滑らか、DT-5も近い音は奏でるんですが歪が固く、大味な感じがしました。

5150 ODよりもDT-5に近い音が出せ、上の写真のようなセッティングで似た音になりましたが、それでもBE-ODの方が上品な歪という感じですね(笑

で、低音が削られて似てるので、勿論低音をガッツリあげれば迫力のあるサウンドになるし、Presence上げれば倍音が出て刺激的なサウンドになります。

音だけ似させたいのであれば、極端なセッティング(DT-5のToneつまみを右に回し切ったような音など)を求めない限り、BE-ODでも充分互換性はありますね👍✨

 

BOSS Power Stack ST-2

f:id:acidmb:20191006084455j:image

BOSS Power Stack ST-2

BOSS Power Stack ST-2

 

お次はCOSMパワーをふんだんに使ったST-2での比較✡。:*๛ก(・ω・ก)

 

以前BE-OD Deluxeと比較した時は「お、似てるな」と思ったんですが、DT-5と比較するとどうにも篭った印象で、低音は出て、ST-2独特のキャビネットの奥行感などは感じられるのですが、いまいち刺激が足りないですね😅

アンプのキャビネットの動作までシミュレートしてるのはST-2、あくまでエフェクターの鳴りとして留まってるのがDT-5という印象でした。

 

Bogner Ecstasy Red Mini

f:id:acidmb:20191006093904j:image

Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

 

ラストはBognerのブラウンサウンド寄りになったEcstasy Red Miniでの比較(ง🔥Д🔥)ง

 

Red Miniの内部トリマーは1kHzで、上の写真のような設定で似たような音にはなりましたが、やはり細かな違いはありました。

Red Miniの方がやはりSAG感が強く、きめ細かい歪で滑らかです。

またミドルレンジが凝縮し、特有のミドルによるバイト感が生々しく、相対的にDT-5はやや無機質な印象です。

BE-ODの時もそうだったんですが、昔のMarshallアンプ系、ブラウンサウンド系のペダルと今のを比べると、アンプ然とした低音が物凄い出ており、それが篭るなど破綻もしてないので、やはり技術の進歩というものを感じました(笑

 

総評

流石に昨今のペダルと比べると古さは感じられますが、同年代のペダルにおいてはハイクオリティなペダルです!

(やはり有名ギタリストが使って人気になっただけの事はある(゚ー゚)(。_。)ウンウン)

特に同じ傾向のGuv'norと比べた時が顕著で、トーンは似つつもエンハンスしたようなスムーズさが出てるのは唸りました(笑

ARIAと言えばギター本体の印象が強いですが、ペダルも侮れませんね😱