Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190903 Bogner Ecstasy 101B (ローゲインエフェクター編)

先日、とあるエフェクターをヤフオクで落札したんですが、それが来るまでの繋ぎとしてローゲインエフェクターをCh1に乗せた音とBlue Chでの違い、(お馴染みw)JC-40での乗りの違いを試しました🤘😆🤘

 

Sweet Honey Overdrive Hand-Wired

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まずはブティックペダルの雄、SHODでの比較。

ブティック同士(笑)ではシナジー効果はあるのか?!💰💰💰

 

まずJC-40との比較ですが、JCの方が輪郭があり明瞭なサウンドです。

EcstasyはPresence含むEQを弄ったり、Pre EQをB1かB2にしたりしないと音が篭もりがちですね🤔

で、その篭もりを解消するセッティングを施すと、Blue Chみたいな音になります(笑

JCでは遺憾無くSHODのパフォーマンスを発揮してる感じなんですが、Ecstasy(若しくはチューブアンプ)だとアンプに個性が奪われやすいか、SHODのサチュレーションのシミュレートがチューブのそれと競合して著しく高域が削れてモコモコになるという感じです😅

なのでBlue Chと比べると、Blue ChではSAG感や、それが折り重なって奏でる奥行感があるのですが、SHODではそれらが無く、音が固いという印象でした。

 

Honey Bee Overdrivef:id:acidmb:20190903075803j:image

では同じ作者のもっと高い💵アンプライクペダルならどうなのか?

 

まずやはりJC-40の方が輪郭があり、HBODの特徴が良く出てますが、Ecstasyだとやはり色々弄らないと篭もります😅

。。。が、しかし!🤨

EQはそのままで、Pre EQをB1にするだけで化けます!👻

元々高域を強調させ、オープン感を出す機能(説明書ママ👩‍🦱)なんですが、HBODに使うとかなり抜けが良くなり、輪郭が蘇って奥行感がバリバリ出てきます👍✨

そのブースト量はBlue Ch以上で、Blue ChはPre EQをB1にし、Bassを削り、Trebleをかなり上げても、Ch1のEQ全て12時のHBODの方が高域が強く、

ミドル強調型クランチ=Blue Ch

ハイミッド強調型クランチ=HBOD

と充分棲み分けが出来てます!✨🤩✨

HBODのNatureつまみで最終補正さえ施せば極上のロー〜ミドルゲインODをアウトプットし、相性は抜群でした😍

 

Sick As Overdrive

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Bondi Effects ボンダイエフェクト オーバードライブ Sick As Overdrive
 

最近はブームに翳りが見え始めたSick Asですが、果たしてそんな世間の流れを打破するポテンシャルは顕在なのか?!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

まずJC-40との比較ですが、チューブの特性云々以外はぶっちゃけそんなに変わらないです😉

寧ろそのあまり変わらない所がいい線行ってます👍✨

ミドルが盛り上がり、Gainつまみでクリーンにどんどん歪をミックスしていく挙動も一緒、Centaur系のペダルを上手く踏襲してますね😊

 

ではBlue Chとはどう違うのか?

結論から書くと、やはりチューブ特有なのかふくよかさがBlue Chの方があります。

低域に余裕があるという感じでもあります。

一方Sick Asはハイミッドに凝縮しており、音の輪郭はこちらが上です。

因みにBlue Chのゲインを落とし、Sick Asでゲインブーストすると、EVH5150IIIのようなハイミッド強調型のハイゲインサウンドが得られました🤘😡🤘

丁度MXR5150とか、Bogner Ecstasy Red Miniみたいなブラウンサウンド系ですね🤘

「Bogner本来の歪はなんかモコモコしてアレなんだよあ。。。」

とお嘆きの方にはもしかしたらいいかもしれません(笑

 

Supro Drive

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SUPRO ( スプロ ) オーバードライブ Drive

SUPRO ( スプロ ) オーバードライブ Drive

 

前々からファズファズほざいてたコイツですが、

「ひょっとしたらチューブアンプで鳴らせばアンプライクになるのでは?」

との思いつきで物の試しにやってみました😆✨

 

結果、ファズでした(爆

チューブアンプで鳴らしたファズサウンドですね(笑

JC-40よりは丸みを帯び、立体感が出て温かみのあるサウンドにはなりますが所詮ファズです(笑

ファズを探してる方は、是非一度お試しください

 

特に18VでGain MAXにした音は格別で、JC-40だろうがEcstasyだろうがべっちゃりと音が潰れたペラペラファズが鳴らせます(笑

(因みに9Vでやると辛うじて輪郭が残る)

Fuzz FaceやBig Muff辺りに傾向は似てますが、Fuzz Faceのようなノスタルジックな感じや、Big Muffのような音圧は無い代わりに、ミドルに集中してて、聴こえ方によってはハイゲインアンプライク系の奥行感がほんの若干感じられるので、試してみるのも良いかもです😅

 

Miku Stomp

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KORG コルグ ギターでミクが歌う! コンパクト・エフェクター MIKU STOMP

KORG コルグ ギターでミクが歌う! コンパクト・エフェクター MIKU STOMP

 

今度はODではなく初音ミク(笑

最近ミクミクで遊んでないから出してやるかぁ(*´ω`*)の勢いでやってみました(笑

 

結果。。。全く変わりませんでした(笑

どんな媒体で出力しようが、アンプやスピーカーの影響は一切受けない、ある意味潔い仕様です🤨

余談ですが、アンプを歪ませた状態でミクを前段に置くと、リバーブが掛かる事が判明しました🙀

特にEcstasyではリバーブユニットが無いのである意味ホラー👻💀

この辺は(覚えてたら)追記で原因を書こうかなとは思います。

 

Catalinbread RAH & No. 55

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Catalinbread カタリンブレッド オーバードライブ RAH (国内正規品)
 

人気アンプライク系ビルダーのCatalinbread二機種。

Bogner Ecstasyではどんな反応を示すのか?

 

まず結論を述べると、RAHはソリッドステートとチューブで音の固さが大きく変わります。

買った当初にJC-40で鳴らした時はローゲインな柔らかめのODかなと思いましたが、いざEcstasyで鳴らすとかなり角が取れ、JC-40に戻したらザクザクまでは行きませんが、カッチコッチの固いサウンドに聴こえました(┛'-')┛=❄❄❄

またモコモコするローが含まれてる為、Ecstasyだとかなり奥まったサウンドになり、これも別途Pre EQを変えたり、EQつまみの調整が必要になりますね🤔

(なんにも考えずに似たような音をベストコンディションで出せるBlue Chの方が便利かなw)

 

一方No. 55はJC-40とEcstasyではほとんど変わらず、安定したTweed Deluxeの粗いドライブサウンドを奏でてくれます😉👍

JC-40では角を取ってチューブライクなサウンドに、EcstasyではJC-40で出した音に更に奥行感を加えた感じになります。

俺はJC-40で出した方がエッジ感や音が前に出るので好きですが、より本物に近い音なのはEcstasy(+Two-Rockキャビ)でしょう。

 

JHS Twin Twelve

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久しぶりのTTの登場。

何かと癖の強いローゲインエフェクターですが、果たしてEcstasyではどんな反応を示すのか?

 

まずJC-40の時と比べると、Ecstasyでは癖は大分マイルドになり、カリカリした固めのODという風になりました。

特徴的なのは、他のエフェクターではEcstasyで鳴らすと立体感とかが感じられるのですが、TTだとそれらがややスポイルされ、逆にJC-40では1484アンプの特性を模した箱鳴り感が感じられました。

ちょっと没個性気味かな、という感じですね🤔

あまり色のないアンプとの相性が良さそうな気がしました。

 

「If you smiled,this summer would be forever. 」

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萌えエフェクター第二弾、水着ちゃんは果たしてチューブアンプではどんな反応を示すのか?😍✨

 

まずJC-40だと、なるべく歪ませる設定、Gain 1〜2時くらいが適度にザクザクとエッジ感があり好みでした。

しっかり歪ませると音の固い部分が良い感じに角が取れたようになり、高域の倍音もあり、分離も比較的いいので粗いドライブサウンドが得られます。

対してEcstasyの場合、Gainを上げ目にすると音がモコモコしイマイチ使いづらいんですが、逆に9〜10時位の歪むか歪まないかの境でのダーティクリーン〜クランチでは高域にキラキラした成分が加わり、Blue Chのローゲイン設定によるファットなミドル寄りのクランチと充分差別化が図れます。

説明書通りPUで音色が変わるのかなとは思いますが、アンプの種類でも大きく左右されるのかなと思いました🧐

 

 

Lovepedal Jubilee

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Lovepedal/JUBILEE

Lovepedal/JUBILEE

 

ちょっとローゲインと言えるかは分かりませんが(笑)、人気ブティックペダルビルダーLovepedalの、マニアックなペダルはどうなんでしょう?🤔

 

まずJC-40とEcstasyでの場合、明確に違いが出ますが、違いのベクトルが違う感じなのでちょっと書いていきます。

JC-40では錯覚する程高精度でチューブアンプサウンドに染め上げ、EcstasyではPre EQをB1にすると抜けの良いMarshall風のドライブサウンドが得られます。

これは高域をかなりブーストしたBlue ChやRed Chよりも音が前に出て、抜け重視ならコレをCh1にあてがった方が使いやすいとも言えますね😊🤘

Bogner独特のミドルレンジはかなりスポイルされ、Jubileeのサウンドに染め上げるので、音が前に出て本来のMarshallらしさのあるサウンドとしてBlue Chとの差別化は充分に可能です👍✨

 

BOSS OD-1

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ラストはODペダルの元祖、OD-1!🤘😡🤘

果たしてモダンアンプではどんな反応を示すのか?!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

まずJC-40との比較ですが、やはりEcstasyの方が角が取れたサウンドになるのは確かですが、意外にもそんなに誤差はありません👍✨

OD-1然としたドライブサウンド、トーンはどちらでも堪能出来ます😉

他のペダルと比べてもEcstasyにおいては奥行感がそんなに感じられず、

「JCを思いっきり染めてやろう😎🤘」

的な意気込みがビシバシ伝わって来ました(笑

 

続いてBlue Chとの比較ですが、これは違いがはっきり出ましたね🤨

Blue Chは当然アンプ直のサウンドなので、SAG感やサチュレーションの仕方がナチュラル、ピッキング時のチューブ特有の指にまとわりつく感じがあり、低域から高域までワイドレンジにバランスよく出力されるのに対し、OD-1噛ませたCh1はそれらが全てスポイルされた音になりました(笑

元々BOSSの歪み系自体、特定の低域と高域をカットして、ソリッドなピッキングも兼ねて

「BOSS臭い」

と揶揄されてるのかなと思うんですが、それがまんま感じられますね😅

良い意味で書くとキッチリとした雑味のない音、シンプルで癖のない音という感じでしょうか。

よくAORやフュージョンに最適と評判のコレですが、確かに80年代のシンセを全面に押し出したサウンドに重ねるギターサウンドとしては、アンプ自体で勝負するBlue ChよりもRockman同様こちらの方が使いやすいという感じでした。

ただ、思い入れとか、特定のジャンルに絞って運用するのでなければ、歪やEQの可変範囲、ピッキング時の反応の良さでBlue Chの方が有利ですね😓

因みにOD-1でBlue Chをゲインブーストした所、ノスタルジックなミドルレンジが盛り上がり、TS系やケンタ系とは違った、味わいのあるサウンドが堪能出来ました😍

 

まとめ

やはりローゲイン系のペダルは歪の量が少ないため、ハイゲイン系よりもアンプとの相性が出やすいのかなと思いました。

また、やはりEcstasyでも一番人気とも言われるBlue Chのポテンシャルを測れるきっかけにもなりましたね😉

大概のローゲインペダル噛ませるよりは、アンプ直のBlue Chで設定を行った方がいい結果になる事が多いのかなとは思いました。

特にCh1においては、Pre EQを上手く使いこなさないと音がモコモコと篭もりがちになり、逆にEQを弄らないと高域がキンキンしたりと、JCと同様イコライジングは重要かなと感じました。

 

次回は。。。ヤフオクでGETした新しい仲間が爆誕するのか?!🤯

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