Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190818 Bogner Ecstasy 101B Pt.1

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今までBognerペダルの信者で、結構な数のペダルをご購入させて頂きましたが(笑)、真打の登場でございます🤘🤯🤘

 

Bognerのフラッグシップのアンプ、Ecstasy 101Bです!✨✨🤘😠🤘🤘😡🤘🤘🤯🤘✨✨

ペダルについては色々書いたので割愛しますが、アンプの説明をここで書いときます*॰ॱ✍

 

Leinheld Bogner氏はドイツでアンプの修理などを行ってましたが、自らの成功の為に改造したMarshallアンプ一つ持って渡米、そのアンプが瞬時に好評を博し、ほんの短期間で大成功を収め、一躍人気アンプビルダーにのし上がった巨匠です。Youtubeの宣伝動画での衣装がちょっとキワモノ入ってますが😅

 

一番のきっかけはAlice in Chainsのギターがプリアンプである「Fish」を使った事でしょうか。

その他、TOTOのSteve Lucatherが気に入り過ぎたのか、ライブでアンプ直用とエフェクター用と2台のEcstasy 101Bと相応の4×12"キャビを用意したり、かのRichie CotzenがEcstasyや同じく同社のアンプであるGoldfingerを使用したり、日本の某有名ギタリストがEcstasyとこれまた同社の人気ハイゲインアンプUberschallを使って日本でも人気になったりと、今日でも挙げたらキリがないくらいの超大御所アーティストに愛用されてます。

因みにかの伝説のアンプビルダー、Howard Dumble氏がBogner氏の事を天才と褒め称えてたそうです😳

 

そんな人気アンプメーカーゆえ、値段もクッソ高いのが特徴で(笑)、小型のAtmaとかでも20〜30万弱、高出力アンプ群に至っては50〜60万が相場となってます。

Marshall JVM410Hが20万よりかなり下回ってたり、OrangeやMesa Boogie、EVH5150IIIなんかも20〜36万くらいで同じくらいの出力のものが買えるのでやはり高いです。

値段的に競合するのはFriedmanやHughes&Kettner、Diezel、Suhr辺りでしょうか。

あれらもブティックアンプとして人気を博してますが、やはりBognerが高級という印象が強いですね(笑

Bognerのアンプは新作出る度に、殆どのアンプ(特にハイゲインが出るやつ)が人気になり、特にフラッグシップのEcstasy 101Bは60万という値段にも拘わらず知名度ゆえ結構売れてるのを見かけます🧐

(もっと値段が高いのに、出た瞬間即行で消えるTwo-Rockなんてアンプもあるけどねw)

 

Bognerの有名どころのアンプをまとめてみると、

 

Fish

Ecstasyの前身ともいうべき多chプリアンプで、Alice in Chainsが使ってBogner氏の名を一気に知らしめた出世作、今はディスコン。

 

Ecstasy

Marshallの派生だが、そのサウンドはMarshallから大きく離れ、とことんシルキーでミドルが強烈にブーストされハイゲイン化され、その上質な音で一躍フラッグシップモデルにまで上り詰めた作品。バージョン違いがいくつかあり後述するが、取り敢えずロングセラー。これの25Wのミニ版や、これの音を模したペダル4種が発売されるなど、兎に角「Bognerの音=Ecstasy」と言っても過言ではない位有名。

 

Uberschall

これもMarshallからの派生で、こちらはメタル系にチューンナップされたハイゲインメタルサウンド。特に重低音と唸る轟音が特長で、重低音仲間のDiezelやKrank、Rivera Knuckleheadらと熾烈な争いを繰り広げる(笑

 

Goldfinger

パワー管に6V6管を使ったミドルクラスのアンプで、音はEcstasyとMarshallの間を上手くいい所取りしたような絶妙なサウンドが特長。

 

Atma

18Wの小型アンプで、Bogner氏なりに解釈した60、70、80年代のサウンドが出せるというベッドルーム御用達(?)のアンプ。

 

Helios

Bogner氏が本気?で造ったとされるMarshall Super Lead Plexiのクローンで、ただのクローンに留まらず初期ブラウンサウンドを狙ったり、更にハイゲイン化したり、細かいスイッチで微調整を行えるなどオリジナルに比べシステム面でかなり複雑なものとなっている。

 

これくらいでしょうか🧐

他にも色々あるんですが、短期間でディスコンになったりしてるので割愛します(笑

 

Ecstasyはロングセラーな訳ですが、時代に合わせて色々な派生を出したりしてます。

 

Ecstasy 100A、100B

初期型。Fishからの直接の派生で、凝縮したミドルや、Marshallのハイを落としてまろやかにしたシルキーなサウンドなど、扱いやすく上品なサウンドでファンを虜にしたきっかけのアンプ。因みにAは100Wでパワー管に6L6を、Bは120WでEL34を使用していたが、とりわけBの方が(Marshall由来のEL34だからか?)人気が高く、アップデートVerの101でも日本国内では圧倒的にBの方が流通してる。

AはAmerica、BはBritishという意味なのか?

 

Ecstasy 101A、101B

後期型のレギュラーモデルで、100よりハイがやや強調されオープン感が増し、より現代の音楽シーンにマッチするようにチューンナップされたもの。AとBの違いは100と同じ。

 

Ecstasy Custom

限定品で、レギュラーよりBlue/Red chのゲインを高くしたもの。それ以外はレギュラーに準ずる。

 

Ecstasy 20th Anniversary

Bogner社設立20周年記念で発売されてるモデルで、Customと同じくゲインブーストが施され、更に高級なドイツのWIMA社の抵抗を使用する為に回路自体を見直したらしく基本受注生産品。受注においてパワー管を6L6かEL34のどちらかか選べるようになってる。

 

俺が買ったのはレギュラーモデルで現行品の101B(つまりパワー管がEL34)になります。

 

実はコレ、かなり昔から持ってました(爆

かれこれ4年くらい前、俺はペダルのEcstasy Redの音に完全にノックアウトされ、そのRedの大幅アップグレード版で巷でも大人気のヘッドが欲しくて溜まらなかったのです(笑

しかし値段がどうしてもネックになり、指をくわえながらデジマートや各楽器店のHPを眺めてました(笑

やがて抑制よりも欲望に針が触れ、(地獄のw)2年ローンで買ってしまいました(爆

しかしながら、当時はキャビなんか持っておらず、完全に持て余してる状態でした(大爆

当時の会社の上司に「60万円もする"文鎮"を買って何が楽しいの?w」とか言われたのはいい思い出。。。なわけねーだろ!😡

 

そして月日が流れ、最近200W対応の(高級)キャビを買ったので、

「そういやあ持て余してたコイツ鳴らせるな🤘😆🤘」

と思い出し、さっき引っ張り出してきた次第です(笑

4年経ってますが、ずーっと専用ヘッドケースに保管してたので綺麗なままでしたね(笑

 

ちょっと記事が長くなってしまったので、サウンドやインターフェースに関しては分割して次回の記事で書いていきますm(__)m

【受注生産】Bogner / Ecstasy

【受注生産】Bogner / Ecstasy

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