超久々の更新です汗💦
(真夏なので余計に汗💦)
一時期エフェクター買いまくり過ぎて大変な目(笑)に遭ってまして(特にEthos様)、しばらく節約する傍ら、溜まりに溜まった買い物欲を一気に発散しようと企てておりまして、遂にその時が来たのでコイツをパーンと一括で買いました💪😡💦👍
(12インチ1発のキャビなのに、お値段は軽くMarshallやDiezel、Orangeの12インチ4発を超え、BognerやFriedmanの12インチ2発キャビとほぼ同じ位の値段という💦)
Two-Rockの112キャビネットです。
Two-Rockはギターアンプのメーカーで、主にギターアンプ界のレジェンド、Dumble系を基軸とした音やニュアンスを得意とする製品として有名です。
(詰まるところFender Black Face系のアンプの延長とも言えますな🤔)
Dumbleに通ずるピッキングの立ち上がりの速さ、ダイナミックレンジ、立体的に織り成すクリーンサウンドやクランチサウンドは絶品と言われ、人気のClassic Reverb SignatureやCrystalといったモデルは、かなり高価であるにも関わらず入荷後即完売してしまう為、中々出回らないです(中古が時折出るくらいですかね?)
他にもFuchsやBludo Tone、CeriatoneといったDumble系のアンプメーカーはありますが、FuchsやBludo Toneは殆ど数が無く、日本ではCeriatoneと人気を二分してるという感じですね(安価路線のCeriatone、高級路線のTwo-Rockという感じですね😆)
Two-RockはJohn MayerやMatt Scofieldなどが愛用してる事でも有名で、特にJohn Mayerが使ってるという点で日本で人気になってるそうです。
「で、その大人気のアンプヘッドではなくキャビだけ買ってどーすんの?」
となるかもですがこれには深いワケがあるんです(笑)
まず、今までJC-40ベースで色々なエフェクターを試しましたが、やはりJC系のスピーカーや筐体はギターアンプにしてはかなりフラットで、「ギターアンプ」から鳴らしたような音を得るには、キャビネットの材やスピーカーに注目すべきだと思ったのが始まりです。
「じゃあアンプは今後用意するか、4 or 8 ohmのEx Speaker Outの付いてるアンプを代用するとして何のキャビにするか?」
と考えたんですが、ここで酷く悩みました(笑
まず部屋のスペースの関係上、12インチ2発は却下(爆
なので12インチ1発から選ぶ事にしまして、
「なら最強()の112キャビを選んで一括で買ったる!!」
という事で色々模索しました。
・Mesa Boogie 112 Recto Slant Cabinet (Celestion Vintage30)
・Bogner 112 Cube (Celestion Vintage 30)
・Fredman PT 112 (Celestion G12M-65 Cream Back)
・Orange PPC 112 Cab (Celestion Vintage 30)
…Celestionの多い事(笑
まあギター用スピーカー業界では最大手だしどれも人気なので必然なんですが(ウチのMesa Boogie Mark V Comboは例のC90だし、Rockman A12-50も型番不明な英国製Celestion積んでるそうですし)、最近の普及品のCelestionスピーカーは生産国で善し悪しがガラリと変わるとかいう評判を聞くので、それ積んでるキャビはどうかと思って渋りました(笑
(Mesaのやつに関しては、独自ルートで英国製のV30を発注してるとか言う話を聞きますが詳細不明)
その人気のV30に関してなんですが、所謂ドンシャリ型のサウンドの傾向が強いそうで、JCの代わりにコレ選んでも、JC同様音の傾向がビシッと決まりそうかなと疑心暗鬼になりまして(笑)、これら全て却下しました🔨
と、ワガママで贅沢な俺()はスピーカーについて色々吟味した結果、
「アンプやエフェクターのキャラを鏡のように反映し、いい所を引き出して"音楽的な音"として出力する」
と皆口を揃えて言う"Electro-Voice"のスピーカーが載ってるキャビを選ぶことにしました🤘
Electro-Voiceは1925年(昭和元年!)から続いてるハイエンド音響機材会社で、メインはパワードモニターや各種マイクなどを作っており、どれも高いですが大人気のメーカーだそうです。
ギターアンプ用のスピーカーは現行品ではEVM-12Lという型番しか確認出来ませんが、昔はかのDumbleのコンボアンプやキャビに頻繁に選択されたという大抜擢を受けており(勿論Celestionとかもありましたが、大大多数はEV製のものが多かった)、日本でも海外でもディスコンの型番のスピーカーユニットは未だにプレミアに近い価格で取引されてたりします。
で、そのEVM-12Lの兄弟モデルにEVM-12Sというのがあって、そちらは2019年8月現在はディスコン、デッドストック品のみが流通してる状態だそうです。
この12S、冒頭で紹介したTwo-Rockはキャビネットを作る際「特別受注」で搭載しており(通常ラインでは自社製のTR1265というスピーカーを使ってる)、また日本のDumble系アンプ専用キャビ製造メーカーとして人気のString Driver社も現行品の12Lでは無くわざわざ(笑)デッドストックのこちらを採用してます。
つまり当時のDumbleアンプのキャビにはコレが搭載されてたのかな、と推測してます🤔
で、レア物好き()の俺は、このEVM-12Sが載ってるキャビにしようと思い、String Driverかコレのどちらかにしようかと考えました。
どちらも同じスピーカー、筐体の材も双方ともヘヴィなバーチで出来ており(Bognerのキャビの材もコレ)、値段も全く同じなのでぶっちゃけどっちでも良かったんですが、Two-Rockの方がほんの少し大きいので、音の厚みが違うのかな?と思い込んでTwo-Rockの方にしました(笑
(こっちの方が横に長いので、今後どっかのメーカーのヘッド載せた時の見栄えが良いのかな?と決めつけたのもありましたwww)
今回はスペックのみの紹介で、次回から色々やってみたいと思います(*Ü*)ノ"✮
まず大きさは61 × 48 × 30 (単位はcm)です。
String Driverが53 × 45.5 × 28.5なので、全体的に少しだけ大きい感じでしょうか?
横幅以外はそこまで変わらないという感じです。
現行のPeavey Bandit 112とも同じくらいの大きさですね🧐
店頭に並んでるとかなり小さく見えると思いますが、俺の部屋に置くとそこそこな大きさです(笑
入力インピーダンスは8ohm、1番メジャーなタイプです。
なのでヘッドから直接繋ぐ場合は基本8ohm、コイツと他の8ohm仕様のスピーカーをツインで使う場合は、ヘッド側のインピーダンスを「4ohm」にしないと煙吹いて炎上して壊れるそうです(実は最近知ったぜ!(><)🤘✨
バックパネルの構造は「Oval Back」というやつです。
まあオープンバックと捉えても良いでしょう(笑
通常のオープンとは違い、楕円形に穴が空いており、基本はオープンなんですが、やや低域にパンチがあるサウンドになってます。
硬くて重量のあるバーチ材が低音を纏めあげ、ストレートにスピーカーから出力するという効果がある為、ブーミーにならずに分離のいい、かつ迫力のある低音を出力してくれる感じです。
スピーカーはさっき書いた通りElectro Voice EVM-12S。
「何?この汚いバック😆騙されて中古品掴まされたんじゃねーの?だっせーwww」
と俺も買う前はそう思ってました(笑
実はEVのギターアンプ用スピーカーは、
「市販で売る訳でもないし、筐体内に完全にマウントして密封するから、わざわざ余計な型番シール貼る必要は無い!シリアルだけ刻印しとけばいい!😉」
という概念だったので、CelestionやEminenceのようなカッコイイバックにはなってないんだそうです。
よって(こんな汚らしい見た目でもw)これは新品のスピーカーです👍
因みに音は次回書きますが、唸らされました(笑
99年から製造始めたって事ですかね?(笑
製造州はカリフォルニア。。、かのMesa Boogieと同じではありませんか!😳
アンプ製造で立地条件が良いのかな?とちょっと興味深いです🤩
重さは約21kg。
Mesa Boogie Mark V Comboが29.5kgなので、キャビにしては相当重いです(あと12インチ1発のキャビにしてはめちゃくちゃでかいですw)😱
Mark Vのヘッドは20kg弱なので、筐体の重さを抜いたとしても16〜17kgはあると思いますので、コンボのキャビの部分は精々13~14kg、それを考えるとかなり重いという事が想像出来ます。
またソリッドステートでも、アンプ部分を詰め込んだPeavey Bandit 112は20kg、、、やはりEVスピーカーのマグネットやバーチ材がかなり重量のある素材という事ですな😓
次回は「Extra Speaker Out」の付いてるアンプを使い、色々比べてみたいと思います😉
(あとモノがモノなだけに、フィットするキャビネットカバーが欲しいでございますw