Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20181116 Guyatone PS-001 Distortion

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久々に記事を書くので慣れない感じもありますが行ってみましょう!!(^o^)/

というのは、先日買ったRivera Double ShamanのLEDが点かないという不具合が有り、保証期間内(というか届いたその日にチェックしましたm(__)m)なので送り返し、結果並行輸入品で代替品の取り寄せになった為手元に無く、続きの記事が書けなくなったのが原因です(笑

また他にも2点ほど歪ペダルをオーダーしておりまして、双方とも配送が12月一杯まで掛かるという不幸に見舞われ(爆)、ぶっちゃけお金だけ持っていかれてる状態で中々他のペダルに回す予算が無いのも一役買ってます‪(笑)

で、今回取り上げるコレは、たまたま安かったのと(税込五千円)、以前からGuyatoneの製品にかなり興味があったため、ブログの継続として思い切って買ったものでございますm(__)m

 

今回取り上げるのは、Guyatone PS-001 Distortion(以下PS001)です。

Guyatoneはかつて日本にあった楽器製造会社で、現在は無くなってます。

会社自体は戦前からありლ('꒪д꒪')ლ、しかも戦前からエレキギターや関連機材の製造中心でლ('꒪д꒪')ლ、1960年代のBeatles、Ventures、Rolling Stonesなどが活躍し日本にも到来したエレキギターブームで全盛期を支えた会社でした(ごもっともですm(__)m

ギター、ベース、アンプ、エフェクターなどの弦楽器やその周辺機器の製造を手掛け、60年代の日本のプロアマ問わずグループ・サウンズに多大な貢献をした会社で、日本のグループ・サウンズのシグネチャーモデルのギターなども手がけてたらしいですლ('꒪д꒪')ლ

また当時はMarshallやFender、VOXなどの輸入物のチューブアンプは価格的に高嶺の花だった為、メイド・イン・ジャパンで比較的手軽に手に入れられるよう独自の開発をし、良質なチューブアンプを多数製造してた会社でもあります(勿論ソリッドステートもあるYO(^o^)/)

エフェクターの製造も得意だったらしく、70年代からBOSSに追いつけ追い越せと言わんばかりに次々とリリースし、中にはプリ管を積んだMetal Monsterなるエフェクターまで開発し、同一筐体で安定のBOSSとは違うベクトルで活躍してた印象ですd('∀'*)

しかしその後資金繰りの悪化で惜しくも2013年に倒産し、今日残ってるものは全て中古か、デッドストック品となっております。

今回買ったPS001は中古で、非常に程度も綺麗で、音の出力も全く不具合が無いので概ね満足しております(*´ェ`*)

釣られた宣伝文句は、

「ドンズバで70〜80年代のディストーションが簡単に手に入る」

です(笑

(Rivera DSが帰ってきたら即行で比較記事書いてやらあ!Y(><。)Y

というわけで、早速書いていきます(`_´)ゞ

 

・インターフェース

所謂TS系で、Vol、Gain、それとToneに当たるBalanceという3つのつまみで構成されてます。

これは感覚的には操作しやすいのですが、なんかつまみが平べったくて回しづらいです(爆

まあ多分つま先がつまみに当たって回るのを防止する為なんだと思いますが、この辺のインターフェースはBOSSの筐体に及ばない感じですね。

電源はBOSSのPSA-1で問題無く動きます。

またバッファードバイパスなので、俺は全く気にはなりませんが、耳の良い方は音の劣化とか気になるやもしれませんね(笑)

 

・歪みの幅

歪の幅は広く、Gain 0でもクランチサウンドが出せ、3時以降で中々強めなディストーションまで出せます。

で、評価したい点として、どんなゲイン量でも使えるトーンが得られます。

ゲインが低いとペラペラになったり、逆に上げすぎると音が潰れてファズの出来損ないみたいになるエフェクターなどが多数ありますが、コレはどんなゲイン量にしても破綻しないのが良いですねd('∀'*)

歪の傾向として思い浮かんだのがMXR Distortion+で、かなり粗めだけどファジーではないディストーションという感じです。

 

・全体的なEQとBalanceつまみ

謳い文句通り(笑)、EQに関しては低域と高域がバッサリ削られ、ミドルが盛り上がり、古めのロック〜ハードロックサウンドという感じです。

昨今のヴィンテージ系アンプエミュレータみたいな、敢えて古臭さを醸し出すエフェクターとは違い、

「普通に当時のニーズに合わせたディストーションペダルを作ったらこうなりました」

というある意味ガチな仕様です(笑

Balanceつまみに関してはまんまToneの調整で、12時を基準に上げればハイが強調され、下げていくとハイが削られていくローパスフィルタみたいな効き方です。

欠点として俺の個体がたまたま調子悪いのか、BalanceつまみをMAXにするとヒスノイズが結構出ます(笑

まあかなりキンキンになってBalanceが悪くなるので(笑)MAXにする事は無いですが、敢えてキンキンな音を求めるなら別途ノイズゲートが必要かもしれません(あ、そう言えばMXRからヒスノイズだけを除去出来る、Rockman Smart Gateをダウンサイジングしたやつがあったような。。。

 

・で、どんな音楽に合うの?

70〜80年代ロックです(爆

何せそれ専用にチューニングされたイコライジングなので、他の音楽やるには少々難しいかな、って感じです(笑

低音はごっそり削られて全体的に軽いし、高音もプレゼンスと呼ばれるような超高域が無いので、エッジは立つけどなんかちょっと古臭い雰囲気が出てます。

80年代のHR/HMシーンをADA MP-1と共に圧巻したPro Co Ratとはちょっと違う感じで、逆にDist+の音なら代替品として使えそうな気もしなくもないです。

 

・総評

2018年においてはかなりビザールな音ですが、当時の音楽シーンでは文字通りドンズバな音なんだろうなと思いました。

まるで歪みにくいアンプをTSでブーストしたような音、という表現でもいいと思います。

定番のBOSS DS-1、DS-2などとは違う音なので、また違ったテイストを味わいたいなら一考かなと思います(^o^)/

ちなみに後程書きますが、所謂アンプライク系ペダルと比べてはいけません(笑

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