Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180826 Suhr Riot Reloaded vs Bogner Ecstasy Red

前回の記事でRiot RとBogner Redを比べましたが、あまりに似ていた為、より綿密に違いがあるかどうか調べました(^o^)/

(ペダルを買う予定が無いからこうやって既存のペダルをこねくり回して記事を充実させようとするのは内緒🙊)

 

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この写真は、

① Riot Rを俺の好みの設定にする😁

② BognerをRiot Rに綿密に近付くようにチューニングしていく。

という結果から生まれた設定です(^^)

 

まずは各々のペダルの特徴を書いていきます。

 

Riot Rは重低音とザクザクの高域をカットし、更に絶妙にEQが調整されてるのか、低音はブーミーな感じが皆無でタイト、大型キャビネットを鳴らしてるような重厚感があり、高域はハイミッド辺りの余計な高域成分をカットしてチューブのようなエッジが高解像度(という表現は合ってるのか?w)で立体的に出てきます。

ミドルは大体500Hz辺りを極ブーストし、周囲の帯域をピンポイントでノッチングし、結果篭らせずに分厚いミドルが出てくるという感じです。

歪み方もチューブアンプのようなザラザラしてるけど同時に丸くカットされたようなエッジ、サスティンの減衰の仕方なども恐ろしいほど再現度が高く、ギターVolの反応やピッキングニュアンスの匙加減などが霞む程アンプに極めて近い音を出力してきます*1

アンプライク最高峰、とか見事なディストーションとか言われるのは、こういった絶妙なイコライジングによってどんなアンプでもスタックアンプのような音を再現してしまう点にあると思います。

 

一方Bogner Redもチューブのような丸くエッジが削られた歪を出し、低音と高音も同じように絶妙にトリミングされてはいますが、低域と高域のキャラはトグルスイッチである程度決められ、低音は特に低い低音を削ってタイトにしたり、逆に重低音をブーストする事が可能で、高音はハイを上げたり、ハイミッドと歪を追加したり出来る為、音作りの幅が非常に広いのが特長です。

 

両者を比べると、まず全体的な音の太さはやはり前回の記事通りRiot Rに軍配が上がります(^o^)/

代わりにBogner Redは音の減衰がRiot Rに比べしにくく、相対的にサスティンが効いてるような感じです。

 

歪のキャラでは、Riot Rの方がきめ細かく、より立体的で、Bogner Redの方が滑らかという感じではありましたが、微々たる差なので似た傾向のアンプライクな歪としては両者とも似通ってますねd('∀'*)

 

トーンに関しては、Bogner Redでどんなに寄らせようとしても、Riot Rの方がミドルが強めな印象。

ミドルレンジの周波数帯が微妙に違うようで、両者とも500Hz辺りを強調してますが、Riot Rは気持ち低め、Bogner Redは相対的に高めといった感じです。

低音はRiot Rは重低音かつタイト、Bogner Redはmodeトグルスイッチを「Full」にして低音が強調されますが、Riot Rに比べ若干帯域が高く、ウォームな成分が感じられました。

高音はRiot Rがチューブのようなザラザラ感が抜群に出ており、Bognerでは似せようとするとそのザラザラ感が若干失われシルキーな感じになりました。

もしTrebleをガチ上げすると、メタルメタルしい棘のあるエッジが顔を出すので、バランス的に上げられないです(笑

 

ふと思ったんですが、Bogner RedのトーンってRiotとEclipseの中間で、ややRiot寄りな感じかな?w

Riotのような強烈なミドルを残しつつ、Eclipseのようにある程度緩和されてるような気がします。

 

あと、こういう記事を書くとBogner Redを見直し、自分の中のランキングをちょくちょく変えたくなる衝動が出てくるので厄介ですね(爆

サウンドハウス

*1:勿論ニュアンス云々はめっちゃ出てますよ^^