Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180805 Horizon Devices Precision Drive

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買ったエフェクターその1、Horizon Devices Precision Driveです(^o^)/

 

めたらー「ふはは、我がTriple Rectifier + TS9で最凶のモダンハイゲインディストーションだぁ!」

ジェントルマン「魔法カード発動!Precision Drive!」

めたらー「何?!何だそれは?!」

ジェントルマン「これを発動させることにより、アンプorエフェクター、機材の値段を問わずフィールド上の全てのハイゲインディストーションアイテムをハイクオリティなDjentトーン化させる効果を発揮する!!」

めたらー「な、なんだと?!お、俺の最凶ハイゲインディストーションが?!!」

ジェントルマン「喰らいなさい!プログレッシヴ・ダウンチューニング・モダンハイゲインディストーション!!!」

めたらー「ぐあああああ!!!」

 

。。。さて(笑)、このPDはDjent系のプログレメタルバンド、PeripheryのリーダーでギタリストのMisha Mansoor氏が自身のトーンを開発する為に立ち上げた会社、Horizon Devicesの第1号機としてリリースされました。

Mansoor氏はPeripheryでグラミー賞を受賞しましたが、

「バンド活動だけではメシを食っていけない!」

とインタビューに答え、紆余曲折してこれを開発したようです。

 

俺は恥ずかしながらPeripheryなぞ全く知らず(笑)、このペダルの存在を知ったのはYoutuberでThe Hauntedのギタリスト、Ola Englund氏のレビューを見たからです(笑

しかも最初はPDでは無く、今年12月発売予定の同社の2作品目のApex Preampのプロトタイプ(おそらく完成してると思います)のデモ動画を見たのがきっかけでした(爆

 

Apex Preampは、

「どんなアンプのインプットに繋いでもDjent系の音にする」

という画期的なアイテムで、ドロップチューニングや7~8弦にも対応し、Djent系に通ずる重たくテクニカルな速弾きに忠実にレスポンスするもので、更に低音が徹底的に散らないようにタイトにするモードや、強力に効くノイズゲートで歯切れの良いサウンドにする、Djent系ギタリストにとっては痒い所に手が届くというプリアンプとなってます。

(しかも宅録用にキャビシミュまで付いてて、まるでSansampのキャラシリーズw)

 

で、その動画の関連項目にPDがありまして、それも見てみたらなるほどΣ(゚Д゚)スゲェ!!となり、早速試したい欲望にかられ買いました(爆

では早速個々にまとめて箇条書きでレビューしていきます!

 

・どんなペダル?

単体で使うとオーバードライブです。こいつが真の力を発揮するのは「ハイゲインディストーション」の前段に置いてブースターとして使った時です。

 

・ゲイン量は?歪の傾向は?

ちょっと歪むクリーンから、BOSS SD-1位までの歪量です。

歪の傾向はSD-1に非常に近いですが、強烈なコンプレッションが効いてる感じです。

 

・トーンは?

基本的にはミドル強目の一般的なブースターですが、従来のものとはかなり差別化されてます。

まずAttackは6段階式のつまみで、コンプレッションの掛かり具合が調整出来、Brightは従来のオーバードライブにある、尖らせたようなハイを調整するToneではなく、緩やかなハイミッドの調整となってます。

両方MIN or MAXにしても破綻しないように絶妙に設計されており、デッドスポットが無いのを売りにしてます。

 

・ノイズゲートの効き具合は?

かなり抜群に効きます\(^^)/

MAXで運用する前提で作られてる感じで、ミュートをすればスパッとサスティンが止まり、サスティンを伸ばしてると音量が半分くらいになったら直ぐにゲートが閉じる感じてす。

比べるノイズゲートがMXR Smart Gate位しかないのであまり参考にならないかもしれませんが(笑)、Smart GateのスレッショルドMAXよりゲートの閉じる速度が速いです。

同時にヒスノイズなども取り除いて高域が明瞭に出るような気がします。

 

・具体的な使い方は?

オーバードライブ単体で、というよりハイゲインアンプorペダルの前に置いてコンプレッサーやノイズゲート、トレブルブースターとしての役割が主ですね。

Volノブはかなり高めなヘッドルームを持ってるらしく、MAXにしてもゲインブーストは望めません。

ゲインブーストしたい場合、Driveノブをちょっとだけ上げての運用になります。

オーバードライブ単体として使う場合、ニュアンスが出にくくなるのでノイズゲートはオフ、またSHODより歪まない、ミドル~ハイミッドが強目なので、ストラトとかと組み合わせてジャキジャキストロークが良いかなって感じです(-。-)y-゜゜゜

 

では早速ハイゲインアンプorペダルと組み合わせてみました。。。が、どれも同じような反応でした(爆

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具体的にはアタック(コンプレッション)が強目になり、高域が強調され、低音の散る成分が収束してタイトになり、ノイズゲートの効果で単音が際立ち、運指をしたりミュート掛ければスタッカートが掛かったようにスパスパ刻めます(笑

トレブルブースト機能や異常なまでの低音をタイトにする仕様は、やはり多弦ギター用に最適化されてるような気がします。

基本的なトーンは変わらないので、宣伝文句通り「ちょい足し」的な存在ですね。

Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

 

VH4-2に関しては、Ch2の方が低音が散りやすい傾向で、PD導入すればそれが纏まってCh1より抜けが良くなる為相性が特に良いです。

(Ch1でも効果を発揮しますが、Ch2の方がより効果を感じやすいです(^^)

 

では、「古い、イナたい、低音散りまくる、安っぽい音」なアンプorエフェクターならどんな感じなのか?

 

まずはコレです!(^o^)/

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Bogner ボグナー / La Grange 【国内正規品】

Bogner ボグナー / La Grange 【国内正規品】

 

これは設定次第で強力に低音が散り、ブーミーな音がいとも簡単に手に入るので、PDでどこまで補正できるのか?をやってみました(^^)

因みに低音の散らせ方(笑)としては、上の写真のような感じで、兎に角低音強調型にする感じです。

で、結果ですが、、、PDで補正されてしまいました(|||O⌓O;)

散々散らしまくった低音が、PDのコンプレッション、高域調整、ノイズゲートにより瞬く間にタイトになり、歪み方に関してはモダンハイゲインに近い形となりました。

LGの「gain」トグルスイッチを一番歪む「h」に設定すれば、歪量に関しては不足無いですね。

ただ、これでモダンハイゲインな曲を弾こうとしても、LGには独特のイナたいフィルター(笑)が掛かっており、その空気感が常にまとわりつくので違和感が出てきます。

また歪の質もソリッドらしさが無く、何処と無く柔らかい歪なので、補正されたとしても固さがやや足りないかなという感じです。

 

次はこいつd(゚∀゚。)デス!!

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TTに関してはLGとは違い、何をどうやっても低音が散りまくり、オマケに歪量も殆ど無いので、PDでタイトにしてゲインブーストするとどうなるのかやってみました。

結果、PDの力により低音はキッチリと収束し、見事にタイトになりました\(^^)/

しかしながらゲインブーストするしないに関わらず、とても違和感のある音になりました(笑

なんつーか、ゲインブーストしない状態だとコンプとノイズゲートが変に効いて、

「パコロォォォォッ」(ッは途中でサスティンが切れる感じw)

という、何とも形容しがたい歪が出てきました(笑

ゲインブーストしても

「ブジャァァァァァッ」

というチープな歪が出てきて、更にLG同様イナたいフィルターが掛かってるので、それとトレブルブーストが混ざって変な歪になります(笑

使い所?シューゲイザーにしてはカオスな感じや刺激的という感じがなく、オルタナではコンプレッションが強くて音が固過ぎ、かつノイズゲートでブチブチサスティンが切れるので余韻とか無く不自然、HR/HMは(ry

低音タイトにしたら逆にデメリットが大きかったです(爆

 

最後はお決まりのこ↑れ↓ですY(><。)Y

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VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

 

結論:パス10をクリーンにし、PDのノイズゲートをオフにしてダーティクリーンで運用しましょう(爆

PDはチューブ感こそないですが、ミドルレンジに独特なチューニングが施されており、チューブでも感じられる立体感、奥行き感とソリッドらしい固さ、煌びやかさを兼ね揃えたトーンで、パス10のクリーンが更にエンハンスドされた風になりますd('∀'*)

。。。で、歪は?

タダでさえ固く、高域が強くてエッジが立ちやすくザラザラした歪が更に強烈に補正された感じです。

2015年辺りにパス10のプリアンプが改良されたという噂があり、俺も半ば信じてはいますが、その改良前の時の音に戻る感じです(笑

なのでコード弾きだとジャージャーとチープなラジオのノイズみたいな音が鳴り、単音だとトレブルとコンプレッションが強烈になってカッチカチに尖ったエッジの、耳に痛い音が簡単に出せます(笑

まあファズに近く、飛び道具として使えるかな?という感じですが、この音が必要不可欠というより、趣味で取り入れる体でいいでしょう。

詰まる所相性はあまり宜しくないです(笑

 

そして最後の最後はこれだ!(しつこい(ꐦ ´͈ ᗨ `͈ )

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ROLAND JC-40 ギターアンプ

ROLAND JC-40 ギターアンプ

 

JC-40のディストーションChを加工してみました。

するとどうでしょう!

JC-120よりは使いやすくはなったものの、実践で使えるか?と言われたら「サテマ-シャルツカオウカナ...(;¬ ¬)」

となりかねないJC-40のディストーションが、モダンハイゲインに生まれ変わりました!(笑

但しPD側でゲインブーストする必要があり、また設定がシビアで下手すると歪がべシャッと潰れるので神経使いましたね(笑

 

ヴィンテージアンプのエミュやローゲインオーバードライブ、初心者セットに付いてきそうなギターアンプのオーバードライブChなどの前段で運用するのは厳しいですが、それ以外なら音の輪郭や高域を強調し、低音がタイトになるので、

「このアンプorペダルは結構歪むのに、低音が散ってダメだなあ。。。」

とか、

「ハイゲインで素晴らしいんだけど、もう少し抜けと輪郭が欲しいんだよな。あとノイズゲートもw」

という場合は最良の選択肢になるでしょう。

冒頭のやりとり()で出てきたTS系のような、ミドルEQとゲインをブーストする使い方ではなく、あくまでトレブルをブーストし、低音をタイトにし、強力なノイズゲートを追加する効果なので履き違えないように(←何様?(ʘ言ʘ╬)

つまり、手持ちにハイゲインディストーション機材(Playtech Heavy Metal、Behringer UM300、JOYO Us DreamなんかでもOK)があれば、これを前段に繋ぐ事によりDjent系の音に強制変換するツールだと思ってもらえれば分かりやすいかなと思います(^o^)/