Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180804 楽器店の変遷

「よっしゃ給料も入った事だし新しいエフェクター買うで!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ」

と息巻いて、都内の楽器店(池袋、御茶ノ水、中野など)を練り歩く、楽器店途中下車の旅(笑)をやって来ました(^^)

(中野?ってなるかもしれませんが、有るんですよ歪ペダル専門店がw)

元々東京生まれ東京育ちなのですが、今は川崎に住んで早2年で、やっぱ渋谷や御茶ノ水に行くとホームグラウンドという感じがします(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

で、早速お目当てだったエフェクターと、気になってたけど後回しにしてたエフェクターが激安だったのでそれを買い、御茶ノ水を練り歩いてたのですが、ここ最近の雰囲気がどうも違う感じがして、それを書いていきます。

(もちエフェクターのレビューはしますのでお楽しみに←自信過剰(゜Д゜)ウゼェェェ

 

俺は御茶ノ水に(時折ですが)通い続けて8年くらいなんですが、8年前と比べて活気がドッと下がった気がします(^^;;

8年前といえば「けいおん!」が大ブームの頃で、何処も彼処も「Gibson Les Paul Cherry Sunburst」をガチ推ししてました(懐

(俺はTom Scholz氏のGold Topか、青系のギターにしか興味なかったのでスルーでしたwww

で、客もそこそこ店内にいて、店員は客に超話しかけまくってた感じでした。

(ちな俺は40マソのアンプが"ちょっとだけ"気になったってだけで店員にローン組まされそうになりました(爆

で、客層も俺みたいな感じの陰キャから、バンドサークルのような連中まで多種多様で、正に「人種のサラダボウル」という感じでした(笑

 

で、今は?

今日は土曜日という事もあって、人でごった返してるのかな?と思いきや、ごった返してました(爆

というのは、御茶ノ水にある明治大学のオープンキャンパスの日だったらしく、JKやDK(笑)が列を作って歩道で待機してました。

で、楽器店は?

楽器店は見た感じどこもあんまし人がいないといった感じで、一部小物を扱ってる店は兎も角、楽器中心のとことかは1人か多くて2人という感じでした。

以前のめんどい(笑)接客も全然無く、楽になった分ちょっと寂しい感じもありました(^^;;

 

ここで気付いたことは、やっぱ楽器業界全体が萎縮してるような感じです。

バンド主体にしたコンテンツ「バンドリ」などちょくちょく流行ってはいますが、流行ってる対象は専らトレカかスマホゲームでして、楽器店がブームに乗ってるという風では無いですね。

あと客層も、どこへ行っても俺より大分上の方々がちらほらという感じで、敷居が高い的な感じで気まずい思いをしました(爆

(あれ、気楽に入ったらまずいかな?的なw)

だが「ギター機材=生涯の伴侶」な俺は、ブームが来ようが去ろうがめげません!Y(><。)Y

 

序に(許可いただいて)写真を撮ってきました。

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某楽器屋で見つけた逸品、Rockman Demo Centerです!

これはRockmanのハーフラックエフェクターシリーズを店頭で試奏してもらう為のデモ機で、5種類のハーフラックエフェクター(Sustainor、Distortion Generator、Instrument EQ、Chorus、Echo)を、ラッチ信号で制御可能な筐体に詰め込んだものです。

Sustainorの上にある、青い小さいスイッチを押して対応するラッチ信号を切り替えます。

で、この筐体の左右に穴が空いており、そこからステレオパワードモニターに繋いでコンパクトにRockmanサウンドを鳴らしてもらうというシステムになってます。

俺としてはめっちゃ欲しいのですが、如何せんお高いので。。。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

あと別の店で試奏もしてきました。

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BORは前々から気になっておりまして、優先順位は低いですがいずれ欲しいと思ってる機材でございますd('∀'*)

だがデモ動画を幾つか確認しただけで、モノホンには触れなかった為、今回試奏してきました。

因みに使ったのはFender Twin Reverbです。

Fender フェンダー ギターアンプ 65 TWIN REVERB 100V JPN

Fender フェンダー ギターアンプ 65 TWIN REVERB 100V JPN

 

本当はJC系のトランジスタアンプで試したかったんですが(チューブアンプは各社の個性がめっちゃ出るから、個性の出にくいJCが俺的に使いやすいw)、もう1つあったKochよりはJCに近いんじゃね?という事でFenderにしました(笑

 

まずBORですが、予想通りローゲインなオーバードライブという感じで、噂通り低音が出ます。

これはBOR本体のToneやアンプ側の調整でどうにかなる範疇で、箱鳴り感みたいな輪郭は無く、ボワッとした感じの篭もりやすい低音ですね。

コンプ感は極めて少なく、奥行き感はあり、これがエフェクターらしからぬ音、アンプ直という感じでした。

(今回チューブアンプで試したので、チューブライクさを確認するためにもJC-40が使いたいです(^^;;

またブースター機能(同社のSuper Hard Onと全く同じらしいです)ですが、これは後段に付いており、Volブーストの他音が太くなり、トランスペアレント系な印象を受けました。

(次からこのフォーマットを使いたいと思いますので)纏めると、

・ゲイン量は?

クリーンに近いローゲインから、最大でもSHODより歪まない程度のローゲインドライブ位です。

・トーンは?

歪は粗めでエッジは丸く、EQはTone12時で低音寄りでやや篭もり気味です。

Toneはハイミッドの調整で、元々低音が強目なので効きはほんのりという感じです。

奥行き感は抜群にあり、逆に和音での分離感はそこまで無いかなという感じです。

・どんなジャンルに合う?

ブルースや古めのロックがいいと思います。

またブースターが独立して使えるし、本体もローゲインなのでこちらでもちょい足しが出来るので、前段でゲインブーストとか後段でVolブースト、BORの独特のトーンを加えたりとメイン歪の補佐としても使えそうです。

 

Dumbloidに関しては、同じくダンブルをモチーフとしたRODを先に弾いてるので比較も出てきます。

・ゲイン量は?

クランチ程度から80年代のHR位までの歪み量をカバーしてます。

・トーンは?

まず歪の傾向はAccentノブで顕著に変わり、ボワッとした柔らかいトーンから、エッジの鋭い荒々しい歪まで表現出来ます(メサとかMetal Muffみたいなきめ細かさは無いです。

EQは高域の増減のToneと、Presenseに相当するAccentの2種で調整するようになっており、どちらも12時でフラット、どちらか一方を上げると高域寄り、下げるとその逆とシンプルな効き方をします。

またコンプレッションがやや強く、先程のBORに比べるとニュアンスが出しづらく、またAccentを下げ気味にしても音が潰れた平坦な感じで、エフェクターらしいという感じです。

その分弦を弾いた時の詰まったような濃厚な単音は絶妙で、特にフロントPUでは太く前に出る音がとても心地よい印象を受けました。

・どんなジャンルに合う?

ブルース、フュージョンからポップス、ロック、ハードロックですかね。

高域の微調整から歪のキャラまで大幅に変えられるので、イナたい音からロキノン系まで割と幅広く使えそうです。

・RODとの違いは?

最大の違いはミドルレンジですね。

RODはMid Boostオフ且つEQのミドルをカットしてもミドルレンジが強烈で、Dumbloidは相対的にフラットという印象を受けました。

動画で聴いたダンブルアンプの音もミドルレンジが豊富で、これについてはRODが近いかなという印象でした。

またRODの方がコンプ感は薄く、分離感や奥行き感、単音の太さ、低音から高音まで迫力のある音、ダイナミックレンジもRODの方があり、アンプライク基ダンブルライクなのは圧倒的にRODですね。

ただ、RODの方が良くも悪くもダンブルに近いので、幅広いジャンルの曲に対応しやすいのは断然Dumbloidだと思います。

 

 今回は楽器屋探訪でしたが、中々充実した休日でした^^

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