さてペダル症候群に罹って数日が経過しましたが、今回は6.5インチの所謂自宅練習向けアンプと呼ばれるものに歪エフェクターを使うとどのような感じになるのか実験しました٩(ˊᗜˋ*)و
とは言っても、俺の持ち分でしか試せないので、あくまで参考程度にして貰えれば幸いです。
(本当はMarshall MG10 Goldとか、Fender Frontman 10G、Orange Crush 12Lとかでも試したかったw)
Marshall MG-Gold シリーズ ギターアンプコンボ MG10 GOLD
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今回使ったのはPeavey BanditとVOX Pathfinder 10で、基準として10インチではあるものの比較的素直にエフェクターの音を出力してくれるJC-40、激レア6.5インチ2発アンプのRockman X-100も導入しました\(^^)/
今回Backstageが無かったので代わりにトランスチューブの代表アンプであるBanditの広告を貼っときますw
VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10
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で、今回使ったエフェクターは、アンプの影響を受けてるのか受けてないのかイマイチ掴みづらい、Diezel VH4-2となってます。
まずJC-40で耳慣らし、、、分離感も音圧も立体感も奥行き感も分厚さも抜群のモダンハイゲイン、、、(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
(つか最近鳴らしてなかったからか、最初買った時に感じた印象とはまるで別次元に音が良くなってるような、、、アンプの設定も同じだし、もしかしてエフェクターにもエージング効果があるのかな?w)
因みにJC-40はいつも通り、
「Bright SW=On、T=0、M=8、B=3」
としてます。
・Peavey Backstage
元々プリアンプかカスタムスピーカーに非常に籠る性質があるBackstageですが、それが功を奏したのかVH4-2を鳴らすとミドルが非常にリッチな音が出てきました。
JC-40で感じられた分離感やレンジの広さは劣りますが、その分強力なミドルレンジで、これはこれでVH4-2の音がカッコイイです!d('∀'*)
欠点としてはやはり古めかしい80年代風ロックサウンドという感じになる位で、エフェクターの乗りは抜群にいいと思いました(^^)
・VOX Pathfinder 10
Part2の記事で大絶賛したパス10様ですが、果たして前回試したRODとは違いVH4-2ならどんな反応を示すのか?
パス10自体初心者用、入門用によく付いてくるアンプなので、多分持ってる方も、エフェクター繋いでる方もいらっしゃると思うので、俺自身の率直な感想を述べていきます。
結論から書くと、Suhr RiotやEclipse同様パス10らしい音が出てきました! (’ω’ ⊃)⊃三二一
パス10は確かにプリアンプ部分が金のパイピングが施されてた時代とは違い新調されてるはずなのですが、VH4-2までもパス10らしいジュージューザラザラなチープな音が出てきます(爆
俺はパス10を極める(笑)為にイコライジングやゲインノブの調整まで色々試行錯誤しましたが、何をどうやってもパス10のOD chの音になります(´;ω;`)
(因みにBackstageのEQは2つ共12時)
何というか、おそらくパス10のプリアンプやBulldogスピーカーの方向性が、ギターに美味しいミドルレンジ強調というより、パワードモニタースピーカーをちょっとだけミドルレンジにトーンを寄らせたという感じなんでしょう。
(だからベースとも相性抜群なんて言われるんだよ!www)
なので、ちょっと良いお値段のするエフェクターは、パス10よりももっと奮発していいアンプを買ってそれに使うか、スタジオやライブハウス用にしておいた方が良いですね(笑
・Rockman XP100
多分XPRとかSustainor持ってる方は、それら単体(とコーラスとエコー)で使うか、ディストーションchでワウとブースターを使うくらいで、まさかクリーンchに激歪みエフェクターを繋ぐ人なんてまずいないと思うので人柱になりました(笑
特にVH4-2はアンプライク、Diezelトーンへの強制変換機なのでいい結果を出せるのでは?と淡い期待を寄せてました(笑
結論: まずCLN2モード(エレアコ風クリーン)だと、パス10も真っ青のザーザーなファズディストーションが出てきました(|||O⌓O;)
多分デフォルトでエレアコのような、ミドルが凹んで超高域と低域を強調したワイドレンジトーンに特化してる為で、エフェクター自体高域と低域をカットしミドルレンジに寄ったギターアンプで鳴らす事前提に作られてるので、モニタースピーカーに直で繋いだ音よりも更に酷い音質になったと推測してます。
ではギターアンプから出力したような音にする、キャビシミュ回路を介してるCLN1ではどうか?
すると、こちらは驚く事にVH4-2をRockmanのディストーションのような音に変換してきました工エエェェ(´д`)ェェエエ工
スピーカーはPyledriver社製のもので、CLN2を鳴らし切る特性上フルレンジスピーカーなので、スピーカーの影響では無いです。
多分、必然的にVH4-2の後に来るコンプ、キャビシミュ(フィルター)辺りがRockmanらしい音に加工してしまってるものと推測してます。
これで後は上の写真の、ループに繋いでるコーラスとエコーをオンにすればたちまちBostonサウンドになります(笑
メサのコンボのリターンに繋いだ時も中々にキャラを守ってたVH4-2ですが、ここに来てRockmanの強烈なフィルターには及ばなかったという感じですね(^^;;
ピッキングした時の反応も、JC-40とかだとチューブらしい僅かな強弱にも繊細に反応するコンプ感でしたけど、XP100だとまんまRockman特有の強弱の付かない感じです(笑
という事で、Peavey Backstageはアンプ直だと籠る性質があるので賛否両論ですが(俺はかなりいい線いってると思ってる)、ゲイン高めの歪ペダルなどを試すなら心地よく鳴らせるという感じでした。
パス10は次回の研究課題、さまざまな歪エフェクターでパス10の癖を消し去る事が出来るのか!?に移行したいと思います(爆