今回は、
「こんなクソ高いエフェクターボッタクリだろ!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o」
「三└(┐卍^o^)卍マルチで充分三└(┐卍^o^)卍」
という考えの下、各種シミュレーターでの再現を試みました(笑
また、
「良質なオーバードライブを繋ぐとより良いダンブルの音を狙える!( ´・ω・)▄︻┻┳═一」
という言葉を真に受け、(俺の中では良質な)オーバードライブ、Sick Asを前段に繋いで実験しましたd('∀'*)
・Sansamp Classicでの再現
まずは、「1484」や「技ブラウンサウンド」を見事に再現してきた百戦錬磨のアナログマルチの代表格、Sansamp Classicでの再現実験です!
で、、、結論を書くと無理Ҩ(´-ω-`)
RODの強烈なミドルの出方、音が前に出る感じがSansampではどうやっても再現出来ず、ミドルを極ブーストするような設定をしても扱ってる帯域自体が違い、またそれをやると極端に篭もり、解消しようとハイを上げると全く別の音になるという悪循環に陥るのでお手上げです(笑
因みに30分練って最終的にたどり着いた設定↓
Fenderタイプ(Bass)よりミドルが強く、湿った感じのMesaタイプ(Normal)が近いかな、という感じです。
逆にMarshallタイプ(Lead)はカラッと乾いた歪み方をしてるので違いますね。
で、ブーミーになりやすいPresenseをカットしてHighとBright SWで高域を補正、音が前に出る補正はSpeaker Edge、Mid Boost 1 & 2でミドルを極ブーストし、結果このような形になりました(^^;;
Low Driveは元々ROD自体低音が主張するエフェクターではないのでオフ。
Vintage TubesはROD特有の迫力のある「音の壁」感が滑らかになってしまうのでオフ。
Close Mikingは奥行き感は出せるのですが、同時に膜が張ったような奥まった音になるのでオフ。
でもやはりどう足掻いても本物の音に近付けることが極めて困難で諦めました┐(´-`)┌
・JS-10での再現
BOSS AUDIO PLAYER with GUITAR EFFECTS eBand JS-10
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では、前回JHSでは苦戦したJS-10ですが、
「細かくパラメータ弄れるし善戦するっしょ(^^)、一応GT-100相当のCOSMシステム持ってるし」
という事でやりました(笑
因みに前回同様RODをJS-10に接続し、RODを鳴らす時はJS-10は(JC-40で設定してるような)クリーンにし、JS-10のヘッドホンアウトからJC-40のリターンに繋いで実験しました。
、、、で、結論を書くと無理≡┗( ^o^)┛≡┏( ^o^)┓≡┗( ^o^)┛
ミドルのトーンはパラEQなどを弄ってSansampよりは近づける事が出来るのですが、依然として似た音を作るのが難しく、またSansamp同様膜が張ったような篭りがちの音になり、音が前に出る感じが全く作れません。
因みに弄るミドルの感覚としては、250〜500Hzの間で、630Hzはモコモコとし、800Hz以降は鼻づまりサウンドになるので、鼻づまりの要素が皆無なRODではこの辺りは弄らないのがセオリーという感じでした。
ちなみにベースとしたアンプタイプは、ミドルが前面に出やすいPower Driveですが、前に出る感じが全然遠く及ばないという感じですね。
ギターVolへの反応や、ピッキングニュアンスに関しては、正直比べてはいけない程に差が開いてるので割愛します(笑
・Playtech Heavy Metalでの再現
「そう言えば何となくミドルの出方が似てたなぁ、、、Riotも似たような音が作れたし、行けるんじゃね?」
と、軽い気持ちでやりました(笑
因みにPTHMは余りにハイが強くエッジがザクザクと鋭いので、PTHM側のハイは弱めにし、ROD側は強めにしてなるべく歩み寄らせるような形を取りました。
結果、、、SansampやJS-10とは違いかなり善戦しました!\\└('ω')┘////
少なくともトーンや歪み方は近いのを作れましたY(><。)Y
因みにこんな感じ↓
ローは削り、ハイは物凄く削り、ミドルを全面に押し出した形となってます。
Freqはかなりハイミッドの設定で、それをミドルEQで多目にブーストしてる感じです。
8万強のエフェクター(日本で正規輸入品を買うと13万弱)に対し3千円のエフェクターで善戦してるので、如何にPTHMが凄まじいコスパを兼ね揃えてるかが計り知れないです。
因みに(重箱の隅をつつくようなしょぼい指摘なので読み飛ばしても構いませんがw)、綿密に比べた場合、以下の違いがありました。
・低音はPTHMが断然出る。
・コンプレッションに関しては、RODはMegalith DeltaやBurnleyのような、チューブをサチュレーションさせた時に起こるような自然に丸くなっていくような感じなのに対し、PTHMは明らかに固く角張ったようなエッジの立った感じで、同時に鼻詰まりのような「カンカン」という無機質で金属的な印象。
・高域に関しては扱ってる帯域が全く別で、RODはTrebleとPresense共にハイミッド~ハイを司るのに対し、PTHMはハイ~プレゼンス(超高域)で、耳に刺激的、ここでも金属的という感じ。
・歪の深さは断然PTHMだけど、ゲインレンジやゲインの強弱での使い勝手の幅はRODの方が広く、PTHMではクランチなどは当然作れない。
・単音での太さ、和音で弾いた時の音の分離感、奥行き感、立体感などはRODの勝利\(^^)/
・どちらもバッファードバイパスだけど、PTHMは明らかに音痩せする。
PTHMは他にもMetal MuffやRiot、Bogner Redみたいな音も作れたりするし、何より超強烈に安いので1個持ってれば中々に遊べますよd('∀'*)
・Sick Asによるブースト
Bondi Effects ボンダイエフェクト オーバードライブ Sick As Overdrive
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ほかのエフェクター同様、Sick Asを前段に繋ぎRODをブーストしてみましたd('∀'*)
結果、かなり相性が良く、設定次第ではRODでもアンプ直のようなモダンハイゲインが狙えるような歪み方をしますY(><。)Y
但しSick As側のEQをどう弄ってもROD側のトーンは全く変わらないです。
またROD側は基本Gain BoostはLowで運用するのが好ましく、Highにすると歪み過ぎて音が潰れます(笑
因みにRODのGain Boost High設定と前段にSick As置いた時の歪の深さは後者の方が深く、ペダル単体でリードやバッキングを切り替えるなら前者、激しいディストーションが欲しいなら後者という感じですね。