Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180709 Van Weelden Royal Overdrive Pt.1

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ボーナスが入ったので、久々に機材を導入しました♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

 

因みにこれは🇺🇸最王手の楽器専門出品サイト、Reverb.comでの初の買い物です!\\└('ω')┘////

一昔前までは日本語対応しておらず、英語が苦手だと(eBayなどもそうですが)輸入代行業者を使わないとお買い物が困難な状況でしたが、最近日本語サイトも充実してきたので試しに使いました(笑

クレカかPaypalでの決済になるので、比較的安全に買い物する場合Paypalに登録して決済する方をオススメしますd('∀'*)

商品が破損してたり、中身が空という詐欺にあった場合、Paypalに申告すれば支払いストップをかけられるからです。

多数の業者が出品してるので玉石混交、良い人もいれば当然悪い人もいるし、Youtubeなどで「騙された!」という外国人が怒りの動画うpをしてる辺り、少なからずありそうです。

 

で、この商品は2018年7月現在では日本ではほぼ流通しておらず、取り扱ってた代理店の(当時の)価格によると税込13万弱ლ('꒪д꒪')ლなので、送料や各種税金含めても8万強でなんとか収まるReverb.comを使いました(笑

(因みにプレミア価格の付いてない頃、現行品時代のケンタやランドグラフは日本での価格で8万強でしたので、いかにぼったくってる高いかが伺えますね:(;゙゚'ω゚'):

 

では、大して有名でもないのにやたら高いこのペダルは何ぞや?!というのを説明します笑

 

事の発端はDumble Overdrive Special(以下ダンブル)に始まります。

多分ダンブル自体あまりにも有名なので周知の事実だと思いますが、以下に説明したいと思います。

ダンブルアンプはハワードダンブルという、主にフェンダーアンプの改造などをしてたビルダーの製品で、そのアンプはダンブル本人が認めた一流のギタリストにしか制作しないという究極の一点物のアンプです。

で、そのアンプは対象のギタリスト専用にチューニングを施されており、例えば同じOverdrive Specialでも微妙に、場合によっては大幅にトーンが違ってたりします。

共通する特徴としては、

・ピッキングした時の音の立ち上がりが速く、「弦を弾く前に音が出る」などとしばしば直喩される。

・ダイナミックレンジ、即ち低音から高音までクリアに鳴らしきり、昨今のブティック系モダンハイゲインアンプとは別のベクトルで(笑)迫力が桁外れに凄まじい。

・元々フェンダーのブラックフェイス期やベースマンのヘッドをモチーフにしたものが多く、根本的なトーンはそれらにほんの少しだけ準ずる。

・クリーンと歪の中間のような(ギタリストには理想と言われる)音でサスティンが非常に長い。

という噂は聞きますが、真相は不明です(笑

何せ殆ど出回らないアンプなので、生の音は聴いたことないし、動画だと立ち上がりとかダイナミックレンジは分かりづらいですからね(^^;;

で、このアンプが一番有名になったのはその価格で、安くても300万強、高いものになると数千万は下らないと言われます(主に制作対象のアーティストの価格だと思います)。

現在残存してるギターアンプでは世界一高価とも言われてます。

 

で、昨今「~アンプの音を完全に再現!!」とかあるように、アンプライクペダルが山ほどあり、このダンブルも例に漏れず数々のペダルビルダーによって再現しようと図られてます(笑

以下、ダンブル系と呼ばれる代表的なペダルを書いていきますY(><。)Y

 

・Hermida Audio Zendrive

ダンブルを使ってるRobben Ford氏が使用した事で一躍有名になり、またハンドワイヤードによる絶対的な生産台数の少なさから希少性の高いペダルで、海外などでは特にダンブルに近いとも言われてるもの。

Toneの他Voiceノブがあり、数々のダンブルをカバー出来る設定幅の広さが特徴。

最近Love Pedalという人気ペダルビルダーがディストリビューターになり、クオリティはそのままで生産台数が大幅に上がり手に入りやすくなった。

 

・Custom Tones Ethos Overdrive with TLC/Classic Switch

こちらもダンブルに非常に近いとも言われ、単純にニュアンスやトーンで言ったらどのペダルよりもダンブルに1番近いと言われているペダル/プリアンプ。

3つの2wayトグルスイッチなど、インターフェイスまでダンブルにそっくりなのも人気に一役買ってる。

TLC/classicスイッチで低音のキャラ変更が可能で、70~80年代のあらゆるダンブルを緻密に再現し、2wayトグルスイッチの効き方も本家とほぼ同じ。

ペダルでも、リターンに突っ込んでプリアンプとしても使える万能型で、更に30wのソリッドステートのパワーアンプとエフェクトループを追加した究極型もあるそうです(笑

 

・Wampler Pedals Euphoria

人気のワンプラーからも当然出てますダンブル系(笑

Toneの他低音も個別に調整出来、3wayトグルスイッチでジャキジャキトレブリーな70年代から、フュージョンなどに最適な80年代のダンブルまでカバー。

歪の幅が広く、ダンブルに縛られず幅広い設定が可能なのも魅力d('∀'*)

 

・J.Rockett Pedals Dude

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ケンタクローンのArcherシリーズや、Matchless DC-30の作者が作ったDC-30 in a BoxのMark Sampson's High Topなどを出してる人気ブティックペダルメーカーのダンブルペダル。

巷ではRockett Pedalsの人気もあり、かなり注目度の高いペダルでもあります。

(俺は今だにHigh Topが欲しいですwww

 

・One Control Golden Acorn

・Simble Pedals Simble Overdrive

・Simble Pedals Twinble Overdrive

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ダンブル系と呼ばれるペダル3種、、、全てMad Professorが設計を担当したペダル(爆

どれも巷では定評があり、Mad Professor基Bjorn Juhlの才能の凄さが伺えるペダル。

ご本人曰く「ダイナミックレンジとフェンダー系アンプに準ずるトーンがキモ」との事で巷の評価と沿ってますね。

特にGolden Acornに関しては比較的安価で買えるのも魅力ですd('∀'*)

 

・Weehbo Effekte Dumbledore-2

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ドイツのブティックペダルメーカー、ヴェーボのダンブル系ペダル。

ここは最高品質の厳選されたパーツを使ったペダルがウリで、主に高級なアンプのエミュレータペダルを作っており、プレキシやソルダーノなどのモデルもあります。

 

・Lowin LEF-315 Dumbler

・Mooer Rumble

・Hotone Grass

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リーズナブルな価格で超高級アンプの音を!

中華製ペダルメーカーからも出てますダンブル٩(ˊᗜˋ*)و

(一部Zendriveをパクリにインスパイアされて作られたものもあり、トーンに関してはかなり近い音を奏でる物もあり、中々侮れないですd('∀'*)

価格はどれもボスコン並かそれ以下で、手軽にダンブルの音を手に入れるならアリかもです。

 

で、今回買ったVan Weelden Royal Overdrive(以下ROD)もダンブル系で、色々なレビューで絶賛されてた為、気になってました笑

元々アンプライク系ペダルマニアなので、ダンブルを模したペダルも狙ってたのですが、国産含めて多数あり、またダンブルの音自体ベールに包まれたものなので、

「これが一番ダンブルに近い!」

という決定打が無いため、敬遠しがちでした。

その中で候補として絞ったのがEthos Overdriveでした。

やっぱインターフェイスがモノホンぽいし(笑)、俺が情報収集した結果、一番数々のダンブルに近いのはこれだという事が判明したので、Ethos一択でしたね\(^^)/

だがしかし値段もそれなりに張りまして、今より低賃金の時分にはとても手が出せるものではありませんでした(´;ω;`)

(今は今後買おうか検討してます笑)

浮気(笑)や紆余曲折を経た後、たまたま最新のダンブル系ペダルの記事に目を通した所、このペダルが載っており、これもまたダンブルに非常に近いという事で試したい衝動に駆られ、EthosかRODの二択になりました(笑

約4ヶ月悩んだ挙句(笑)、レア度、数々デモ動画などを基に慎重に吟味した結果、こちらに軍配が上がりました✌(´>ω<`)✌

 

Ethos→手に入りづらいけど一応オーダーは可能で正規代理店もアリ。

ROD→2018年7月現在日本では入手が極めて困難。

 

音はほぼほぼ互角でしたが、幾つかのモノホンのアンプのデモ動画を聴いた限りだとRODの方が近い印象で、自分的にも好みだったのもRODにした一因でもあります。

(まあ、今後の俺は多分Ethosも買ってるんじゃないかなと思ってます爆)

で、そのRODは上記のように入手困難で、日本では正規代理店が無く、海外から輸入する必要がありました。

なのでReverb.comでたまたま正規代理店が出品してて、かつ日本で買うより断然安かったので速攻でポチりました(笑

(今考えれば8万前後の商品を、当時は信頼出来るかどうか分からなかったサイトに突っ込んだので相当冒険でしたねwww)

 

という訳で、概要はこの辺で、次回はインターフェイスや音の傾向などを書いていきます٩(ˊᗜˋ*)و

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