Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180612 Hughes&Kettner Tubeman2 Pt.2 (Orange)

前回に引き続き、ヒューケトのTubeman2を他社のチューブアンプエミュレータと比べてみました。

記事を細かく分けるのは、長く書くと非常に見づらく煩わしいからです(爆

どうやったら見やすくなるか試行錯誤してる感じですね(^^;;

 

Tubeman2 vs Bax Bangeetar

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今回はBaxを持ち出して比べてみました٩(ˊᗜˋ*)و

因みにBaxに関してはアンプのインプットに最適化されてるので、JC-40、Bass 10時、Mid 3時、Treble 0、Bright SWオンで使いました。

 

・歪のキャラ

歪の強さ Bax>Tubeman2

歪の可変範囲 Bax>Tubeman2

Baxの方がエッジが鋭く歪が深いです。

にも関わらずゲイン絞ればクリーンまで行けるので、Tubeman2のch3に関してのみ言えばBaxの方が幅広いという感じです。

Tubeman2の醍醐味は歪の性質を変えるVoice機能があるため、

「歪はこのくらいでいいから、歪み方を変えられないかなあ?」

っていう人にはTubeman2のVoice機能の方が断然良いですねd('∀'*)

 

・トーンの傾向

音作りの幅 Bax>Tubeman2

EQの可変幅 Bax>Tubeman2

「Tubeman2は音が籠る」という性質を除いてもBaxはハイがかなり強く、全て12時でかなりハイ寄りなサウンドです。

そう言った意味ではTubeman2の方が音を作りやすいかの知れませんね。

またミドルの帯域に関しては、Tubeman2ではMidとVoiceの2つまみ、BaxではMid、Q、Freqの3つまみでそれぞれ幅広い調整が可能で、扱いやすさはTubeman2、より細かく調整出来るのはBaxとなってます。

低域はTubeman2の方が強く、BaxではBassを3時以降くらい回して漸くTubeman2の12時くらいですね。

 

真空管特有のコンプレッションの再現に関しては、やはりBaxは幾分ハイが強目でエッジが立ち目立たない印象。

なので同時に真空管特有の温かみ、歪が丸く潰れる感じもTubeman2に比べると少なく、エフェクター臭さのようなものも感じられました。

反面、音の分離感などは追従しており真空管らしいニュアンスは出てます。

ピッキングのニュアンス、ギターvolでの歪み量の減衰は前回の記事のVH4に準じる感じです。