Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170914 EHX Metal Muff with Top Boost

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前々から欲しい欲しいと思ってたエフェクターの一つ、メタルマフです!d('∀'*)
BOSSのメタル系ディストーションのエフェクター、MT-2や他社のメタルディストーションとよく比較される、ど定番ドンシャリハイゲインディストーションです(笑

今までメタル系のペダルはPlaytech PTHM、Sansamp U.S. Metal、Mesa Throttle Box with EQ、Wampler Triple Wreckと試してきましたが、これはかなり毛色が違う印象です。
まず派生元がBig Muffのためか、エッジが鋭く物凄くザクザクしたリフを刻めます。
PTHMもどちらかと言うと堅くザクザクした感じですが、PTHMより粒がきめ細かく、またPTHMには癖のあるコンプレッションがあるので、メタルマフの方が滑らかです。
他のエフェクターに関してはどちらかというとアンプライクな音を追求してる印象で、メタルマフのような鋭さは無く、あくまでMesaのレクチ系のアンプをシミュしてる印象ですね。
その点でもメタルマフは荒々しいリフに最適だと思ってます。
前々からYoutubeなんかで音は確認してたんですが、動画通りの音が出てきました(笑
普通、動画だと使ってるアンプやレコーディングの仕方で音が変わってくるので、手持ちのアンプで鳴らした時に音が必ず想像と違ってたんですが、これはどんなアンプの個性も封じるので、どのアンプでもメタルマフの音が出せる感じです(^-^)

コントロールはオーソドックスなVol、Gain、3バンドEQ。それに(要らない)Top Boostつまみ(とスイッチ)が付いてます(爆

まずGainですが可変幅がかなり広く、クランチからオーバードライブ、ヘヴィなディストーションまで難なくこなせます。
EQも効きが良いので、ドンシャリなメタルサウンドだけで無く、以外にも70年代のロックなんかもこれで行けます( ✌︎'ω')✌︎

EQはBassがかなり下、Trebleがかなり上の帯域を操作するようになっており、メタル専用という感じです(爆
上げれば低音がズンズンし、高音がザックザクの即席メタルサウンドの完成です(笑
ミドルは大体600~800Hz位の帯域で、上げればミドルこんもり、削っていけばドンシャリ感が物凄く出てきます\(^^)/
ベースと(特に)トレブルを下げ目にしてミドルを1~3時くらいにし、ゲインを12時前後で合わせると、硬い音ではあるけど意外にもエッジが削られた分厚いディストーションを得られます(まあそれ用の音を出すためにこれを買う人はいないと思いますがw)。

Top Boostは更にハイミッドを加える感じで、従来のザクザクなエッジが削られて刺激が弱くなる代わりに音が若干太くなります。
ザクザク感が弱まってピーキーになりがちになるので、俺は基本使いませんし、多分使う人は少ないんじゃないかと思います(笑
9時以下で運用する人もいますが、オフとそこまで変わらないので無理矢理使ってる感が漂います(爆
ソロ用に音を太くして抜けを良くするくらいでしょうか?
なら他のエフェクターとスイッチャーを併用した方が断然マシなような(^^;;

激しいリフを多用する曲などでは使い勝手は抜群です!
逆にメロスピなどソロを多用する楽曲は苦手な感じで適材適所ですが、俺はこれかなり気に入ってます!
(ツイッターのランキング変えると思いますw)

 

同社のメタルマフのミニ版のMiniやMicroは論外で、メタルマフとアナログコーラスのNano CloneとアナログディレイのMemory Toyを3in1したTone Tattooとはかなり悩みましたが、アナログのコーラスとディレイは他社のを単体で持ってますし、ミドルがプリセットになってるのが気になったので(2種のスクープ)単体にしました。