Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170904 Peavey Backstage

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練習用アンプとして昨今注目が徐々に集まってきてる、Peavey Backstageを買いました(^ν^)
最上位機種のBanditも所有しておりますが、6.5インチスピーカーの10wでどこまで迫れるかというのも気になりました(笑


コントロールはOD用ゲイン、Ch切替SW、クリーンとOD共通Vol、2バンドEQと他社の練習用アンプと同じ仕様になってます。

で、肝心の音なんですが、完全に練習用アンプを凌駕してます(爆
セールで7千円弱で買ったのですが、同価格帯(定価1万円前後)のアンプだととても太刀打ち出来ないと言いますか、ヘッドホンアウト使ってPAに送ればそのままライブも出来そうな勢いです(笑
Banditと同じようにTranstubeテクノロジーが採用され、全体的に音圧があり、温かみがあり、太い音です。

クリーンはチューブらしく立体的、奥行き感があり、所謂鈴なりな音を奏でます。
トランジスタはおろか、2万円前後の安価なチューブアンプより断然良い音です。
またエフェクターの乗りも良く、モニター代わりにも持ってこいです(^-^)
チューブらしく温かみがあり、エッジが自然に丸くなってる感じなので弾いてて疲れず心地よいです。

ODもまた格別で、ミドル分厚いチューブライクなディストーションを効かせてくれます^^
気になった点として高音が弱く、個人的にトレブルを9くらいまで上げて良い感じになりましたが、80年代のHR/HMなら8でもいいと思います。
(もしかして9=90年代、8=80年代なのかな?w)
歪がきめ細かく、またクリーンと同じくウォームなのでいつまでも弾いていられるサウンドです。
(どっちのトーンも良過ぎなので、事ある毎にCh切替SWを弄るのが面倒w)
ゲインノブでクランチ〜ディストーションまでこなせ、ギターのvolノブでもゲインコントロール出来ます。

EQに関してはちょっと特殊な効き方をするので説明します。
まず両方EQ0でミドル特化型の大変篭った音になります。
それぞれのEQをいじる事により、Trebleはより高い帯域、Bassはより低い帯域にシフトする感じで、言うなればパラメトリックEQのような効き方をします。
なので通常のアクティブorパッシヴEQみたいに音量が上がったり下がったりはしないです。
全体的に高域が弱いので、Trebleは右に回しつつ、Bassつまみでベース〜ミドル間の帯域の調整をして音作りすると楽です。
両方MAXで(ミドル強目だけど)ドンシャリな音も作れます。
EQをどう弄っても音量が上がらないのは個人的に大変便利ですね(・ω<)
更にクリーンとODで音量に差がないのも大きいです。

流通量がまだまだ多くないので店頭で見かける機会は少ないかもしれませんが、俺としてはイチオシな小型アンプ(最早練習用の括りには入らないw)です!