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今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170826 Peavey Bandit 112 Part2

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PEAVEY Bandit 112 100W コンボアンプ 【国内正規品】

PEAVEY Bandit 112 100W コンボアンプ 【国内正規品】

 

 


実は前持っていたBanditなのですが、1月に買ったMesaのアンプの購入費用のために売りました(爆

その後また欲しくなり、正規品が購入出来るようになったので(以前は直輸入品しか手に入らなかった)、食指が動き購入(笑

Trademark30も以前のものは同じ理由で直輸入品を売り払い、こちらも正規品の方を再び購入しました(正規品は現在生産完了)。

今回は以前使ってた直輸入品+昇圧トランス(100→120V)の音と国内正規品(100V)の音の違いを書いていきたいと思います。
あくまで個人的な感想なのであまり参考にはしないで下さい(笑

まず全体的な印象としては、直輸入品より正規品の方が音が前に出る印象です。
逆に言うと直輸入品の方は音が引っ込んでる感じです。
また正規品は音の分離感、立体感が良く感じられるのに対し、直輸入品は平坦で味気ない印象。
確かに通常120V仕様のアンプを100Vで使うと音の張りが無くなったり、音圧が弱くなったり、ノイズが凄まじく乗るという噂はよく書かれてたりしますが、俺の場合120Vに昇圧して使ってるので上記の問題は解決するかと思いきや、こうも全然違うとは思いませんでした((^^;;

Clean Chだと、120VはチューブアンプのMesa Boogie Mark VやMarshall DSL-1cのクリーンのような立体感、奥行き感はさほど感じられず、あくまでTranstubeによる効果でエッジが丸くなって滑らかになったという印象でした。
しかしながら、いざ100Vの方を使ってみると音がチューブのように立体的で、張りがあり、120Vの時に微妙な印象だったTranstubeの技術に圧倒されました(笑

Lead Chも同様で、120Vは「エフェクター要らずで手軽に歪ませられるなあ」でしたが、100Vは音が前に出てきて、しかも分離もいいので、「本物のチューブアンプの歪に極めて近い!」という印象を受けました。
音圧も歪量も100Vの方があり、120Vの方は相対的に音がスカスカ、ペラペラな印象です。
前の記事でべた褒めしてましたが、当時の手持ちのアンプの中では極めて優れてたのは間違いないです。ボグナーの赤とBurnleyの比較記事のようなものです(笑

EQやリバーブの効きも差は歴然で、120Vは最大にしてもほんのり効くという印象でしたが(これは当時の記事でもそう書きました)、100V仕様だとEQの設定でガラリとトーンは変わり、リバーブは目盛り5ぐらいで120Vの目盛り10ぐらいの効きで、10にすれば相当強烈なリバーブが得られます。

ここまで来ると本当に120Vの時の仕様は「?」です(爆
昇圧器で昇圧はしてたので、理論上は100Vと同じ仕様、同じトーンになるはずなのですが、本当に全く違うので正直驚いてます(笑

Banditに興味を持ってらっしゃる方は国内正規品が断然オススメです!
音もそうなんですが、保証が直(並行)輸入品は皆無なので(一部の会社では一応サポートしてる)、そういった意味でも正規品が好ましいです。
以前持ってたものはクリーンにしてもオーバードライブが掛かる仕様だったり(当然無償修理してもらったけど、今度はVolがおかしく、ある程度まで上げないと音が出ず、ある起点から爆音が出てくる謎仕様になってたw)、新品なのに汚れてて、一部が破損してる商品だったり(届いたその日に返品)、粗悪な物が多いです。
値段も大して変わりませんし、寧ろ昇圧トランスの値段考えると国内正規品の方が安くなったりします。