Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170613 アンプについて

今までチューブ、アナログソリッド、デジタルモデリングといろんなアンプを使ってきたので、個人的な解釈を書いていきます。

 

チューブ:それぞれ個性があって総じて出来が良く選択の幅が広いので、出したい音の傾向でアンプを選ぶ感じ。

真空管の品質管理さえ怠らなければ安定した自分好みのトーンを得られ、所謂一生モノのアンプは大体チューブアンプが選ばれる。

但し老舗の廉価版みたいな小型アンプや、どこぞの安価なメーカーのものはあんまし音が良くない印象なので、安いチューブは要注意。

アナログソリッド:真空管の寿命を気にする必要は無いが、出来不出来の差が激しく、自ずと名機と呼ばれるアンプが限定されて持ち上げられる。
チューブを模したPeavey Bandit、Tech21 TMシリーズ、Roland Blues Cubeや、Dimebag Darrel氏のシグネチャーのハイゲインアンプRandall Warhead、ボストンのギターサウンドを再現したRockman XP-100などオリジナリティ溢れるものが多い。

ブライアン・メイのディーキーアンプのクローンやVBM-1もアナログソリッド。

デジタルモデリング:年代によってかなり出来が変わり、00年以前はYAMAHA DGシリーズなどごく一部のハイエンド機器を除いて総じて出来が悪い。
Line 6社のモデリングアンプ、Spider IIIがブレイクした以降から徐々に全体的なクオリティが上がり、2014年位からクオリティは頭打ちな印象。
現在では総じて出来が良く、ギターのvolノブへの追従性やチューブアンプのサチュレーション、絶妙な濁りなども細かく再現されてる物が多い。

Axe FXやKemperなどの「どんなアンプでも高レベルで再現出来る」系は非常に高価だけど、一般的には安価で手軽に楽しめる。