ネタも尽きたので、マーシャル系アンプとマーシャル系ペダル+トランジスタアンプ(その3)による比較でも適当に書いていきます。
その後超自己満総合ランキング(笑)を「その4」で書きます。
今回は
・Marshall DSL1C
・Tech21 Trademark 60
・BOSS eBand JS-10(MS1959 I、I+II)
の3つで比較します。
まずDSLは前回書いたLead12と非常にトーンが酷似しており、気持ち音が柔らかくなった印象です。
全部12時だとマーシャルらしく高域が強くて削ってます。
高域が強い分抜けは3機種でもピカイチで、ベースも埋もれないようにブースト出来るのでバランスは良い方。
歪み方はファジーでドライな印象。歪の粒がきめ細かく、Mid Shiftスイッチを併用して邪魔なミドル(ミドルですがかなり高めの帯域)を削れば奥行き感が増します。
唯一使った大型スタックJCM900と比較すると、EL34とECC82(EL84相当)の違いやスピーカー径の違いもあってやはり音がザラザラザクザクとした感じで荒削りという感じです。
次にTM60ですが、逆にマーシャル設定では高域がかなり弱く、Highを上げるとメサのような高域の上がり方になるので中々難しいです(^^;;
ただしスタックアンプ宜しく太い歪なのと、スピーカーが12インチなので、3つの中で大型アンプのようなトーンに一番近いです。
ローとハイを若干上げ目にすればドライブ感のあるサウンドになります。
最後にJS-10ですが、マーシャルのシミュとして見るとかなり厳しいです(笑
やはりスピーカーシミュに違和感があり、のっぺりとした味気ない歪です。
EQやブースターで過度に補正して漸くエッジの立ったマーシャルっぽいドライなディストーションが作れる感じです。
但しデジタルモデリングの宿命か、他と違いギターのVolに対する追従性が良くないです。
個人的にはこの中の3つであればDSL1Cがいい感じですが、限定商品なので手に入りづらく、DSL5Cや15だと音が別物らしいので、代替品としてはパワー管にEL34を使い、巷で評判なDSL40Cがいいと思います。
スピーカーも12インチを積んでるのでオススメです。
その次がTM60ですが、これに関してはFenderやVOX、Mesa Recti系、Mark系の音も構築出来るので、幅広いサウンドを作るのに便利です。
JS-10も同じような傾向で、デジタルという響きやアナログに比べて妥協点はあるけど、コンパクトで1台でエフェクター含めて解決するので便利です。
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