Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170313 Playtech Heavy Metal

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コスパが良いと評判のペダル、Playtech Heavy Metal、PTHMです。

僕も正直ネットのレビューに釣られて買いました(笑

コントロールはVol、Gain、Low、Mid、High、そしてMid Freqとなってます。
BOSS MT-2の様な仕様ですが、MT-2は名前の通りドンシャリなメタルサウンドに特化してるのに対し、PTHMは幅広いジャンルに対応してる印象です。

まずMT-2とは違い、どのつまみも可変幅がかなーり広いです(笑
歪はクランチからハイゲインやドンシャリメタルまで何でもいけますw
LowとHighの可変幅も広く、場合によってはアンプ直以上のレンジ(特にJCとか)を持ってます。

ミドルは非常に特殊で、これとMid Freqのつまみで音の傾向が大きく変わります。
ミドルはブースト/カットする帯域をFreqで選ぶという形式になっており、下は200Hzから上は5kHzまでシームレスに選択出来ます。
ミドル12時で、Freq12時の方向で大体1kHz帯でしょうか。Gain絞るとFender系の歪に近いです。
ミドルつまみを2〜3時くらい、Freqを10時〜11時くらいでVOXのAC30 Top Boostのような歪、1〜2時でマーシャルらしいハイミッド寄りな乾いた歪、逆にFreqを11時に設定してミドルを0にすると、Mesa Boogie Mark VのV型グライコみたいな音にも出来たりします。

気になる点としては、どう設定しても特有のコンプ感が有る癖のあるサウンドになります。
またコンプ含めトーンがやや粘っこい感じで好みが分かれると思います。
また(チューブ)アンプライク系のペダルでは無いので、Gainを上げるとザクザクした歪になります。トレブル上げると顕著に分かります。

しかしながら、値段がエフェクター全体でも物凄く安く、アナログで、音作りが幅広いのは脅威です。
先日書いた同社のディストーションペダルが霞んでしまうくらいのクオリティを持ってます(多分ヘヴィメタルでディストーションペダルの音は補えるw)。
因みに僕は一時期気に入り過ぎて2台買いました(爆
結局1台は先輩にあげましたw
未開封品を未だ取っておいてます。

昨今JOYOや中華ペダルが安エフェクターの幅を利かせ始めてますが、それを以ってしてもコスパは高いです。