Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20200109 楽器屋探訪〜長野・栃木編〜

新春初投稿でございます⛩🎍🙇‍♂️🎍⛩

長い有給を取得致しましたので、今回はロングドライブという形でかなーり長い距離を走って「沼」を探索してきました🤘✨(くっそ疲れた😓)

 

長野編

 

まずはデジマートのリサイクル・ショップに楽器の沼?!「万代書店 長野店」に行ってみた。|連載コラム|井戸沼尚也のニッポン沼めぐりっ!【デジマート・マガジン】

で紹介された万代書店へ前々から行きたいな、と思ってたので、片道約240㌔を突っ走って向かいました٩(ˊᗜˋ*)و

 

首都高速から乗り継ぎ乗り継ぎで疲れた_(›´ω`‹ 」∠)_

 

・高坂SA

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練り物が名物?らしく、たこ棒とエビマヨ棒が人気だったので早速堪能😋

 

・千曲川さかきPA
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景色めっちゃいい!!👍✨

千曲川が観られ、その奥には山、山、山🗻

雄大とはこの事か🤩

 

しかし、現地近くまで着いた後、ナビが変な所を指し示して住宅街をウロウロさせてくれてフラストレーション溜まりまくりましたが(笑)、漸く着いた

mandai-shop.jp

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デジマートの記事とまんまな立ち振る舞い!(当たり前かw)

外ではクレープが販売されてたりしましたが、ここはガソリン代と高速料金の為に節約💰

 

万代書店は「書店」を名乗ってますが、実際はハードオフ並の品揃え+アミューズメントパーク+中野ブロードウェイ並のコアなブースがある中々ケイオスな場所でした(笑

 

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入って直ぐ目に入る古着屋。

わしのようなモテないオッサンには無縁な場所ですな😭

 

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アクセサリや時計などを扱ってるエリア。

色々サブカルなブースがある中でこの立ち振る舞いは、かの中野ブロードウェイを連想させます(笑

 

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トレカなどがギッシリと並ぶエリア。

こういうの見ると「ふぁ?!😳」ってなるような金額のデュエルモンスターズのカードとかあって心躍るんですよね😆

 

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まさかの駄菓子屋エリア(爆

一応申しておきますが、ここは「書店」です(笑

ぎっしりと駄菓子が並び、懐かしさを。。。派手過ぎてまるでアメリカの店(笑

 

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カイトルンジャー(笑

オリキャラまで作る気合いの入りよう‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

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ド派手な階段に、上がるとミニ四駆のサーキットや、トレカを楽しめるブースまである🤩

もう何でもかんでもやりたい放題な店(巨爆

 

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勿論書店なので漫画も置いてますが、他のブースの比率が大き過ぎて書店と言えるか微妙😅

 

そして数々の箇所をくぐり抜けたあと、現れたのが楽器ブース👍✨

 

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もう既に御茶ノ水の狭い楽器屋並みにぎっしりとギターやベースが飾られてます🤘✨

 

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エフェクターも充実👍✨

ヴィンテージから、新品の国産ハンドメイドまで色々揃ってます😊

 

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個人的に気になったのはコレ、LED付きの86年製Pro Co RAT。

神田商会が当時手を加えた通称「神田ラット」なのか、個人が付けたのかは定かではありませんが、値段から察するに前者かなと推測してます🤔

 

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デジマートの記事でも紹介されてた、Founderの2ハムに見せかけた2シングルのLPタイプと、これまた滅多にお目にかかれないTeiscoのLPタイプのギター😳

両方試奏しましたが、Founderは確かにシングルコイルのジャキジャキ感が出てました(笑

グライコで言う所の800Hzを上げたような、鼻詰まりな感じの独特な音色で中々病みつきになります🤤

一方Teiscoは1〜3フレットが死んでおり(笑)、そこら辺の音が全部G#になります(爆

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アンプも中々の品揃え、楽器屋顔負けという感じです😆

Kendrick、俺の下手くそギターだと畏れ多くて触れませんでした🥶

あとOrange PPC112が¥22,000とお買い得👍✨

巷ではかなり優秀な汎用キャビなので、これさえあれば自宅で小型ヘッド取り替えて遊べるゾ!🤩

 

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燦然と輝くヴィンテージGretsch✨✨✨

かなりメンテしてるらしく、佇まいは綺麗かつ独特なオーラを纏ってます。。。🤔

 

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試奏ブース。

JC-120(電源やVibrato/Chorusが3-Wayトグルスイッチの旧型)とVOX VT20+が置いてあり、売られてるギターを自由に試奏出来るとの事🤘✨

なので、前々から試したいなと思ってたVT20+で試奏してみたんですが、、、

 

「んギもちいいいいいいいいいいいいいいあへえええええいくのおお」(予測変換)

 

でした(笑

確かに当時の謳い文句通り、モデリングなんですがプリ/パワー管に12AX7とValvereactor回路を採用しており、小音量でもチューブのニュアンスがバリバリ出てきます!

しかも小音量でもパワー管をフルクランクさせたような粘り?みたいなのが出ており、確かに品切れを続出させた理由が分かりました😱

ブースターや空間系も充実しており、確かにアンプ直でかなりクオリティの高いサウンドを叩き出す名機ですね👍✨

因みに、使ったギターはさっきのFounderとTeiscoの他、Aria Pro-II(PU換装)、Tokai(PUをEMGに換装)でしたが、Aria Pro-IIの得体の知れない(笑)PUが好みでした😅

 

また、先日買ったPro Co RatをJC-120で試したんですが、(良い意味で)やばかったので、自宅のJC-40でも試したいなと思ってます👍✨

(因みにT5 M5 B5だとシャリシャリで好みではなかったので、俺の好きな設定、T1.5 M6.5 B2.5でやってますw)

 

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レアなMarshall Lead15の小型スタックと、例の有名ギタリストを象った店員さんを呼ぶスイッチ(笑

どこもかしこもはっちゃけてて或る意味テンション上がります(笑

 

万代書店を去った後、やはり蕎麦を食べたかったので駅前の蕎麦屋に立ち寄ったんですが、そこにはヤツの姿が。。。

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ハードオフキタ━(゚∀゚)━!

という訳で(笑)、早速入店しました🎶

 

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万代書店に比べるとやはり規模は小さめでした。

 

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旧型のBOSS Bass EQ、GE-7B。

MXRの10バンドEQから31Hz、8kHz、16kHzを抜いて、±12dBの間で変動出来る仕様になってます(恐らくQが違うので、同じ帯域でも変化の仕方も違うと思います)

隣にあるのはややレアなHyper Metal。

同社のHeavy Metalの進化系という位置付けだそうです🤔

 

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ヴィンテージMXR six band EQ!

状態は結構綺麗な割にかなり安いので欲しかったんですが、今後の散財のために涙を飲んで諦めました😭

 

駅前にある油やという店の蕎麦を食べたんですが、やはり通常の蕎麦とは次元が違いますね😋

蕎麦は歯ごたえがあって風味があり、天ぷらはサクサクでサッパリ、美味しゅうございました😋

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栃木編

 

「お、長野から3時間半で行けるじゃん!」

という(無謀な)発想で、真っ暗な北陸道を突っ走り(マジで他の車が無くて、真っ暗で、高速慣れてないので怖かったwww)、これまた200㌔以上離れた栃木県に行きました🤘✨

ここもデジマートで紹介されたお肉屋さん? それともギター屋さん? 栃木「ミートショップこしみず」へ行ってみた!|連載コラム|井戸沼尚也のニッポン沼めぐりっ!【デジマート・マガジン】

に行きたいと思ってたので、O型特有(偏見あったらさーせんw)のその場で計画をぶち上げる行動に則って向かいました(笑

しかし夜はやってないので、朝までネカフェで寒さを凌ぎました🥶

 

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宇都宮駅到着。

駅前には無数の餃子屋があり、流石は餃子の街です🤤

 

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「ぐるなび」で「餃天堂」というお店が人気らしく、早速直行🏇

 

https://www.gyozakai.com/tenpo/tenpo.php?id=31

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焼餃子と水餃子を頼み、焼はマヨネーズと一味唐辛子で食べるとの事。

これがまた美味い!😋😋😋😋😋

どっちも生地がモチモチで中はジューシー、しかもあまり熱くないのでどんどん行けちゃう😋😋😋

 

そして腹ごしらえした後、いざ次の目的地へ🚗 ³₃

 

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肉屋兼ギターショップ「ミートショップ こしみず」です!🤘🤘🤘🤘

 

plaza.harmonix.ne.jp

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夥しい数の国産ビザール系ギター!🤘✨✨

Teisco、Guyatoneといった大手の他、アンプのELKの前身のEchoやVoiceといったものもあり、マニアの心にド直球です⚾︎=͟͟͞͞<(´・ω・`)

 

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そのアンプのELKも健在(笑

ソリッドステート機構のクリーンオンリーなアンプで、立ち位置や年代的にAcoustic Control Corporationと似通ってますね🧐

 

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嘗て存在した

「一人きりのコンサートinマイルーム」

でお馴染みの(笑)、三光通販が販売してたTomsonセットもありました😆👍✨

コレ、ギターは中々出回らず、アンプに至っては殆ど存在しないので或る意味激レアです!😱

 

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これまた貴重なSUNNのアンプ!

かのハードロックバンド、Mountainが嘗て使ってたメーカーで、最近はこの銘柄とロゴマークをまんま流用した同名ドゥームメタルバンドもいる人気ぶり(笑

80年代製でドライブChはかなり歪みますが、中身はFenderの某アンプと同じとの事(笑

(OEMで、このロゴをFenderに取り替えるだけで値段が相当変わったというブラックな内容もw)

 

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国産メーカー、TAKTの50〜60年代製の小型チューブアンプ。

映画「三丁目の夕日」でこのアンプとGuyatoneのギターが貸し出されたというもので、それを抜きにしてもマニア垂涎の逸品!(わしも欲しい🤤)

当然非売品です😭

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このシーンのギターとアンプはこちらの店からの貸与です!

 

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ご当地ブースター!

デジマートでも紹介されてたもので「良い肉」円となってます(笑

 

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TeiscoのフルチューブアンプとPignoseの小型ソリッドステートアンプ。

Pignoseは(残念ながらw)中国製で(USA製だったら買ってたかもw)、バッテリーが切れて動かないとの事(笑

Teiscoは60年以上前のヴィンテージ品で、音はかのGSを連想させる味わいのあるFender寄りなクリーン、強烈に掛るスプリングリバーブと個性は抜群です!👍✨(これは買えるので、置き場所あれば買ってた😭😭😭😭)

 

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で、出たー!

GuyatoneのFender Deluxe Reverbの銀パネパクり奴(笑

音はTeisco同様まんまGS系のサウンドで、Volをフルアップしてクランチな歪が得られます👍✨

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旅のお供にRATを連れてたんですが、歪の乗りは微妙でした(笑

 

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なんと!

店長がCDをリリースされてました!😳😳😳😳

また地元のローカルバンドを取り仕切り、ライブイベントなどもされてるそうです😊👍✨

 

他にも有名なアーティストの来店されたお写真などもありましたが、一応伏せておきます(笑

 

思ってた以上に品揃えが豊富で、ただただ圧倒されてました。

(後からジワジワ来る購買欲www)

Teiscoのアンプは未だに欲しいですね。。。😭

ここは確かに隠れた名店(あまりにも業界と繋がってるので「隠れた」という文言も微妙ですがw)で、国産ビザールギターを集めてる方にはきっとオアシスになること請け合いです!🤘✨

 

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帰り際に寄った餃子の有名店「みんみん」😋

www.minmin.co.jp

オーソドックスな餃子ですが、手頃な値段で食べられるのでオススメです🤘✨

 

東京から長野、栃木とロングドライブで疲労困憊ですが、新年早々豪華な楽器屋巡りを堪能し(これの他ハードオフ八王子大和田店も寄りましたwww)、「心も満タンに」的な感じで満足の行く旅でございました😊👍

サウンドハウス

20191231 今年買ったエフェクターランキング in 2019!

さてさて、2020年も迫る中、今回も買ったエフェクターのランキングを載せてまいります!👏🏻✨👏🏻✨👏🏻✨👏🏻✨👏🏻✨🎉🎉🎉

 

まず備忘録として今年買ったエフェクターを挙げると、

・ADA MP-1-Channel

ADA プリアンプ MP-1 Channel 【国内正規輸入品】

ADA プリアンプ MP-1 Channel 【国内正規輸入品】

  • メディア: エレクトロニクス
 

・Bogner Ecstasy Red Mini

Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

  • メディア: エレクトロニクス
 

・Bogner Ecstasy Blue Mini

Bogner ECSTASY BLUE - MINI ギターエフェクター

Bogner ECSTASY BLUE - MINI ギターエフェクター

  • メディア: エレクトロニクス
 

・BOSS Over Drive OD-1

・BOSS × JHS Angry Driver JB-2

・Custom Tones Ethos Overdrive

・Fuchs Plush Drive

・Ibanez Tube Screamer TS9

Ibanez Tubescreamer TS9

Ibanez Tubescreamer TS9

  • メディア: エレクトロニクス
 

・Limetone Audio FOCUS-NX

・Marshall Guv'nor (Made in England)

・Ovaltone Q.O.O Blue Edition

・REVV G4

・Sound Project "SIVA" 「If you smiled,this summer would be forever. 」

・ARIA Distortion ADT-1

・ARIA Distortion DT-5

・BJFE Model D 5K

・ENGL Reaper

・Guyatone Metal Monster MM-1

・Guyatone PS-011 Distortion Sustainer

・Horizon Devices Apex Preamp

・Jetter Gear GS124

・KORG ToneWorks 104ds(再)

・MXR 6 band graphic equalizer

・POS DT-1 Distortion

・Randall RGOD

・Rockman MIDI Octopus

・Rockman Instrument Guitar Equalizer

・Rockman Sustainor Model 100

・T.C. Electronic TC1140

 

オーバードライブとディストーションだけで24種類、その他諸々合わせると29種類ものエフェクターを買ってたらしいです😱

(道理で金欠で死にかけるわけだ...😱😱😱😱)

一応ここに更にTwo-Rockのキャビも入るので、相当散財してる事が伺えます🤔(ただの機材オタク馬鹿ですw)

 

今回はこの中から、特に良かったペダルのTOP10を発表していきます!ウオオオオアアアア 'ω')/アアアアアッッッッ!!!!!

あ、因みにRockman Sustainorは殿堂入りしてるので、今回は除外しますΣ(。>艸<。)💣💥

 

第10位:POS DT-1

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まず10位はお馴染み?POSです(爆

理由?音が兎に角ク◯過ぎて逆に斬新で気に入ってしまいました(笑

(狙ってク○な音を作ってないというのも好感度が持てます😆)

あらゆるディストーションペダルの最低基準として、アンプでの補正具合を考察出来るとしてある意味とても扱うのが面白いペダルですね(笑

ファジーでペラペラなディストーション、あらゆる面で原音から大幅に劣化するバッファードバイパス、両方とも今後の研究に使えそうです🤤👍

 

第9位:Ibanez Tube Screamer TS9

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9位はコレ、TS9です😊🤘✨

今までブースターの超定番として認知してましたが、俺が手に入れたのは今年初めてなんですよね😅

Arion Tubulatorがクローンになるかな?と思い、8年くらい前に手に入れて琴線に触れなかったので、TS9にも興味が無かったのですが、ココ最近手に入れ、芯がなくてぼやけるアンプやエフェクターの歪を強烈に補正して使いやすいサウンドに変えるポテンシャルの高さ、意外とJC-40のクリーンサウンドにウォームな歪を足せる事が判明して、俺の中では革命的なペダルでした(笑

「TS系」を果てしなく求めるより、まずは基礎を知らないと、という気持ちがありました(笑

 

第8位:Marshall Guv'nor

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80年代のMarshall直々のエミュレータ、Guv'nor。

確かに近年のディストーションと比べると歪がやや弱い、荒々しいという印象はありますが、その大味な荒々しさが逆にMarshallらしさを醸し出してるのかなとも思えました🤘

コレに関しても、昔「MGシリーズの歪はGuv'norの回路を積んでる」とか噂されてたので正直避けてました(笑

(全然違います!😡)

生産国の違いやPlusなどもありますが、やはり浪漫で英国製を選びました🤘🤘✨

これも当時大ヒットしたらしく、有名アーティストがこぞって使い、(アンプよりは遥かに安価だけど)高嶺の花というレベルの値段で憧れてた人が多くいたのかなと考えると感慨深いペダルですね😊

 

第7位:Custom Tones Ethos Overdrive

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7位は最高峰Dumbleエミュと謳われたEthos。

やはりヴィンテージなDumbleサウンドを構築出来るツールとしては非常に優秀、クリーンサウンドはFender Black Face系のサウンドとして定評があり、Mid Boostしたハードロック向けDumbleドライブサウンドも心地よく、隙が無いというDumble系マルチエフェクターという印象が強いですね🤘😉✨

キャビシミュ機能もありオーディオI/Fに直接入力出来るのも便利です(オプション)

Dumble系ペダルは他に沢山あり、コレに関しては値段が相当高いので万人向けとは言い難いですが、やはりそのクオリティは他の追随を許さない感じはありますね😼👍✨

 

第6位:Bogner Ecstasy Red Mini

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第6位はRed Mini。

レギュラーサイズのものよりアンプ感はやや薄まりましたがそれでもBognerサウンドは健在、ゲインアップされてさらに使いやすくなったという感じです🤘✨

値段は昨今のハンドメイドブティックペダルと同等、クオリティはやはりBognerのお墨付きで高く、従来のBognerサウンドは勿論、極上なブラウンサウンド系音も出せるポテンシャルを持ってます🤘😆👍

 

第5位:Limetone Audio FOCUS-NX

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第5位にランクインしたのは昨今話題のFOCUS-NX!

やはり他のコンプやブースターとは違う、独特の半ワウのような鼻づまりサウンドを強制的に作り出すコレは面白いですね!😆👍✨

Precision Driveもそうなんですが、クランチからメタル、モダンハイゲインなエフェクターやアンプのサウンドを強制変換するツールって俺大好きなんですよね🤪

しかも2系統の帯域を持ってたり、ただの半ワウだけでなく使いやすいミドルブースター(TSと違って帯域を削らない)、ミドルノッチャーとしても使えるのもGOOD!

これで自前のエフェクターも「あの音」に近いサウンドを出せるぜ!(まんまじゃないよ、近い音だよw)

 

第4位:BJFE Model D 5K

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第4位はBJFEの最高傑作?のModel D!

音はまんま70〜80年代のDumbleという感じのエモいAOR系フュージョンの音が出てきます🍹🏖🐠☀️

BOSS OD-1がエフェクターサウンドのAORに対して、こちらはアンプライクなフュージョン寄りという違いがありますね🧐

歪は弱いですが単音が太く、サスティンは長く、コンプ感は薄くセンシティブ、トーンはDumble特有のFender Black Face系がもっと太くなってミドルレンジが増したような、Dumbleクローンアンプにも勝るとも劣らないクオリティを誇ります!😎

 

第3位:Ovaltone Q.O.O Blue Edition

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TOP3に輝いたのはQOO!

ネット上で余りにも持て囃されてたので、

「ウゼェ。。。ぜってー買わねぇ!😡🤯」

と息巻いてましたが(笑)、ツイッターに於けるとあるエフェクター有識者の助言で渋々試したところノックアウトされたペダルです(笑

兎に角低音がもの凄く出る、出る!😱

それでいて篭ったりは一切せず、程よくエッジの立った高が出る上、やはり注目すべきはぶっといミドルレンジ!

ローミッドがかなり出てるので迫力は抜群、そこに特定の帯域をノッチングしてるのか、音の分離はすこぶる良く、どんな弾き方をしても、どんなつまみの設定をしても音が破綻する事はありません😱😱

Suhr Rot Reloadedと弾き比べましたが、少なくとも俺の中では上位互換ですね😭

Unreal Amp Sound恐ろしや。。。😱😱😱

 

第2位:ADA MP-1-Channel

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第2位はこちら、ADA MP-1のペダル形式の復刻版、MP-1-Channel!😡👍✨

やはり12AX7のプリ管を2本搭載した音は強烈で、モロにチューブサウンドの感触を堪能出来、OD1でパワー管のサチュレーション感、OD2でプリアンプのクリーンからクランチ、ハイゲインディストーションを表現する様は正にアンプ👍✨

加えてこれまた強烈に効く3バンドEQにPresenceと、全く隙の無い仕様はただただ圧倒されます😱

ミドル全振りなぶっといリードサウンドから、ザックザクのドンシャリメタルディストーション、ウォームなクランチやクリーンなど、どんな音でも作れるオールレンジ攻撃なペダルです!

強いて欠点を述べるならば、クリーンとディストーションの切り替えがフットスイッチで行えない事(トゥルーバイパスには出来る)、日本で買うと値段がやけに高い点でしょうか😅

余程個人の嗜好に突き刺さるペダルか、ブティックアンプでも無い限り、大抵のペダルは捩じ伏せる強力なペダルです!🤘😡🤘

 

第1位:Horizon Devices Apex Preamp

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栄えある第1位はコイツ、Apex Preampデス🤘☠🤘

Djent系バンドPeripheryのリーダー、Misia Mansoor率いるペダルブランド、Horizon Devicesの渾身の逸品で、製作はあの、あのRockmanの製作にも携わっていたBob Cedro氏が深く関わってるというお墨付き😱

筐体のデザインは提携先のMXRから出てるEVH 5150 ODのものを踏襲し、音はまるでその5150 ODとMesa Boogie Mark IV以降のシリーズの良いとこ取りみたいな重厚かつカラッとしたカッコイイと思わされるドライブサウンド、Tightスイッチのオンオフでリードやバッキング、鋭いリフなどを使い分け、必殺の強烈なノイズゲートによるDjent系サウンド炸裂と、昨今のメタルシーンをやるには重装備🤘😎🤘

3バンドEQは効き目は穏やかだけど、5150 ODよりも使いやすくなってる縁の下の力持ち💪( ˙꒳​˙💪)

またキャビシミュモードに瞬時に切り替えられ、マイクの位置をシミュレートするつまみは、かのRockman SustainorのPhase notcherのような効き方を彷彿とさせます😳

因みに、以前いくつかのディストーションと、EQとコンプを組み合わせてRockmanのサウンドを再現する実験を行った際、最も近い音が叩き出せたのがコイツでした🤩👍✨

殆ど出回ってないのが非常にネックですが、アンプライクなハイゲインディストーションペダル、プリアンプ、ラインドライバーとして俺は激推しです!🤘😼👍✨

 

まとめ

今年度はブティック系のみならず、安物や普及品などもランクにくい込みました🤘✨

POSに関しては、ペダルサミットにおいて特別講演会が開催された程の話題性で、俺も正直行きたかったです(笑

また音の衝撃度で言えばQOOですね🤘✨

流石はOvaltoneといった感じでした🤘😡🤘

 

来年も買いたいペダルがわんさかあり、またRockmanのリペアやラック構築の計画もありお金が飛んでいくのが容易に予想されます😭

ではでは、良いお年を(*- -)(*_ _)ペコリ

サウンドハウス

20191227 後段にグライコを置いてRockmanサウンド化 Part.2

前回の記事

20190922 Rockman Guitar Compressor Pt.2 - Guitar Stuff Blogwww.guitarstuff.jp

では前段にRockman Guitar Compressor、後段にMXR 6 band graphic equalizerを置き、設定を変えながらRockmanに近づけるサウンドを狙いましたが、今回はシンプルに後段にRockmanのEQを置き、EQの設定は基本固定、前段に置くディストーションエフェクターも全て12時の設定でRockmanに近付ける事にしました٩(ˊᗜˋ*)و

 

先日ツイッターに上げた画像

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基本コレを使います😼👍✨

もし他社製品で代用するなら、700Hzは600〜750Hzの範囲(800HzだとDeacyアンプのような強烈な鼻詰まり感が出るので扱いづらい)、1.4kHzは1.4〜1.6kHzの範囲、2.8kHzは2.8〜3.2kHzの範囲でカバーしてるグライコが良いです😊

(つまりMXR 10 Band EQにミドルレンジで3バンドのプラスアルファが付いたようなものがあれば便利です)

 

で、今回使うのは、勿論前回とは違うディストーションです!🤘

寧ろRockmanとは縁遠い、ミドルが出にくいディストーションを選別して試したいと思います😆

 

・Marshall Guv'nor

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Guv'norの場合、Marshall本来の歪の荒々しさ、高音の強さが反映され、EQでは4kHzが強調されている為かなりキンキンなサウンドになります。

説明書通りに4kHzは+6dBに留めておき、8kHzは-6dBと-9dBの間に固定してSAG感をかき消しつつキャビシミュ感を出せば、それなりにRockmanぽい音になります。

 

・Lovepedal Jubilee

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Jubileeでは正直難しいです(笑

なんというか、チューブを歪ませたようなスポンジ感?みたいなのがモロに出て、EQによる補正だけではRockmanの癖などは再現出来ないです😅

8kHz、16kHzを減衰させてSAG感を消してもサチュレーションぽい感じが色濃く残り、500Hz、700Hz、1kHzを上げてもあまり鼻詰まり感が出ず、トーンを変えるという点では強敵でした🥶

 

・Friedman BE-OD

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FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

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Friedman BE-OD DELUXE ギターエフェクター

Friedman BE-OD DELUXE ギターエフェクター

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BE-ODではEQの影響が強く、かなーり近いサウンドを叩き出してきました!(流石はBE-OD!超優秀!🤘😆👍✨)

前段にコンプとか置かなくてもEQだけでそれっぽさが出せるし、本当に8kHzのカット(と4kHzのブースト)が影響してるのか非常に艶のある滑らかな高音になります😋

単体で極上ブラウンサウンド、EQ噛ませてRockmanぽいディストーションと使い分けが出来るシロモノです👍✨

 

・MXR 5150 OD

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MXR EVH5150 OVERDRIVE

MXR EVH5150 OVERDRIVE

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BE-ODとは違い5150 ODの方がSAG感が強く、EQで削ったとしてもチューブを歪ませた時のザラザラ感は中々消えませんでした😳

これが影響し、半ワウのようなミドルを追加したブラウンサウンドという印象が強く、Rockmanサウンドというにはちょっと遠いかなという感じです。

Lovepedal同様、コイツも「影響されてたまるか!」的な意地がひしひしと伝わってきました😱

 

Bogner La Grange

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Bogner ボグナー/La Grange 【国内正規品】

Bogner ボグナー/La Grange 【国内正規品】

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La Grangeの場合、Rockmanでは無いんですが初期のBostonのライブの様なサウンドになりました😊👍✨

所謂改造Marshall SLP(エフェクトループを付け、恐らくゲインアップも図られてる)にMXRの6バンドEQを足したような感じの音で、チューブっぽさはJubilee同様消せず、しかしながら上手く同調して独特なノスタルジックさとミドルブーストを掛け合わせた、非常に味わいのあるサウンドという感じですね😉🤘✨

 

・Randall RGOD

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同じソリッドステート機構なので近付くかな?と思いきや、RGODのファズ感はチューブアンプエミュレータのSAG感やサチュレーションとは違い、8kHzと16kHzをカットしても消えず、やはり「ミドルブーストしたRandallのアンプ」という感じが否めませんでした(笑

(Rockman風な音でザクザクと鋭いリフをやるのには最適ですw)

JubileeやLGとは対極の立場でRockmanらしさを打ち消してしまういい例ですね😅

 

・MI Effects Megalith Delta

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Megalithの場合、正直無理です(笑

もうMegalithの中で全て音作りが完成してて外部の機器をあまり受け付けない印象で、兎に角歪が折り重なる事による立体感や、Bass 12時で強烈に出る重低音が、後段のEQを微調整にしてしまうぐらいキャラを確立させてしまってます😅

これはMegalith側のEQを(Bassを減らすとかで)調整してもRockmanには程遠く、「モダンハイゲイン」そのものという感じですね🤔

 

・Diezel VH4

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Megalithと同じような感じですが、こちらの方が若干親和性があります(笑

単音が他のエフェクターと比べてあからさまに太いので中々色付けがしにくいんですが、それでもMegalithよりは低音が抑え気味(Bass 12時、Deep 12時)なので、重低音で補正が邪魔されるという事は起きにくくなってます。

しかしチューブのような太さはどうしてもかき消せず、やはり「半ワウを噛ませたDiezelアンプ」という感じは否めません😅

やはり単音が「太い、ウォーム、柔らかい」という感じのエフェクターはEQ補正では中々変えづらいという感じですね🧐

 

・VOX Satchurator

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アンプライク度が低くなると親和性が増すのか、コレだと中々Rockmanに近い感じになりました👍✨

元々がBOSS DS-1譲りのザラつきのあるディストーションで、EQでその辺をカットしても残るっちゃ残るんですが、それを鑑みても中々良い感じに染まってます👍✨

またTone 12時の時点でかなり高域が強いので、10時くらいにすればより近付きますね😉

Satchulator、巷ではかなり投げ売りされてるのを見かけますが、侮れないエフェクターですよ😼

 

・Electro-Harmonix Metal Muff

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コレに関しては、Big Muff譲りで元の音が強烈にファジーで鋭いエッジが際立っており、ピッキング時のアタック音が潰れやすく、EQ噛ませても感触とかが全然違います(笑

完全にMetal Muffを保っており、Metal Muff側のEQを全て12時にして、グライコ側の8kHzと16KHzをカットしようが、500Hzと700Hzを上げてミドルブーストしようがザクザクとしたメタルサウンドで、ただ半ワウEQを噛ませてリード向けにしたという感じが否めません(笑

コイツはどんなアンプに噛ませてもコイツの音がするように、周りがどんな補正を掛けても効かないようです😓

 

・Supro Drive

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コイツではMetal Muff以上に遠ざかります(爆

Metal Muffにはまだディストーション的な滑らかさや輪郭が有るんですが、コイツにはそれが一切無く、アンプライクと謳いながら実質ファズなので、EQは似ますが感触は全くもって別物です(笑

SR&Dがファズ作ったらこうなるんじゃ。。。ならないな😂😂😂😂👍✨

 

・Suhr Eclipse

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大トリはSuhrの名機Eclipse!🤩

コレに関しては、BE-ODやEcstasy Mini Redまでとは行かないまでも中々親和性が高く、かなり近づきました👍✨

ただEclipseの方がレンジが広く、やはりチューブアンプらしい感触があるので、250Hz以下を一律下げたり、8kHzを-9dBまで落としてもっとSAG感を打ち消してキャビシミュのような効果や無機質な感触を醸し出すと、より近付くのかなと思いました🧐

 

総評

イコライジングに関しては、やはりRockmanらしい感じはどのエフェクターでも出ます。

しかしアタック時のニュアンスや、特有のコンプ感等は当然出ないし、歪のキャラもバラバラなので(特にRGOD、Megalith、Metal Muff、Supro Drive)、コレを導入したからといって完璧なRockmanサウンドには当然なりません(笑

「Rockmanとはこんな感じの音だよ」という体感は出来るので、コレを試して自分好みかを見極める指標にはなるかと思います(笑

 

一応PA用のグライコではそれなりに使える帯域のものが多いので、それらを活用するのも良いかもです😊(↓のサウンドハウスのリンク先に結構ありますw)

サウンドハウス

20191222 Jetter Gear GS124 Pt.2 (エフェクター比較編)

前回久しぶりにmngしたGS124ですが、今回は恒例の、他のDumble系ペダルと比べてそのポテンシャルを測ってみました🤘😆🤘✨

アンプはいつも通りJC-40 (Bright OFF、T1.5、M6、B2.5)で行います。

 

Fuchs Plush Drive

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まずは小手先を調べる為、Fuchsのコイツから⚔

Dumble系にしては非常にマイナーではありますが(同社のアンプがあまりにも強過ぎるw)、別系統のDumbleエミュと比べてどうなのか?

 

まず双方12時で試した場合、感触はほぼ同じという感じでした😱

ゲインを上げていくと違いが表れ、Plushはどう弄ってもTS系という感じのエフェクターライクなオーバードライブ、GS124はきめ細かい歪で低音が出るアンプライクなディストーションという感じになりました。

低音のスポンジ感?は大体同じなんですが、やはりPlushは帯域が削られてる感が出ており、GS124の方がナチュラルです。

また高域においても、TouchとToneをMAXにしたPlushより、ContourをMAXにしたGS124の方が出るので、やはりワイドレンジな感じがアンプらしさに繋がるのかなとも思えました。

 

総合的にGS124が上位互換という感じではありますが、音や感触の傾向はかなり似通ってますね🤔

 

BJFE Model D 5K

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続いては我が家最高額のペタル、Model Dとの比較!(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒

あのBJFEが十何年も研究した音(David Lindley)と、Jeterが聴き比べられない程事細かく再現した音(Robben Ford)との、職人技同士の対決!!⚔⚔⚔

 

まず双方12時で、何となくトーンは似てるかなと感じました。

Dumble系は何となく鼻に掛かるようなミドルの出方(Qが広めで中心が800〜1kHz辺りの盛り上がり方)をするのかなと思うんですが、例に漏れずこれらもそういう音がしますね🤔

明確に違うのは歪の性質で、Model Dはこの上なく滑らか、GS124はきめ細かくモダンな歪という感じでした。

この性質が、同じDumble ODSのエミュレータながら、出来るジャンルが全く違うという感じで、Model Dは専らフュージョン、GS124は幅広く活用は出来ますがロックに適してるという感じでした。

 

レンジが広いのはGS124ですが、Model Dは兎に角ミドルの出方が何かオーラめいたものがあり(笑)、じわじわと印象に残る感じがあります😱

このミドルの出方が、70年代のフュージョンぽさを担っており、GS124はおろか他のDumble系ペダルでも恐らく出せない部分ではありますね(可変幅の広いEthosでも届かないと思います)。

また逆も然りで、GS124の方がローエンドとハイエンドの帯域が広く、またBassを上げるとブーミーになりがちなModel Dよりも低音がスッキリしており、一般的に使いやすい歪はどちらか?と訊かれたら、迷わずGS124を推します👍✨

 

総合的に判断すると、ストライクゾーンは狭いけど、ジャンルに適合すれば最高な仕事をしてくれるModel D、Robbenの名前にとらわれず割と柔軟に対応してくれるのがGS124という感じでした😊🤘

 

Ethos Overdrive

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今度はDumbleエミュの帝王との比較🤴

今まで最高峰の地位を築いてた帝王🤴と、新生Dumbleとではどう違うのか?

 

まず当然ですが、Ethosの方が音作りの幅は広いです。

クランチからMid Boostによるハイゲインディストーションまでゲインの幅が広く、各種EQやハイカットフィルター、TLEスイッチ等でトーン調整も色々行えます。

 ただ、チューブアンプが歪んでる感じはGS124の方が圧倒的できめ細かく滑らか、Ethosは歪ませると相対的に硬さが目立ちます。

また低音の迫力もGS124の方があり、EthosでBassを上げるとブーミーになるので、その点もGS124の方がアンプらしいという感じはありました。

因みにEthosでGS124の音を再現するのは、Drive低めのオーバードライブサウンドなら兎も角、歪の強めなサウンドは上記の通り無理があるかなと思いました。

 

Van Weelden Royal Overdrive

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大トリはやはりR・O・D!🤘🤩🤘

Dumbleではもち一番、我が手持ちの歪エフェクター全体でも二番目に気に入ってるこのペダルは、新入りに対して威厳を保てるのか?!🌎

 

まず音の立ち上がりの速さや太さ、ゲインの広さや強さはRODの圧勝🤘👍✨

チューブらしいSAG感やサチュレーション感は同等で、コンプ感はRODの方があり、GS124は相対的に音が細く感じました。

これは恐らくミドルの出方が大きく影響し、RODは兎に角500Hzが強烈に持ち上がり、GS124は割とフラットな感じ(聴いた感じでは400Hzから1kHzに掛けてやんわり盛り上がってる程度)なので、それが影響してるのかと思われます。

また立ち上がりの速さとコンプ感が影響してるのか、RODは低音がスッキリしてて扱いやすく、GS124はややブーミーなので相対的にヴィンテージ感が感じられました。

なのでDumbleにとらわれずオーバードライブやディストーション、モダンハイゲインサウンドを構築するならRODの方が扱いやすいですね🤘😆🤘✨

 

一方、ジャジーな太いクリーンやクランチサウンド、ローゲインオーバードライブを構築する場合、RODはやや音が硬く、Brightトグルスイッチを切り替えて音量を増やせば硬さが緩和されるものの、今度は音がやけに籠って非常に使いづらく、柔らかくナチュラルにドライブしていくGS124の方が逆に使いやすいです😊

なのでモノホンのDumbleらしさはGS124に軍配が上がるのかな?とも思えますね🤔

 

トーンに関しては、全て12時でGS124の方が低音があり、中域はRODが圧倒的、高域はややRODと言った所です。

しかしRODのEQ調整によっては低音も足せるので、やはり音作りの幅でも大差をつけてます😆(流石は俺のふぁぼディストーション第二位!因みに一位はRoc‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o(˶‾᷄.̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨.̸̸̨̨ ‾᷅˵)ブーー

やはり今回もRODを超えるペダルは出ませんでした(笑

 

総評

今回の実験で、GS124のポテンシャルの広さを認識させられました。

Plushよりディストーションしてるし、Model Dよりモダンな歪で、Ethosよりナチュラル、RODよりもクランチサウンドが作りやすいという、どこかしらで勝ってる所が汎用性の高さを物語ってます🤘✨

Dumbleのみならず、アンプライクなペダルとしては非常に優秀なので、これはオススメしたいです🤘🤘🤘

サウンドハウス

20191219 Jetter Gear GS124

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久しぶりのまいにゅーでございます(恐らく魔が差さなければ今年最後になるハズ。。。😅)

Jetter Gear GS124です!🤘✨

 

昨今俺はDumble系のペダルにハマっておりまして(後はRockmanのラック構築計画🔨💥)、その中で名機として名が挙がってるコレをチョイスして試しに買ってみました😆✨

 

Jetter Gearはアメリカのペダルビルダーで、Brad Jeterを中心として少数精鋭で運営してます。

主にDumble系のエミュレータペダルを中心に作ってますが、その中でもこのGS124が特に有名で人気なペダルとなってます。

GS124はRobben Fordが使ってるDumble Over Drive Specialを、Ceriatoneがクローニングしたアンプのエミュレータというややこしい立ち位置で(笑)、GS124はRobbenが使ってるDumbleのシリアルナンバーだそうです。

このGS124は、その大元のアンプと何回も聴き比べながら試行錯誤を繰り返し、遂に聴き分ける事が出来ない迄にエミュの精度を高めたとPRされてます。

このGS124は数あるDumbleペダルでも特に人気で、また受注生産らしく少数しか出回らず、日本では海外より1万円以上上乗せされて販売されてます😱

 

インターフェース

シンプルにLevel、Drive、そしてContourの3つまみタイプとなってます。

電源は9V電池か、一般的なエフェクター用の9Vアダプターを使います。

 

Driveは全く歪の無いクリーンから、かなりハードなアンプライクオーバードライブサウンドまでこなせ、その過程でクランチやオーバードライブなどもナチュラルにゲインを足しながらシームレスに変化させる事が出来ます🤘✨

歪の性質はFender Tweed DeluxeのVolを調整したものからゲインブーストしたような荒々しい歪で、他のアンプライクペダルに比べてチューブコンプレッション感がやや薄く、ピッキングの強弱にセンシティブに反応します。

所謂アンプの音量に左右される型のペダルで、爆音になればなるほどチューブコンプ感が強くなり、よりダイナミックレンジを味わえる感じですね(住宅街じゃ真価を発揮出来んよ👨‍🦳)

これはRiot Reloadedと性質が似てますね😊

ゲイン幅が広いので、フュージョンやブルース、ロック、ハードロックなどはこなせます👍✨

歪み方が本当にチューブアンプをサチュレーションさせたような感じで、わざとらしさや味付けが無く、人によっては物足りなくなるかも知れませんが、ナチュラルなクランクサウンドを求めるなら極めて再現率が高いですね🤘✨

 

Contourは所謂トーンコントロールで、左いっぱいだとローパスフィルタらしくローミッドが強調されてモコモコした音、右に回すにつれて徐々に高域が足され12時でフラット、そこから更に右に回すと段々音が明るくなり、MAXだとエッジの立ったトレブリーなサウンドになります。

正直元ネタのRobben Fordの音を狙うなら、まずMAXは無いと思います(笑

基本12時から調整するやり方が使いやすいですね🤔

12時より右に回せばチューブのコンプ感がやや強まり、下げれば無くなる感じで、これも人によって好みが別れるところではあります(個人的には常にある方が良いかな😅)

この完全にチューブのような粘り気のある感じでないピッキングの反応に関しては、ややSupro Driveに通ずるかな?という印象がありました🤔

Contourを左全開でモコモコしたジャジーな音を狙うもよし、2〜3時位の間で調整してDriveを上げ目にし、ロックなドライブサウンドを狙うもよし、ContourとDriveをMAXにして潰れたキンキンなファジーディストーションを狙うもよし、と3つまみにしては音作りの幅は広いですね🤘✨

 

トーンに関しては、やはりDumble系の例に漏れずミドルレンジが非常に豊富、低音も200〜250Hz辺りのローミッドという感じでウォームかつ太さを強調し、高域は丸くカットされてこれもウォームな感じを演出してます。

ただ、先述の通りチューブコンプ感が薄いので、もし往年のDumble系ペダルと比較したらエフェクターライクに感じられるかもしれません(これは今度実験します⚗)

丁度Fuchs Plush Driveもこんな感じのレスポンスなので、もしかすれば似てるかも?😆👍

 

総評

良くも悪くもDumbleアンプに近いですね(笑

極めてセンシティブ、チューブコンプ感などのオマケが無い、歪やContourつまみの可変範囲が広いなど、細かなニュアンスや音作りの幅の広さを重要視する人にはうってつけですが、即席で良い音を出したいという人には難しいペダルと感じました(つまり俺には難しい😓

Robben Fordの音を出したい、という方には最高のアイテムだとは思います(つまりコレとZendriveを組み合わせれば彼になった気分に🤪)

 

次回は手持ちのDumble系ペダルとの対決DEATH!🤘😈🤘✨⚗

サウンドハウス

20191213 Rockmanがアンプのリターンやモニタースピーカーと相性が良いワケ

最近この方々をメンテに出しまして、少々Rockmanの持ち数が寂しくなったこの頃でございます😭

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何れもスライダーかジャックの接触不良で大事には至らなかったのですが、業者が立て込んでて修理は来年になる見通しです😅

 

今回は、

「何故Rockmanはアンプのインプットよりも、エフェクトループのリターンやミキサー、モニタースピーカーへ出力した方が良いのか?」

という事を、聴覚上の視点で書いていきます📝

 

Rockmanと言えば、Tom Scholz御大が使用する際は主にミキサー直、ライブではPAに送ってSR&D謹製の巨大なモニタースピーカーで鳴らしているのは有名なお話です☺️💭

また日本の有名ギタリストなどもアンプの「リターン(か、若しくはパワーアンプ)」に挿して使用してます。

で、問題になったのが、そのギタリストに憧れてプロアマ問わずRockmanを手に入れようと争いが起きた時期(90年代初頭から中期)があり、いざ手に入れてアンプの「インプット」に挿したところ、とんでもなくしょぼい歪が飛び出してきて、音作りに慣れてない人達が一斉に手放したという逸話があります(笑

なので、雑誌に載った直後は新品と同等か、それ以上の価格で取引され、その後皆が挫折したというのと、当該のギタリストが機材を変更したため(Peavey 5150、Bogner Ecstasy、Bogner Uberschallなどが有名)、価格が暴落しました(2000年代中期頃)。

現在はRockmanの伝道師によって再び価格が暴騰してます(氏の使い方の丁寧な解説や、配布されてるRigによって皆が憧れの機材を扱えるようになった為と推測してます)。

 

ここからは原理よりも、聴覚上でお話を進めます。

まず、Sustainorはメンテに出してるので、今回はDistortion GeneratorとStereo Chorusを用いて、JC-40のインプットとリターン、YAMAHA MSP3ペアを用いて実験しました⚗

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ROLAND JC-40 ギターアンプ

ROLAND JC-40 ギターアンプ

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因みにJC-40のリターンに接続する場合、そのまま繋いでしまうと👮🏻🚓🚨呼ばれるレベルの超爆音が炸裂するので、間にボリュームペダルを挟んでます(笑

(もうONにしてギター鳴らさなくても、とてつもない轟音ノイズが出てるくらいです😱)

DG→Vol Pedal→SC→リターン

みたいな感じで繋ぎました。

これは、RockmanのプリアンプはVolを0にしても音が出ており、JC-40のリターンが-10dBで取ってる為、恐らくRockmanの最小アウトプットレベルが-5dBなので常に5dB出力され、それがフルパワーで増幅される為かなと推測してます(なのでJC-40にパワーアンプVolを増設したいですw)

 

で、まず早速DGだけを早速鳴らしてみたんですが、明確に違いが現れました。

まずJC-40のリターンに接続した場合、低音から高音までバランス良く出力されるように予め設計されてる感じがしました(厳密にはDGの低音は無いんですがw)

本来のCDとかでよく聴けるRockmanのサウンドですね👍✨

これがインプットになった場合どうなるか?というと、歪の解像度が下がる感じで、具体的にはキメ細やかに聴こえてた歪みが潰れて平らになったという感じでしょうか。

これにより、ゲイン量は変わらずとも、まるでゲインが下がったように錯覚し、解像度が下がることによって立体感や奥行感が薄れ、ペラペラなサウンドに聴こえてきます。

またインプットの特性として、主に素の音よりも低音を減衰させてハイミッドの増強が図られており、素の音からギターサウンドを出力する為にチューニングされたRockmanを繋げば、更に低域が減衰し、ハイミッドが尖ります。

ハイミッドを上げすぎるとカキカキのペラペラの非常にしょぼい音になり、更にそれを低音の猛烈な減衰によって際立たせてるという悪循環に陥ってる感じですね🤔

なので、総合的に音が非常にしょぼくなったように聴こえ、ユーザーが次々に手放したものと考えられます。

MSP3で出力した場合、ギター用スピーカーのJC-40とは違い、完全フラットなモニタースピーカーなので、削られてた低域と高域が出てきます。

Rockmanは主にそのモニタースピーカーやラインアウト用にチューニングされてる為、パワードモニターであるMSP3に直接挿してもギターサウンドが出せます。

因みに一般的なギターアンプ用エフェクターをモニタースピーカーに挿せば、ジリジリとしたキツくファジーな高域とモッコモコの低音が出てきて、その飛び道具的な音(笑)狙いでなければ全く使えないサウンドが出てきます😅

ただ、個人的にはやはりRockmanで補正されてるといえども、ややツンツンした感じの高域が要らないなとも感じました(Tom Scholz御大はEQで16kHzをオールカットすることにより解決してますw)

基本モニタースピーカーで鳴らし、EQで後処理するのが本来のRockmanの使い方なのかもしれませんね🤔

 

続いてChorusなんですが、これもインプットとリターン、MSP3で全然違います。

具体的には、ステレオリターンやペアMSP3で鳴らした場合奥行感が半端なく、ステレオインプットだとその奥行感がごっそり無くなります。

リターンやMSP3で鳴らしてると部屋中に広がる感じが、インプットだとコンパクトに縮こまるという感じでしょうか🤔

理論的にはプリアンプの前段にコーラスが来てるので、本来広がるコーラスをプリアンプが団子にしてしまってるという感じですかね。

よく「歪み系はインプット、モジュレーションや空間系はリターン」と言われますが、SCも例に漏れずリターンの方が真価を発揮する感じですね😉

 

とどのつまりRockmanの製品は、Guitar CompressorやSmart Gate以外はアンプのリターンかモニタースピーカー、ミキサーなんかに繋ぐのが良いのかなと思います。

どうしても環境上一般的なアンプのインプットしかない場合、Rockmanの音の触りだけなら伝わるかなとは思います(がしょぼくなることは覚悟して下さいwww)

サウンドハウス

20191210 Behringer Dynamics Compressor DC9

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恐らく2年前くらいにちょっとだけ触れた(ような気がするw)コイツ、DC9のレビューをしたいと思います٩(ˊᗜˋ*)و

というのは、最近実家に帰りコレを調達してきたからです(笑

去る2年前、俺はRockmanのクリーンとディストーションを「安ペダル」でなんとか再現出来ないか模索してました(笑

で、Rockmanの音を作るには「コンプレッサー」が必要不可欠と知り、当時サウンドハウスで大々的にBehringerの製品を取り扱ってたのでDC9を入手して試しました。

DC9にした理由は、巷でド定番のDyna Compのコピーと謳われ(まあ名前からしてそうなんだけどw)、当時はMXRから独立したビルダーの立ち上げたサークル?、Whirlwindがそのハイクオリティなクローン(Distortion+、Dyna Comp、Phase 90)を作ってたので、それら全てが欲しいなと思ってたのが一因です😅

で、DC9は主にアコシミュと併せてCLN2のサウンドを再現する為に使ってましたが、飽きたので(笑)、実家の物置の奥に閉ざされてました(笑

因みに2019年12月現在ではディスコンみたいです。

 

インターフェース

シンプルにOutputとSensitivityのつまみのみとなってます。

 

Outputはクリーンや歪の後段に接続した場合は音量に関与し、歪の前段の場合は歪量に関わってきます。

しかし12時にしても出力は相当弱く、体感ではSensitivityが12時の時でOutputが2〜3時位がつり合う感じです🤔

なので歪の前段で使う場合、つまみが全て12時だと歪がかなり弱くなります(笑

 

Sensitivityはアタックやサスティンに関与する部分で、上げるとアタック時の音とそこから伸びる音が均一化され、サスティンが伸びていきます。

また、直ぐに減衰する高域を補強する為、全体的にハイの強いサウンドになります。

この辺は恐らくDyna Compの効き方と共通してるのかなと思われます(が、本家を使った事が無いので分かりません🤪)

 

電源は定番の9Vアダプターか、裏蓋をネジで外して9V電池を装着して動作出来ます。

 

トーン

ぶっちゃけ書くとほんのり効くという感じで、Dyna Compとかでよく聞かれる「パコパコ感」は感じられませんでした(笑

ほんのりどう効くのか?と言うと、高域成分が明瞭になる事でピッキング時の音の輪郭が際立ちます。

ただ、掛けすぎると今度は一瞬音量が下がって、再び戻ってそのままサスティンが伸びていく、Rockman Guitar Aceのような動作をします(但しあちら程顕著ではなく、あくまで微々たる程度)

 

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Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

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試しにチューブライクでないエフェクターにDC9を掛け、チューブライクなEcstasy Red Miniと比べてみました。

昔からディストーションペダルをチューブライクなサウンドにする為の方法として、コンプレッサーを前段に置く手段が広まってましたが、では昨今のアンプライクなペダルと比べるとどうなのか?

 

Red Miniのピッキング時においては、チューブ特有のザラつきを伴い、それが折り重なって立体的に聴こえます。

また、ピッキングの感触が柔らかいような印象も受けました。

それに対し今回のYAMAHA DI-100とDC9の組み合わせですが、高域が出て輪郭が際立つ代わりに硬質な感触で、チューブのザラつきが皆無なので機械的、平坦な印象を受けました。

このザラつき(SAG)が恐らく音の柔らかさも司ってるのかなと思ってます🤔

 

では、昨今手に入れたコンプ(FOCUS-NX)とはどんな違いがあるのか?w

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今度はMesa Boogie Flux Fiveを久しぶりに出して試してみました(*>ω<)b

このペダルはコンプ感が薄く、前段にコンプ置けば微々たる違いも分かりやすい為です😊👍

 

まずNXの場合、Compressionつまみを上げると高域が丸く削られてるので、そこをLevelやGainで歪量を補い、クリーンの場合はLevelのみで音量を補う形となります。

その結果、NX側とFlux側とでGainの比率を適度に調整出来(因みに両方MAXだと音が潰れますw)、NX側を強くすれば前回の記事通りチューブのような粘っこい感触に、Flux側にすればドライな感じとなり、またNX側でのローパスフィルタとなるCompressionつまみとLevel、各種ColorつまみとFluxの各種EQで音作りの広さは抜群です!😉

 

対してDC9はSensitivityを上げると逆に高域が張り出してきて、最初から出力が低いのでOutputのレベルも上げ気味になります。

良い感じのハイの出方によって癖の少ない音の輪郭を形成し、チューブらしさとは違ったアタックを得られ、Flux側の設定をあまり崩したくない場合は便利です😊

 

まとめ

アタックがさほど強くなく、高域が増し、音量がガクンと下がる様は癖が強いようで弱いような微妙な立ち位置です(笑

クリーンのカッティング用に高域をブーストしてメリハリをつけたり、ブーミーでぼやけたディストーションやファズの前段に置いて整えたり位の仕事はこなしてくれます👍✨

但しこれより上質なコンプレッサーは世の中にゴロゴロ転がってると思いますので、俺はあまり推せないですね(笑

Behringer DC9 Dynamics コンプレッサーペダル

Behringer DC9 Dynamics コンプレッサーペダル

  • 発売日: 2008/03/01
  • メディア: エレクトロニクス
 

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