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今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190907 Ovaltone Q.O.O Blue Edition

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ふぅ〜暑い暑い💦

まだ残暑がガッツリ残ってて、出かける気にもならんわ😓💦

本当は節約中だから遊ぶ金が無いんだけどね💸

 

7〜8月はTwo-Rockのキャビを買う為に休みを潰して働き、どこにも出掛けてないので、(暑いけど)近日どっか行きたいと思ってます٩(´・ω・`)و

 

その節約中にも関わらず、物欲の魔が差したのか、或いはディスコンで消えゆく名機を保護活動という大義名分か、ヤフオクでGETしてきました(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒

なかなか捕まらない(競りが激しかった)ので、ハイパーボール(即決1歩手前まで入札額を上げる戦法)を使いました(笑

 

Ovaltone Q.O.O Blue Edition(以下Q.O.O)です!

Ovaltoneは日本国内のエフェクタービルダーで、昨今人気の製品を数多くリリースしてます。

10年代中頃から始まったエフェクターブームにおいて上位の人気ビルダーに属し(俺的にはVemuram、Shin's Music、Leqtique、Vivieの次位の知名度なのかなと思ってます)、日本でも人気で現在ディスコンのアンプ、Custom Audio Amplification OD-100のエミュレーテッドペダルを唯一作ってるビルダーと認識してます。

同社のペダル、OD-Five 2シリーズがそれに当たり、人気を博してる最中にすぐディスコンになる為(笑)、デジマートやヤフオクなんかでは目ん玉飛び出る価格で取引されてたり👀

 

他にもMarshall SLPを基軸とし、BognerやFriedmanのトーンに切り替えられる機能を持つ34 Extremeや、ミドルに集中したファットなサウンドを持つGD-013などもラインナップされており、これらは現行品で販売されてます(のでプレミア価格ではないですw)

 

今回のQ.O.O(なんかどっかの清涼飲料水の名前に似てるようなそうでないような。。。)のコンセプトとしては、

「世の中に存在しない架空のアンプサウンド(Unreal Amp Sound)を想像して作った」

というもので、所謂アンプライク系ペダルでありながら、微妙にそのジャンルから逸脱してると言えます。

但し一部の感想ではOD-Five 2シリーズに似てて、ハイゲインに特化し洗練されたサウンドと言われ、根底にはCAA OD-100があるようにも思えますね🤔

 

サウンド

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ROLAND JC-40 ギターアンプ

ROLAND JC-40 ギターアンプ

 

まずJC-40で鳴らしたんですが、、、ヤヴァイです。。。

 

「んギもちいいいいいいいいいいいいいいあへえええええいくのおお(Simejiによる予測変換)」

 

です(爆)(*^^*)

兎に角JC-40を強引にQ.O.O(アンリアルアンプ)サウンドに変換してきます🤘😡🤘

具体的にはSuhr Riot(こちらも恐らくCAA OD-100のエミュレータ)に非常に良く似た、ローからローミッド辺りの塊がドンっと出てきて、かつ余計なローとハイをカットし、美味しい帯域に集中させたようなサウンドが出てきます🤩

Riotよりも弄れる帯域が1つ多く、可変幅が大きく、歪量も多いので、より多彩なサウンドを作れる感じですね👍✨

ギターVolへの追従も良く、絞ればクリーンに近い音を奏でられたりも出来ます😊

 

兎に角音の分離が半端ないのと、ローエンドが計算されてカットされたり、ダンピングも適度に調整されて低音の倍音が心地よく出るので、パワーコードなどを弾くと立体感が半端ないです😱

(元々平坦な音の)ソリッドステートでは特に真価を発揮し、所謂「JC対策」にはもってこいのペダルですねꉂꉂ😁

パワー管をドライブさせたようなニュアンスもJC-40で感じられました🤘✨

 

コンプレッション、サチュレーション感、SAG感などは、ガチのそれ専門のペダル(DiezelやOrangeなど)に比べたら薄く、ある意味スッキリとして使いやすいです😊👍✨

 

Mesa Boogie Mark V

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試しに(フルチューブの)Mesa Mark VのCh1で鳴らしたんですが、アンプ直のCh3のサウンドと比較すると低音はQ.O.Oの方がバリバリ出て迫力がパないんですが、チューブ特有の指にまとわりつく感じが薄いかなという感じです。

で、Mesa Mark V(Celestion C90搭載の、エフェクターの個性破壊型アンプw)でQ.O.Oはどんな反応を示すのか?というと、ちゃんと独自のキャラは貫き通しており、高域が丸くなるという事以外JC-40と同じような音を奏でました👍✨

現場でアンプが変わっても常に自分の音を維持したいという場合には最良の選択肢になり得ます😉

 

VOX Pathfinder 10

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VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

 

「高いエフェクターたるもの、どんな環境下でも己の意思を貫き通すべし」

という言葉があるように(ねーよw)、(またも)エフェクター破壊型アンプのパス10で試してみました😁🤘

結果、パス10のOD Chに比べると歪がきめ細かく、低音が出て迫力があり、分離がよく、立体感が出てるという感じです🤩

だだしやはり強烈な個性のスピーカー(6.5" Bulldog)なのか、トーンはどう弄っても殆ど一緒、Q.O.Oの各つまみの弄り方次第ではザラザラとエッジが立ってファジーになります

元々低域から中域にかけてのふくよかさが売りなので、それを生かすためにもなるべく10インチ以上のスピーカーで鳴らすのが良いのかなと思いました。

 

インターフェース

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まず大きさなんですが、幅や高さは一般的なエフェクターと大差ないんですが、兎に角厚さがありますね🧐

試しにBOSSのエフェクターと比べてみたんですが、BOSSはフットスイッチの構造上厚みが出るんですが、Q.O.Oの方がスイッチやつまみを除外しても少し厚みがあります。

同じく一般的なMXRとかと比べると差は一目瞭然という感じですね(笑

 

電源は一般的な9Vのセンターマイナスなんですが、とても9Vで出してるとは思えない迫力やレンジ感があり、昇圧回路が入ってるのでは?と疑ってます(回路詳しくなくてサーセン😁)

 

コントロールはVol、Gain、Tone、Middleの4種。

 

まずGainは9時の時点でかなり歪み、上げれば当然どんどん歪んでいきます。

しかしながらMAXにしても破綻することなく分離感を維持しており、逆に下げ目でも足りないということも無く、非常にバランスのいい歪み方をします。

歪みの傾向は「CAA OD-100」ですね(笑

BognerとMesa Mark Vの中間という感じにも聴こえるんですが、Bognerにしてはバイト感が薄く、Mesaにしては有機的でバイト感があるような(どっちだ?!😡)という微妙な感じです(笑

Riotに非常に似てると思ってもらえれば分かりやすいかなと思います(端折り

 

ToneとMiddleはトーン調整なんですが、効き方が独特かつ非常に使いやすいものとなっており、(まだ触り立てで完璧に掴めてませんがw)以下に書きます。

Toneは高域調整(ローパス)で、0だとローミッドが盛り上がった、まるっとしたサウンドで、上げていくと5kHz辺りの高域が狭いQ(可変範囲)で過度にdBが上昇していきます。

元々2kHz辺りがカットされてるのか、コレをMAXにすると心地よいエッジ感のあるミドル強調型サウンドが得られます。

根底のサウンドを全く崩すことなく、最終的な(使いやすい帯域での)エッジの調整になるので、使い勝手は抜群です。

例えば80's HRやるなら値を落としたり、モダンハイゲイン狙いならガチ上げしたり、Middleつまみとのバランスを考えて(とは言うもののどちらをどう弄っても破綻はしないけどw)音作りする感じです。

 

middleは1kHz辺りのミドルを足していくような効き方で、左に回し着るとモコモコした篭った感じになり、右に回していくと音が明るくなっていきます。

但し可変値は狭く、喩えるならBogner Burnleyみたいな効き方で、特定の帯域を上げて音色の変化を変えると言うより、Tone同様基軸となるトーンの最終調整の為のものという感じですね😉

音を作り込むのが面倒くさい人には最終調整だけで済むこの2つまみが使いやすいのでは?と思います(笑

 

オススメのジャンルやシチュエーション

ヘヴィローから500Hz帯のローミッドが強烈に出るので、ハードロックでは第一線で活躍出来ます😎🤘

60〜70年代のロックやハードロックではちょっと歪み過ぎるのと、Q.O.Oの盛り上がってるミドルレンジの帯域が(そのジャンルの音楽をやるには)かなり下なので雰囲気を出すのが難しいかも😱

パンクやハードコアなんかでも使いやすいですね。

メタルに関しては、ソロパート用としてもミドルが出過ぎなので難しいかもです😅

スラッシュやデス、ブラック、ゴアグラインド、ジェント、シュレッド系は無理😣

フュージョンだと、ゲイン相当落としてギター側のVolも絞り気味にすれば中々味のあるサウンドが行けます👍✨

J-POPだと、ミドルの心地良さも相俟ってジャンルにもよりますがキャッチーな曲やアニソン系などでは無双出来ますね⚔️

 

まとめ

正直目からウロコなペダルでしたm(__)m

コレが出た当時の国産エフェクターシーンを思えば相当クオリティが高く、ディスコン宣言直後に飛ぶ鳥落とす勢いで各オンラインショップの在庫が消滅していっただけの事はあります(笑

ただ残念な事に、これを書いてる2019年9月6日現在ではリイシュー等の予定も無く、今後中古品がどんどん値上がりする可能性もありますね😆

 

次回は様々な似た傾向のペダルと比較していきたいと思います🤘✨

サウンドハウス

20190903 Bogner Ecstasy 101B (ローゲインエフェクター編)

先日、とあるエフェクターをヤフオクで落札したんですが、それが来るまでの繋ぎとしてローゲインエフェクターをCh1に乗せた音とBlue Chでの違い、(お馴染みw)JC-40での乗りの違いを試しました🤘😆🤘

 

Sweet Honey Overdrive Hand-Wired

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まずはブティックペダルの雄、SHODでの比較。

ブティック同士(笑)ではシナジー効果はあるのか?!💰💰💰

 

まずJC-40との比較ですが、JCの方が輪郭があり明瞭なサウンドです。

EcstasyはPresence含むEQを弄ったり、Pre EQをB1かB2にしたりしないと音が篭もりがちですね🤔

で、その篭もりを解消するセッティングを施すと、Blue Chみたいな音になります(笑

JCでは遺憾無くSHODのパフォーマンスを発揮してる感じなんですが、Ecstasy(若しくはチューブアンプ)だとアンプに個性が奪われやすいか、SHODのサチュレーションのシミュレートがチューブのそれと競合して著しく高域が削れてモコモコになるという感じです😅

なのでBlue Chと比べると、Blue ChではSAG感や、それが折り重なって奏でる奥行感があるのですが、SHODではそれらが無く、音が固いという印象でした。

 

Honey Bee Overdrivef:id:acidmb:20190903075803j:image

では同じ作者のもっと高い💵アンプライクペダルならどうなのか?

 

まずやはりJC-40の方が輪郭があり、HBODの特徴が良く出てますが、Ecstasyだとやはり色々弄らないと篭もります😅

。。。が、しかし!🤨

EQはそのままで、Pre EQをB1にするだけで化けます!👻

元々高域を強調させ、オープン感を出す機能(説明書ママ👩‍🦱)なんですが、HBODに使うとかなり抜けが良くなり、輪郭が蘇って奥行感がバリバリ出てきます👍✨

そのブースト量はBlue Ch以上で、Blue ChはPre EQをB1にし、Bassを削り、Trebleをかなり上げても、Ch1のEQ全て12時のHBODの方が高域が強く、

ミドル強調型クランチ=Blue Ch

ハイミッド強調型クランチ=HBOD

と充分棲み分けが出来てます!✨🤩✨

HBODのNatureつまみで最終補正さえ施せば極上のロー〜ミドルゲインODをアウトプットし、相性は抜群でした😍

 

Sick As Overdrive

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Bondi Effects ボンダイエフェクト オーバードライブ Sick As Overdrive
 

最近はブームに翳りが見え始めたSick Asですが、果たしてそんな世間の流れを打破するポテンシャルは顕在なのか?!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

まずJC-40との比較ですが、チューブの特性云々以外はぶっちゃけそんなに変わらないです😉

寧ろそのあまり変わらない所がいい線行ってます👍✨

ミドルが盛り上がり、Gainつまみでクリーンにどんどん歪をミックスしていく挙動も一緒、Centaur系のペダルを上手く踏襲してますね😊

 

ではBlue Chとはどう違うのか?

結論から書くと、やはりチューブ特有なのかふくよかさがBlue Chの方があります。

低域に余裕があるという感じでもあります。

一方Sick Asはハイミッドに凝縮しており、音の輪郭はこちらが上です。

因みにBlue Chのゲインを落とし、Sick Asでゲインブーストすると、EVH5150IIIのようなハイミッド強調型のハイゲインサウンドが得られました🤘😡🤘

丁度MXR5150とか、Bogner Ecstasy Red Miniみたいなブラウンサウンド系ですね🤘

「Bogner本来の歪はなんかモコモコしてアレなんだよあ。。。」

とお嘆きの方にはもしかしたらいいかもしれません(笑

 

Supro Drive

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SUPRO ( スプロ ) オーバードライブ Drive

SUPRO ( スプロ ) オーバードライブ Drive

 

前々からファズファズほざいてたコイツですが、

「ひょっとしたらチューブアンプで鳴らせばアンプライクになるのでは?」

との思いつきで物の試しにやってみました😆✨

 

結果、ファズでした(爆

チューブアンプで鳴らしたファズサウンドですね(笑

JC-40よりは丸みを帯び、立体感が出て温かみのあるサウンドにはなりますが所詮ファズです(笑

ファズを探してる方は、是非一度お試しください

 

特に18VでGain MAXにした音は格別で、JC-40だろうがEcstasyだろうがべっちゃりと音が潰れたペラペラファズが鳴らせます(笑

(因みに9Vでやると辛うじて輪郭が残る)

Fuzz FaceやBig Muff辺りに傾向は似てますが、Fuzz Faceのようなノスタルジックな感じや、Big Muffのような音圧は無い代わりに、ミドルに集中してて、聴こえ方によってはハイゲインアンプライク系の奥行感がほんの若干感じられるので、試してみるのも良いかもです😅

 

Miku Stomp

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KORG コルグ ギターでミクが歌う! コンパクト・エフェクター MIKU STOMP

KORG コルグ ギターでミクが歌う! コンパクト・エフェクター MIKU STOMP

 

今度はODではなく初音ミク(笑

最近ミクミクで遊んでないから出してやるかぁ(*´ω`*)の勢いでやってみました(笑

 

結果。。。全く変わりませんでした(笑

どんな媒体で出力しようが、アンプやスピーカーの影響は一切受けない、ある意味潔い仕様です🤨

余談ですが、アンプを歪ませた状態でミクを前段に置くと、リバーブが掛かる事が判明しました🙀

特にEcstasyではリバーブユニットが無いのである意味ホラー👻💀

この辺は(覚えてたら)追記で原因を書こうかなとは思います。

 

Catalinbread RAH & No. 55

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Catalinbread カタリンブレッド オーバードライブ RAH (国内正規品)
 

人気アンプライク系ビルダーのCatalinbread二機種。

Bogner Ecstasyではどんな反応を示すのか?

 

まず結論を述べると、RAHはソリッドステートとチューブで音の固さが大きく変わります。

買った当初にJC-40で鳴らした時はローゲインな柔らかめのODかなと思いましたが、いざEcstasyで鳴らすとかなり角が取れ、JC-40に戻したらザクザクまでは行きませんが、カッチコッチの固いサウンドに聴こえました(┛'-')┛=❄❄❄

またモコモコするローが含まれてる為、Ecstasyだとかなり奥まったサウンドになり、これも別途Pre EQを変えたり、EQつまみの調整が必要になりますね🤔

(なんにも考えずに似たような音をベストコンディションで出せるBlue Chの方が便利かなw)

 

一方No. 55はJC-40とEcstasyではほとんど変わらず、安定したTweed Deluxeの粗いドライブサウンドを奏でてくれます😉👍

JC-40では角を取ってチューブライクなサウンドに、EcstasyではJC-40で出した音に更に奥行感を加えた感じになります。

俺はJC-40で出した方がエッジ感や音が前に出るので好きですが、より本物に近い音なのはEcstasy(+Two-Rockキャビ)でしょう。

 

JHS Twin Twelve

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久しぶりのTTの登場。

何かと癖の強いローゲインエフェクターですが、果たしてEcstasyではどんな反応を示すのか?

 

まずJC-40の時と比べると、Ecstasyでは癖は大分マイルドになり、カリカリした固めのODという風になりました。

特徴的なのは、他のエフェクターではEcstasyで鳴らすと立体感とかが感じられるのですが、TTだとそれらがややスポイルされ、逆にJC-40では1484アンプの特性を模した箱鳴り感が感じられました。

ちょっと没個性気味かな、という感じですね🤔

あまり色のないアンプとの相性が良さそうな気がしました。

 

「If you smiled,this summer would be forever. 」

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萌えエフェクター第二弾、水着ちゃんは果たしてチューブアンプではどんな反応を示すのか?😍✨

 

まずJC-40だと、なるべく歪ませる設定、Gain 1〜2時くらいが適度にザクザクとエッジ感があり好みでした。

しっかり歪ませると音の固い部分が良い感じに角が取れたようになり、高域の倍音もあり、分離も比較的いいので粗いドライブサウンドが得られます。

対してEcstasyの場合、Gainを上げ目にすると音がモコモコしイマイチ使いづらいんですが、逆に9〜10時位の歪むか歪まないかの境でのダーティクリーン〜クランチでは高域にキラキラした成分が加わり、Blue Chのローゲイン設定によるファットなミドル寄りのクランチと充分差別化が図れます。

説明書通りPUで音色が変わるのかなとは思いますが、アンプの種類でも大きく左右されるのかなと思いました🧐

 

 

Lovepedal Jubilee

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Lovepedal/JUBILEE

Lovepedal/JUBILEE

 

ちょっとローゲインと言えるかは分かりませんが(笑)、人気ブティックペダルビルダーLovepedalの、マニアックなペダルはどうなんでしょう?🤔

 

まずJC-40とEcstasyでの場合、明確に違いが出ますが、違いのベクトルが違う感じなのでちょっと書いていきます。

JC-40では錯覚する程高精度でチューブアンプサウンドに染め上げ、EcstasyではPre EQをB1にすると抜けの良いMarshall風のドライブサウンドが得られます。

これは高域をかなりブーストしたBlue ChやRed Chよりも音が前に出て、抜け重視ならコレをCh1にあてがった方が使いやすいとも言えますね😊🤘

Bogner独特のミドルレンジはかなりスポイルされ、Jubileeのサウンドに染め上げるので、音が前に出て本来のMarshallらしさのあるサウンドとしてBlue Chとの差別化は充分に可能です👍✨

 

BOSS OD-1

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ラストはODペダルの元祖、OD-1!🤘😡🤘

果たしてモダンアンプではどんな反応を示すのか?!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

まずJC-40との比較ですが、やはりEcstasyの方が角が取れたサウンドになるのは確かですが、意外にもそんなに誤差はありません👍✨

OD-1然としたドライブサウンド、トーンはどちらでも堪能出来ます😉

他のペダルと比べてもEcstasyにおいては奥行感がそんなに感じられず、

「JCを思いっきり染めてやろう😎🤘」

的な意気込みがビシバシ伝わって来ました(笑

 

続いてBlue Chとの比較ですが、これは違いがはっきり出ましたね🤨

Blue Chは当然アンプ直のサウンドなので、SAG感やサチュレーションの仕方がナチュラル、ピッキング時のチューブ特有の指にまとわりつく感じがあり、低域から高域までワイドレンジにバランスよく出力されるのに対し、OD-1噛ませたCh1はそれらが全てスポイルされた音になりました(笑

元々BOSSの歪み系自体、特定の低域と高域をカットして、ソリッドなピッキングも兼ねて

「BOSS臭い」

と揶揄されてるのかなと思うんですが、それがまんま感じられますね😅

良い意味で書くとキッチリとした雑味のない音、シンプルで癖のない音という感じでしょうか。

よくAORやフュージョンに最適と評判のコレですが、確かに80年代のシンセを全面に押し出したサウンドに重ねるギターサウンドとしては、アンプ自体で勝負するBlue ChよりもRockman同様こちらの方が使いやすいという感じでした。

ただ、思い入れとか、特定のジャンルに絞って運用するのでなければ、歪やEQの可変範囲、ピッキング時の反応の良さでBlue Chの方が有利ですね😓

因みにOD-1でBlue Chをゲインブーストした所、ノスタルジックなミドルレンジが盛り上がり、TS系やケンタ系とは違った、味わいのあるサウンドが堪能出来ました😍

 

まとめ

やはりローゲイン系のペダルは歪の量が少ないため、ハイゲイン系よりもアンプとの相性が出やすいのかなと思いました。

また、やはりEcstasyでも一番人気とも言われるBlue Chのポテンシャルを測れるきっかけにもなりましたね😉

大概のローゲインペダル噛ませるよりは、アンプ直のBlue Chで設定を行った方がいい結果になる事が多いのかなとは思いました。

特にCh1においては、Pre EQを上手く使いこなさないと音がモコモコと篭もりがちになり、逆にEQを弄らないと高域がキンキンしたりと、JCと同様イコライジングは重要かなと感じました。

 

次回は。。。ヤフオクでGETした新しい仲間が爆誕するのか?!🤯

サウンドハウス

20190830 Bogner Ecstasy 101B (エフェクター編)

前回は同じBogner社のペダル同士で比較しましたが、今回は色んなペダルを、JC-40と比べてどんな感じなのかやってみました🤘🤩🤘

 

Rockman Sustainor

第一発目からRockmanです!🐬🐳🌎🚙💎

「どんなアンプに繋げても"あの音"になる」

Rockmanは、Bogner Ecstasy + Two-Rock Cabでも貫き通せるのか、いざ実験!🛠

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その結果、どちらもやはりRockmanのサウンドに早変わりしましたが、根底にあるクリーンサウンドに違いがあり、JC-40は平坦でライン録音したような感じ、Ecstasyは奥行があり生々しさがあるので、それがモロにRockmanにも影響してます。

スタジオでアンプを使わずミキサー直で録音したみたいな音はJC-40、77〜79年位のBostonのライブサウンドはEcstasyという感じですね🧐

僕はどっちも各々の個性的な特長があるので好きですが、JCのEQの取っ付きづらさや、平坦な音がちょっと迫力に欠けるような気がしなくもないので、大体の人はチューブアンプに繋いだ音の方が好きかもしれません(笑

因みに、RockmanとBognerは似てるのか?という疑問ですが俺としては、

「何となくEQは似てるかな😑💭」

って感じです(笑

Ch2 (Blue Ch)でMiddle 0でBassを9時くらいまで絞り、Trebleは12~1時、Pre EQはB1でそこそこ似てるかな?という感じです。

Rockmanはたとえチューブアンプに繋いでも、チューブのサチュレーションやSAG感は皆無なので、それがモロにニュアンスに出てくるアンプのChではどうしても似つかないです。

ある意味アンプキラーの異名を持ってるしねw

 

ソリッドステートアンプに繋げば、上記のような要素が薄くなるEcstasy RedやBlueのペダルの方が近い音が作れるかもしれないです🧐

 

Sansamp Classic

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お次はSansampで実験😊🤘

(余談だけど、最近キャラシリーズもどんどんディスコンになってベース用エフェクターがメイン、ギターは二の次というイメージが定着しつつあるのが悲しい😭)

 

結果、JC-40の方が輪郭がくっきりとし、Ecstasy + Two-Rock Cabでは奥行感や迫力のある低音が出るものの、音がぼやけがちな印象でした。

悪くは無いんですが音が籠りやすく、俺的にはJC-40の方が良いかなという感じです😅

恐らくこれはSansampに搭載されてるキャビシミュが高域を削ってるためかなと推測してます。

JC系のスピーカーは前にも書きましたが、キーボードにも対応してる位比較的フラットな性質を持ち、幾らEVM-12Sがフラットと言われているとはいえ、ギターアンプ用スピーカーはミドルレンジに特化している為、キャビネットの性質をシミュレートした音と重なれば高域と低域はスポイルされてミドルが超強調されるのは必至です。

またJC-40と比べると、やはりEcstasy 101BとTwo-Rockの影響がモロに出て、Bognerのトーンが根底にあるようなサウンドになりました(笑

 

Friedman BE-OD

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FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

 

改造Marshall系アンプのある意味ライバル的立ち位置のFriedman Amplificationから出た大ヒットペダルでの比較‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

結果、JC-40と比べると高域が丸々しく削れ、逆にロー〜ローミッド辺りがドンッと出る感じになりました。

巷やYoutubeなんかで聴かれるFriedman BE-100のサウンドに近いのは、どちらかと言うとEcstasyに繋いだ音ですね。

(ただキャビネットがBogner or Friedmanでないからか、高域が弱い気がしなくもないですね🤔)

 

因みにEcstasyのRed Chと比べると、歪のSAG感などは似てますが、EQにおいてFriedmanがフラット(若しくはややドンシャリ)、Red Chがミドル集中型という感じでやはりキャラクターは全然違います。

Red Chでミドルを削っても、そもそもミドルのピークが違うので似ません(笑

 

因みにEcstasyのクリーンChで鳴らしたBE-ODの音をJC-40で近づけようとした場合、EcstasyでのBE-ODの設定でVol以外の全てのつまみが12時の場合、JC-40だとBE-ODの設定はBassとTightをかなり上げ、Trebleを11時、Presenceを10時くらいまで下げてザクザク感を緩和する事で似たような音にはなりますが、パワー管の動作によるサチュレーションやスピーカーの特性からの奥行感などが得られないため、割り切って鋭いエッジの金属的なBE-ODサウンドとして使うのがいいかもしれないですね(笑

 

Diezel VH4

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VH4 PEDAL

VH4 PEDAL

 

BE-ODが来たならやはりコレ(笑

いつもはVH4-2が多いんですが、今回はこっちで試しました🤘😠🤘

因みに今回はエフェクトループを駆使したプリアンプ的な使い方ではなく、あくまでアンプのクリーンサウンドでの乗り具合の比較なので「エフェクター」として使いました。

 

結果。。。VH4はやはり強かった!\( 'ω')/ヒィヤッハァァァァァァァア!!!

VH4のEQ次第でどちらにも似るサウンドが作れます(*>ω<)b

Ecstasy + Two-Rock Cabは低音が出やすい傾向なんですが、VH4のDeepつまみやBassつまみの微調整でJC-40でも肉薄した低音が出せます(*^^)v

高域も同様で、丸みを帯びつつきめ細かいチューブ特有のSAG感なども、多少音が固くなりつつも中々良い感じにJC-40で再現出来ました✌️

 

一方Red Chと比べた場合、Red Chの方がミドルが強くて高域の抜け感が良く、低域の迫力はVH4に分があるという感じですね。

歪のきめ細かさはVH4、音圧はRed Chという感じもありますが誤差で、基本的なキャラは似ており、特にミドルレンジの可変に関してはRed Chの方が強烈に効きますが、扱う帯域は同じなような気がします。

因みに高域はRed Chの方が高い帯域で、VH4はハイミッドと全体的な音の固さの調整、低域はVH4の方が低い帯域ですが、恐らくエフェクター全体でもかなり下の帯域を扱う感じです。

ただ関心のミドルが同じような感じなので、やろうと思えば擦り寄せる事も出来るということですね(やろうと思えばの話だけどw)

 

Suhr Riot Reloaded

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SUHR サー/RIOT RELOADED

SUHR サー/RIOT RELOADED

 

まだまだ行くよ〜ブティックペダル実験⚗️

お次はミドルレンジが強烈なRiot!!🤘😡🤘

 

まずはJC-40とEcstasyで試したんですが、これは結構アンプの影響が強く出るタイプのペダルかなと思いました。

JCだとあからさまにザクザクと鋭い歪になり、EcstasyだとそのままBognerのようなサウンドになります(笑

どちらが好きか?と訊かれたら、俺はJCで出した方が良いかな😆

JC-40の方が輪郭があり、より刺激的なサウンドが得られる感じですね😀🤘

 

ではRed Chとの違いは?

恐らくペダルのEcstasy Redと同様、ミドルのピークが違う感じです。

Bognerの方がミドルレンジで特定の帯域をノッチングされてる感があり、Riotと比べて気付いたんですがRockmanのミドルの出方にやはり似てますね🧐

Riotはその点ある数値以下の低域と数値以上の高域をバッサリカットしてるのも相俟って、ミドルレンジで調整されてるのは確かですが、ミドルの塊が放出されてる感が強く、大味な印象です(笑

迫力は抜群にRiot Reloaded、耳障りの良さはRed Chという感じですね😉

 

VOX Satchurator JS-DS

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所変わって今度はエフェクター然としたVOX JS-DSでの実験。

ハイクオリティDS-1はどのような違いを見せつけてくれるのか?!

 

まずJC-40の方が高域が強く、輪郭があり激しいサウンドが得られます。

Ecstasyだとやはりマイルドになり、奥行がある感じですね。

きめ細かい歪は基礎としてあり、それ以外の部分はアンプに影響されやすいペダルなので、アンプとの相性を測るのに使いやすいペダルですね👍✨

因みにRed Chと比べると、やはりエフェクターらしくきめ細かく安定し、パワー管によるドライブ感のない歪が得られました。

上記のような特長が欲しければJS-DSをCh 1に繋ぎ、ハイゲインチューブアンプ特有のパワー管がドライブしてるようなニュアンスが欲しければRed Chと差別化はしやすく、敢えてクリーンにコレを乗せるのもアリですね😉👍✨

 

Randall RGOD

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続いては(ソリッドステート)アンプライクなコレでの比較。

つまりEcstasyで出力するとハイブリッドアンプみたいな感じになるという事ですな😆

 

まずJC-40との相違ですが、完全にEcstasyの音の方が良いですね(*>ω<)b

ほぼ同じ音で、立体度が格段に上がります🤘😡🤘

 

エグくザクザクさせたいならJCの方が良いですが、使いやすさや耳に心地のいい歪を求めるならEcstasy(チューブ)が断然オススメです!😉👍

人によっては(俺もそうですがw)MesaのRectifier系にTSを足したような迫力のあるサウンドに聴こえますね😎🤘✨

 

因みにRed Chとは全然違う音で、Red Ch側で似たような音は作れますが、どうしてもシルキーなミドルレンジの効果かRGOD程劈くような音は出ません。

Ecstasyでひたすらザクザクとスラッシーなリフを刻みたいならRGODがいいですね(上品な音色のEcstasyに鋭いエッジの需要があるのか疑問ですがw)

 

POS DT-1

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ラストは数々のアンプを唸らせた(笑)POS御大のご登場イェア!!!!!(☝ ՞۝՞)☝!!!チェケラ!!!!!

「まあBogner Ecstasyならば良い音で鳴ってくれるでしょう😉👍」

と仄かに期待しつつ。。。

 

結果、どうやってもPOSの音になりました(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒゴッ!!!ゴホッ!ゴホッオエェー!!

確かにチューブアンプの奥行き感とか柔らかさがJC-40に比べると出てますが、POSのディストーションまんまです(笑

Blue ChやRed Chの方がどうやってもいい音なので、わざわざコレを使う理由が無いですね(キッパリ

しかもバイパス音も例に漏れず超劣化するので、歪の使い分けすら許さない仕様(爆

ただPOSとチューブアンプを組み合わせた音が好きなら、POSはブレないので安価でそこそこクオリティの高いアンプ(VOX AC4C1-12とかLaney Cub12R辺り)でもそれなりのポテンシャルを引き出せると思います。

 

まとめ

比べたいペダルは沢山ありますが、今回は一例として上記のみに絞って感想を書きました。

Bognerのクリーンは一見癖がないように思えますが、キャビネットが他社製でも歪ペダルを乗せるとBognerを連想させる雰囲気があります🧐

またメタルサウンドはRed Chでも出せなくはないですが、やはりそれに特化したペダルの方がアンプ直より鋭いエッジが得られ、かつチューブアンプの良さ(奥行感とか心地良さ)も兼ねてるので、やるジャンルによってはペダル優勢になるかなと思いました。

サウンドハウス

20190827 Bogner Ecstasy 101B (Bognerペダル比較編)

さて、いよいよ(俺だけが)待ちに待った「アンプ VS エフェクター」の決戦が始まりました!!😎🎤

果たして王者アンプヘッドはその威厳を守れるのか?!

それとも昨今キてるペダルブームの波に乗って「大型アンプヘッドは邪魔」と戦力外通告を突き付けられるのか?!

ここで打倒アンプヘッドを宣誓する6台の挑戦者を紹介します!

 

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左からEcstasy Red、Ecstasy Blue、Ecstasy Red Mini、Ecstasy Blue Mini、Burnley、Wessexの計6台がそれぞれタイマン勝負を挑みます。

 

それではルールをご説明します。

 

1. JC-40(今回はEVスピーカーになるべく近づけた、Bright OFF、T1、M6.5、B3)に繋いだものと、Ecstasy 101BのCh2とCh3を比較する。

ROLAND JC-40 ギターアンプ

ROLAND JC-40 ギターアンプ

 

2. Ecstasy 101BのCh1(Bright OFF、EQ全て12時、Gain L、Structure N)に繋いだ音とCh2、Ch3を比較する。

Ch2はEcstasy Blue、Ecstasy Blue Mini、Wessexが挑み、Ch3はEcstasy Red、Ecstasy Red Mini、Burnleyが挑みます。

 

それではReady..........Fight!!!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

Bogner Ecstasy Red

まずは先鋒、Ecstasy Redから挑みます🤘😡🤘

 

JC-40

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Bassを絞ってるせいか、タイトでブライトな音に偏ってますが、概ね本家のアンプに非常に近いニュアンスを持ってます。

本家と違う点を挙げるとすれば、SAG感(チューブを歪ませた事による独特の滑らかで分離のいいザラつき感)が無いので、如何せんこじんまりとした印象と、パワー管を歪ませた、バイクのエンジン音の唸るような迫力に欠けるという所ですかね。

歪のエッジの鋭さはEcstasy Red + JC-40の方が強く、Red Chはまろやかに削られて滑らかという感じです。

総合的に非常に本家に肉薄しており、

「ジャズ子をBognerサウンドで泣かしたい!🤩✌️」

っていう方には最終候補としてコレがほぼ一択という感じです。

 

Ecstasy Ch1

f:id:acidmb:20190821201137j:image

では、

「パワー管からキャビまで同じならもっと肉薄するのでは?」

という事で、今度は本家アンプのクリーンで試しました。

 

その結果。。。😱😱😱😱😱😱😱😱

 

‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o( ´ཫ`)

 

。。。まんま同じでした🥶

いつもは "(笑" とか "(爆" とか笑いのAA、顔文字を語尾に挿入する所が、上記の様になってるのでお察し下さい(笑

 

強いて挙げるならEcstasy Redの方が「ほんの少しだけ」ブライトなのとバイト感に欠けるくらいで、ほぼ全く97%以上一緒です!(笑

ブラインドテストじゃ絶対に分かりません!w

Ecstasy Redペダルに「僕はあなたの子供です!」って主張されたら、たとえEcstasy 101Bが否定してもDNA鑑定でほぼ親子って断定されるくらいw

 

アンプキラーな上、同じ条件下ならほとんど同じ音を出すEcstasy Redペダルの実力は、(俺みたいに)アンプに特に拘るなら兎も角、

「比較的安価で高級な音、Bognerサウンドを堪能したいなぁ〜」

と悩んでる方は精神衛生上買ってしまった方が絶対にいいと思うくらい完成度が恐ろしく高いと、3年越しに気付かされました。

 

因みにEcstasy RedのStructureトグルスイッチは「101」よりも「20th」の方が近いかな、という印象で、Modeトグルスイッチは丁度アンプのExcursionスイッチと同じような効き方をします。

また、JC-40だとザラザラになりがちなTrebleつまみでしたが、Red Chだとそれがマイルドになり、効き方がほぼ同じようになります。

 

まとめ

Ecstasy RedはどんなアンプでもBognerらしい音がどのペダルよりも頭2つ分抜きん出て再現出来、Ecstasyに繋げばほぼ同じ音になる、改めて公式の意地をまざまざと見せ付けてくれた名機です!🤘😠🤘

 

Bogner Ecstasy Blue

[rakuten:ikebe:10059800:detail]

続いて次鋒、Ecstasy Blueがいざ勝負!⚔

 

JC-40

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まずは小手先調べでJC-40から行きます💪😊✌️

結果、Ecstasy Redと同じく低音がタイトにはなりましたが、それよりもミドルのピークが違うという印象を受けました。

Ecstasy Blueは500Hz辺りのローミッドが強く、Blue Chは1kHz〜1.6kHzとハイミッドが強いという感じです。

またRedとCh3の時と同様SAG感の有無もあり、Blue Chの方が気持ち明るいという感じです。

 

歪の性質も概ねRedと同じですが、こちらのペダルの方がニュアンスが出やすく、強弱や奥行感などもBlue Chに肉薄したような解像度の高い歪みが得られる印象でした😊

巷ではEcstasy Blueの評価がどんどん上がり、今では賞賛の嵐ですが、アンプと比べてそのクオリティの高さを改めて気付かされました🧐

 

Ecstasy Ch1

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続いてはBlue Chとの比較。

 

結果。。。😇😇😇😇😇😇😇😇

 

˙˚ʚ⸜(* ॑ ॑* )⸝ɞ˚˙‪ʚ(,,・ω・,,)ɞ‬ʚ(⑅ ' ꒳​ ' )ɞ

 

。。。これは各々の判断にはなりますが、個人的にはBlue Chより、クリーンChに挿したEcstasy Blueの方が好きです😍

 

まずEQなんですが、高域の煌びやかさがペダルの方に分があり、Blue Chはちょっと篭った印象を受けました。

EQの設定範囲がペダルの方が実質広いのは確かですが、同じ設定にしてるにも拘らずペダルの方が艶があり、俺はこちらの方が好きですね😆

歪量に関してもペダルの方が強く、かつ同じようにニュアンスも出せる為、俺の中では上位互換という感じです。

 

ただ、アンプ直によるハイミッドのノスタルジックな感じや空気感は出ており、また音が太いので、ブルースとかジャズ、古めのロックに合わせたいとかなら(わざわざペダルを使わず)アンプ直の方がいいかもしれません。

 

まとめ

Ecstasy Red同様、ある程度アンプのBlue Chをどんな他のアンプでも堪能出来ますが、ミドルのピークがややズレてるのでRedの時よりは離れてるかなという感じと、Ecstasyに繋ぐと「ペダル=モダン」「Blue Ch=ヴィンテージ」とかなり傾向が違うクランチ〜ハイゲインサウンドが得られるので、

「Blue Chでもう少しキラキラなハイが出ないかなぁ〜?」

とかなら、コレを代わりに使うのもいいかもしれませんね😆

 

Bogner Ecstasy Red Mini

 

Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

 

[rakuten:ikebe-rockhouse:10063581:detail]

続いては去年、2018年11月末に発表されたてホヤホヤ(?)のRed Miniの登場です🤘😆✌️

位置付け的には「ミニペダル」という廉価版ですが、その類に囚われないクオリティを見せつけられるのか?!

 

JC-40

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まずは小手調べでJC-40に繋ぎました。

結果、やはりRed Chと比べると歪みの性質においてザクザクとメタリックなエッジの成分が感じられます。

。。。が、逆に言えばRed Chより刺激的で、激しいサウンドを好むならこちらの方がいいなと思いました🤘😎🤘

なんと言うかJC-40で鳴らした限りでは、500Hz帯のミドルはRed Miniの方が強く、1〜2kHz帯の全体的な太さや前に出る感、明るさ、抜け感はRed Chの方が強く、4〜5kHz辺りのエッジが立ちやすい成分がRed Miniの方が上回ってる感じですかね。

またRed Chにおいてはサチュレーションの仕方がやはり丸く滑らかに高域をカットしていくので、良くも悪くもRed Chの方が柔らかく滑らかなサウンドになりがちで、JC-40 + Red Miniだとエッジがそのまま丸くカットされず、SAG特有の滑らかなザラザラ感が無く、結果的に刺激的になる感じです。

奥行感、立体感はベクトルの違いのような感じで双方ありますが、音を出して直ぐに「立体的」と感じるのは断然「Ecstasy 101B + Two-Rock Cab」の方ですね。

「Red Mini + JC-40」では最初平坦にザクザクとした歪成分が伸びていきますが、耳を澄ませて和音の重なりや単音を弾き続けてると、音の分離が良いので、何となく立体的には聴こえてきます😊

 

Ecstasy Ch1

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なら今度は、やはりほぼ同じ条件下ではどうなるのか?というのを試しました。

 

結果、俺の意見としては通常のEcstasy Redの方がアンプに近いかな、という印象でした。

しかしそれも僅差で、このペダルも充分Red Chに肉薄したサウンドを叩き出します🤘😠🤘

 

まずRed Miniの内部トリマーは3.5kHz、つまり右に回し切った音が近いかなという感じですが、そうするとRed Miniの方が明るくなり、逆にそれより下げると急にミドルが主張してきて「ボコー」という感じのニュアンス(笑)が出てきます。

なので3.5kHzに固定してると、やはりザクザクとソリッドなエッジ感のある歪が顔を出してきます。

メタルまでは行きませんが、Red Chと比べるとやはり無機質っぽく平坦にザクザクとサスティンが延びます。

その点、Red Chはパワー管をサチュレーションさせた唸る様な音が響き、その生き物のような不規則な歪み方が立体感や奥行感を生み出してるので、太さや迫力、ダイナミックレンジで言えばRed Chに分があります。

レギュラー版のEcstasy RedはRed MiniとRed Chの丁度中間か、少しRed Chに音の方向性が近いかなという感じです。

 

まとめ

「音作り面倒だから、どこでも簡単にHR/HM向けのBognerサウンドを出したい!😫=Red Mini」

「アンプの質感を重視したモバイルBognerサウンド!📱✨=Ecstasy Red」

「金に糸目は付けないからキハダマグロより本マグロ!🐟=Ecstasy 101B」

です(笑

 

Bogner Ecstasy Blue Mini

Bogner ECSTASY BLUE - MINI ギターエフェクター

Bogner ECSTASY BLUE - MINI ギターエフェクター

 

[rakuten:chuya-online:10184075:detail]

お次はBlue Mini、君に決めた!(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒

 

JC-40

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JC-40でBlue Chと比べた場合、レギュラーのEcstasy Blueより(やはり)音が硬い印象です。

ピッキング時のアタックが強く、輪郭があり、サスティンの減衰がBlue Chより早いです。

言い換えれば、Blue ChはアタックにSAGの柔らかなザラザラ感があり、音の輪郭はペダルに分がありますが、その分耳に心地のいい滑らかさでは雲泥の差で、また音の太さを保ったままサスティンが伸びていきます。

これに関してはどちらも甲乙つけ難い魅力があり、特にBlue Miniの反応は高級なロー〜ミドルゲインペダルと同等か、それ以上のポテンシャルがあるなと感じされられました🤩

EQはどう弄ってもBlue Miniの方が高域が出やすく、Blue Chは美味しいハイミッドが凝縮してるという感じで、歪の可変範囲の広さはBlue Chの方が上です🧐

 

Ecstasy Ch1

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続いてはEcstasyのクリーンChでの反応です。

 

早速比べたところ、これに関してはBlue Chの方が音が良いです😅

なんと言うか、Blue Miniは音が篭もり、高域強調型の設定にしてもBlue Chの凝縮された質の高いハイミッドにボコボコにノックアウト(笑)されてる感じで、クリーンからハイゲインまでどの設定で試してもBlue Chに遠く及ばずという感じです😅

なので、この比較に関してはレギュラー版のEcstasy Blueの音色の方が俺は好きですね😍

 

まとめ

Blue Miniは4〜5万円台のブティックペダルに引けを取らないポテンシャルは充分にあり、JCですら独特のコンプレッションと凝縮されたミドルで魅了しますが、値段度外視すればレギュラー版や本家アンプのBlue Chより"やや"劣るという感じですかね🧐

(まあつまりSweet Baby ODとSweet Honey ODの違いみたいな感じですねw)

 

Bogner Burnley Distortion

Bogner [ボグナー] Burnley

Bogner [ボグナー] Burnley

 

[rakuten:premiumgt:10023337:detail]

まだまだ行くよ、ペダルシリーズ!🤘😆🤘

今度はRupert Neveとのコラボ、Burnley Distortionでの比較です!

 

JC-40

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まずはJC-40😊✨

比べたところ。。。( ; ゚д)ザワ(;゚д゚;)ザワ(д゚; )

 

かなり本家に似せてきてます!(*>ω<)b

例えるなら、Ecstasy RedやMiniがプリアンプまでの再現なら、こちらはパワーアンプから、場合によってはスピーカーシミュレータまで入ってんじゃね?位似てました!😱

でも今回試したのはEVM-12S搭載のスピーカーなので、本家のCelestion V30とは掛け離れてるとも言えてしまうwww

サチュレーションは流石によーく耳を澄ませると、やはり平坦さが感じられますがそれでも誤差、寧ろJC-40に繋いでパワー管のような挙動、サチュレーションなどを中々再現出来てるのは脱帽です。

SAG感は無いので「これぞチューブ!」という空気感は若干欠けますが、それでも(しつこいようですがw)JC-40でチューブアンプ特有の奥行感、立体感が出てるのは素直に凄いと思いました😭

歪量は、BurnleyがMAXで丁度Red Chの12時といった所で、やはり巷で言われてる通りBurnleyはあまり激しく歪まないですね😅

またハイミッドの美味しい部分はRed Chにあり、BurnleyはToneで弄れる帯域がやや上なので上げると音が固くなる傾向にあります。

 

Ecstasy Ch1

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JC-40では固さを取り除いたBurnleyですが、今度はチューブアンプのEcstasyに繋ぐとどうなるのか?

 

まずEQに関しては、BurnleyのToneとGainのつまみをMAXにしてもRed Chより篭もります。

なのでCh1側のEQ調整も必要になりますが、上手く合致すればRed Chとは一味違ったBognerサウンドを叩き出します!😠✌️

Red Chが音が前に出て、プリ管によるプリっとした生々しい歪(某バンド、プリプリかw)であるならば、Burnleyはライン直で録ったようなスムーズで安定した歪みという感じです。

同じBognerサウンドなんですが、歪みの性質を微妙に違う方向に持っていってる感じで棲み分けが出来てます🧐

特に80'sのAORやHRなどシンセと交えて鳴らすようなジャンルなら、Red ChよりBurnleyをCh1で鳴らした方が合うかもしれませんね😆

 

まとめ

Burnleyは他のアンプ、特にソリッドステートなどの硬い成分を丸くしてチューブサウンドに変える力があったり、チューブアンプに繋げばスムーズで安定感のあるBognerサウンドが得られる柔軟性はありますが、やはり歪みがやや弱めなのと、高域が調整しづらいので、そこをアンプ側のEQで調整して化けるエフェクターです😉

 

Bogner Wessex Overdrive

Bogner [ボグナー] Wessex

Bogner [ボグナー] Wessex

 

[rakuten:premiumgt:10018949:detail]

ラストはWessex Overdrive!

オーバードライブペダルでは低音が物凄い出るので非常にアンプライクなペダルと感じましたが、モノホンのアンプと比べたらどうなのか?

 

JC-40

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まずはJC-40での比較。

Blue Chと比べてみたんですが。。。正直書きますと、

「Ecstasy 101BにEQを少しだけ似せた別の何か」

という感じでした(爆

全然似てないので、恐らくBogner独自の頭の中の架空のアンプを模したものだと思います。

兎に角Wessexはモコモコするし、だからと言って高域は上げると音が固くなるし、ゲイン上げるとファジーになるし、どう足掻いてもバランスが整い、ジューシーなハイミッドが濃厚なBlue Chには遠く及びません😡👎

Burnleyみたく一応エッジが丸くはなっているのですが、あまりに篭もりすぎてサチュレーションのシミュレートなどは感じにくいです😓

 

Ecstasy Ch1

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恐らくJC-40との相性があまり宜しくないと決断し(笑)、今度はEcstasyで比較😆✨

 

結論から書きますと、やはりBlue Chとは似て非なるサウンドです😓

兎に角Wessexは篭もります(笑

その篭もりが、Blue Ch基チューブアンプの前に出る感じを遮っており、やはりWessexのBassつまみは相当下げないと、どのアンプでもイマイチですね(笑

それを踏まえてペダルとアンプ両方の低音を絞り気味にして高域を強調する設定にしても、ペダルとアンプとで扱う高域の帯域が違うらしく(Wessexの方がやや低め)、やはりどうしても音の抜け感が違う。。。いや、音が抜けないですね😓

BognerのEcstasyに似てるという概念を捨て、適正なキャビを選べば(例えば同社の現行のVintage 30が乗ってるキャビとか)、多分思い描いてるBognerサウンドが出てくるかもしれませんが(ミドルの出方は似てるし)、やはりアンプやキャビを選ぶエフェクターですね😅

 

まとめ

Wessexは少なくともEcstasy 101BのBlue Chの音ではないので、その人気のBlue Chの音が欲しければEcstasy Blueを買いましょう(笑

 

総評

やはり個人的な見解では、幅広く対応出来、かつEcstasy 101Bの音をガチで再現してるのは、やはりレギュラーのEcstasy Red & Blueだなと思いました。

Red & Blue Miniもなかなかいい線いってるんですが、アンプと比べると大衆向けに洗練された音という感じで良い音なのは確かですが、

「ガチでアンプのまんまか、かなり追従してるか?」

と訊かれたら、

「う〜ん、まあねえ。。。」

とかなり微妙な答えになりますね(笑

一方Burnleyはニュアンスに関してはEcstasy Red以上にRed Chに追従してはいますが、ゲインが高くなく、またいつかの記事(笑)で書いたんですがブースターとの相性もよろしくないので、ハイゲイン目当てでコレ買うんならEcstasy Redの方が良いです😉✌️

Wessexは改めて使いづらさが知れたのでオススメ出来ません(爆

 

次回はEcstasy 101Bで色んなペダルを試してみます(ちょー楽しみ😆✨

サウンドハウス

20190824 Bogner Ecstasy 101B (アンプ比較編)

さてさて、ブティックアンプの人気モデルのBogner Ecstasyではございますが、果たして他の「アンプ」と比較をし、その格の違いをまざまざと見せ付ける事が出来るのか?という実験をしました🤘🤩🤘✨

 

Mesa Boogie Mark V Combo

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多分、そんじょそこらのスタジオではこんなブティックアンプで固めた装備は無いと自負しております✌️😆✌️

 

長年やりたかった、俺の大のお気に入りのハイエンドアンプ同士の比較から参ります!😂

因みにスピーカーを交換して鳴らす実験もしようとは思いましたが、各々の持ち味を最大限活かすため敢えてやりませんでしたm(__)m

 

3ch同士と、何かと相性が良さげなのでそれぞれのCh同士も細かく見ていきましょう!ε=┏(・ω・)┛

 

クリーン

まずは手始めにクリーンから🤤

Mesaはコンボアンプ、ローミッドの出やすいC90スピーカーという事で、かなりコンパクトに纏まったクリーンという印象で、対するBognerはよりワイドレンジで、BognerやTwo-Rockキャビの特性もあって低音がかなり強めな印象を受けました。

音の粒が重なって織り成す立体感、鈴鳴の感じはMesaの方が強く、俺はMesaの方が好きですね😍

Bognerの方はピッキングの強弱に対する絶妙な匙加減の調整や、ダイナミックレンジを堪能したければ有利という感じでした😊

 

Blue Ch V.S. Edge & Crunch

続いてはCh2同士での対決🤘🤯🤘

因みにMesaのCh2にあるMark Iモードはちょっと違うので敢えて外しました(笑

ローゲインクランチからミドルゲインディストーションという、ある意味ギターアンプの美味しい所がギュッと詰まった所なので、慎重に吟味しました🤤🤤🤤

 

まずEdgeモードと、Bognerでのローゲイン設定で、各EQ同士を弄って比べてみると、Edgeはやはり歌モノのバッキングに最適な無難な使いやすいローゲインクランチで、対するBognerの方は兎に角ぶっといです(笑

歪量はMesaより落とせてクリーンにもなりますがぶっとい(笑

MesaのEdgeモードでクリーンに近い位ゲイン落とすとペラペラになるため、ダーティクリーン且つ音の太さを維持したいならBognerかなと思いました。

 

続いてMesaのCrunchモードでハイゲイン設定と、Bognerの方はハイゲイン設定かつPre EQをB1にして比較してみました🤩

結果、やはり両者とも各々のアンプの個性を引き継ぎ、Mesaは歪がきめ細かく滑らか、BognerはMarshall譲りの荒々しさとシルキーさを兼ね揃えた感じで、更にBognerでは小音量ながらも「獅子の咆哮」の片鱗、バイト感とか真空管特有の空気感などが感じられ、俺はBognerの方が好きです😋

どっちも高品質なクランチサウンドなので甲乙付けたくないのですが、Bognerの生々しさにやられました(笑

 

Red Ch V.S. Mark IV Extreme

最後は両者の土壇場、ハイゲイン設定です!(ง🔥Д🔥)ง‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o🔫 (′ω’ 🔫)バキュン!

 

まず結論から書くと、どっちも良過ぎて選べませんでした(爆

それぞれの強みが最大限に出ており、ここまで来ると「その日の気分次第」で好みの傾向が変わりそうなので、公平な判断が出来ないと判定しました😭(最初比較出来ることに喜びを感じてたのに、いざ比較すると苦渋の選択を強いられるという贅沢な悩みwww)

 

Bognerはご存知Marshall譲りの荒々しさを徹底的にシルキーにし、ハイ削ってミドルをモリモリ(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑追加した非常に生々しく旨味が凝縮されたサウンドで、対するMesaは歪がどこまでもきめ細かく滑らかで無機質、硬質な感じで、またローミッドのパンチが聴いてるのでやはりドッシリと重く、Bognerとは違ったメタル的な魅力があります🤘😠🤘

もう設定してて、

「やっぱMesaの腰の据わったサウンドはいいなあ〜」

とか、

「Bognerバイト感バリバリあってカッコイイじゃん!」

とかなったりしてて、最後まで選ぶ事が出来ませんでした(笑

「上品で有機的 V.S. 伝統の無機質」

という風に双方とも対局の位置にあり、各々のいい所をぶつけ合ってこの結果なので、俺は大満足です😂😂😂😭😭😭

 

VOX Pathfinder 10

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続いてはやはりパス10のご登場です!🤘😆🤘

因みにお値段は、パス10が5千円前後、Bogner Ecstasyが安く買えたので約52万円、Two-Rockのキャビが17万2千円なので合計70万前後、値段の差で言えば約140倍の差があります(爆

VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

 

[rakuten:shibuya-ikebe:10046606:detail]

値段の差は兎も角、パス10は非常に優れたアンプなので、

「ド定番自宅用ソリッドステートアンプ V.S. ハイエンドプロユースアンプ&キャビ」

という、挑戦的な企画を行いました😱

 

クリーン

まずはクリーンサウンドの比較です🤘

結果、俺としては

「パス10、かなりいい線行ってるな!」

という印象を受けました🤘😆✨

どちらも温かみがあり、かつ鈴鳴感のある綺麗なクリーンをしており、事細かく聴き比べなければパス10のクリーンはかなり上質と断言出来ます。

無名で得体の知れない自宅練習用小型アンプなんか買うより、コレ買った方が安いし(クリーンに関してだけ書けば)音良いし、ビジュアルも高級感出てるし、いい事づくめだと思います(笑

 

で、事細かく書いていくと、やはり目立つのは(仕方ないんですがw)レンジの広さです。

特にBognerは大出力なので低域がずっと残りますが、パス10は直ぐに低域が減衰して無くなります。

なのでかき鳴らした後に音を伸ばすと、Bognerは太いまんまなんですが、パス10は徐々にペラペラでチープな感じになりますね🧐

またソリッドステートの宿命なのか、Bognerはフルコードで弾くと一音一音がくっきりと残っているのに対し、パス10は直ぐに音が混ざります。

なので干渉?なのか、音が細くなって聴こえてしまう部分はありますね😓

 

それらにさえ目を瞑れば、パス10は昔から言われてますが、非常に優れたクリーンを兼ね揃えてます。

 

OD Ch V.S. Red Ch

続いては歪同士の比較なんですが、取り敢えずパス10は結構ハイゲインなのでCh3と比較しました(笑

 

結果、お察し下さいm(__)m

パス10の歪も、EQを適切に設定すれば中々カッコイイドライブサウンド作れるし、そのEQの独特な効き方をするコツを掴めれば、やはり5千円のアンプとしてはコスパ抜群です、以上!

 

ヾ(' '*;) ォィォィ

 

まず全体的なトーンとして、パス10はソリッドステートの宿命か、かなり高域がジリジリとした細いサウンドになります。

それが良い意味でメタルサウンドにマッチする部分もありますが、逆に言えば音が非常に潰れやすいという事でもあります。

なのでBognerと比較するとBognerの方が、

 

圧倒的×(奥行感+太さ+分離感+ワイドレンジ)

(全ての冠詞に「圧倒的」を付けたかったので数式にしましたw)

 

を揃えており(スピーカーの径が違うのもあるけどw)、更にBognerは各種高域調整機能がある為、パス10より大幅に極上な、バランスの良いエッジの効いたドライブサウンドを出力します。

 

またピッキング時のコンプ感もかなり違いがあり、Bognerがチューブらしい「普通」のコンプ感だとすると、パス10は異様に粘る様な感覚があります。

このコンプ感が好きな人には堪らないですが(俺も意外に好きw)、Bognerでなくともチューブアンプのコンプ感に慣れ親しんだ人だと、このしつこい感じでピーキーな音は「耳に痛い」とか「音が硬い」という感想に繋がりかねません(笑

 

結果としてハイエンドフルチューブアンプに対する安価なソリッドステートの特徴が浮き彫りになった感があり、これはこれで面白いと思いました(自己満

 

Tech21 Trademark 30

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お次は、今は無きTM30で果たしてBognerのRed Chの音に近付けられるか?という(無謀なw)実験をしてみました🙀😱

近付けられるか?という内容なので、TM30側のスピーカーはデフォルトとTwo-Rock両方使いました。

 

まずRed Chは当然強めに歪みますので、TM30でもエッジが立ちハイゲインな歪になるようにセッティングします。

 

Amp Type:British

Gain:Hot (Wired)

Speaker Type:U.S.

 

まず双方ともEQは全て12時にするとBognerの方が低域があるので、Bogner側で低域を絞って高域を足す調整を行いました。

 

で、結論から行くと。。。似ません(笑

トーンと言うより特性が全然違う感じで以下に書いていきます。

 

まず歪の成分がかなり違い、Bognerはチューブをドライブさせた事による、喩えるならばザラザラな物質が太いホースからギュッと詰まって出てくるような、通称SAG感というものが感じられるのですが、TM30はそれが無いです。

なのでどういう風に聴こえるか?というと、同じホースから放出するとすれば、詰まること無くかなりスムーズに出てくるという感じですね。

このSAG感が、絶妙なピッキングの強弱を拾い上げたり、チューブ特有の空気感や雰囲気を出してるので、Bognerが生々しく分厚いとするならば、TM30はいくらSansampのエミュレート力を持ってしても相対的に奥まって硬い音という印象を受けます。

俺もTM30買った当初は、

「おおーすげー!今までのアンプとは違ってウォームでファットで滑らかで心地いい!これ正にチューブアンプそのものじゃね?!(*>ω<)b」

と大絶賛し、その後ご存知の通り(?)Tech21の熱狂的な信者になり、チューブアンプであるMarshall DSL-1C(50th ver)と比べた時にその信仰ぶりはより強まりましたが、やはりハイエンドアンプのニュアンスを体験してしまうと幻想が打ち砕かれますね(笑

 

また音の解像度にも差があり、Bognerは単音では太く且つ抜けを確保し、コードだとそれぞれの音が混ざること無く立体的に放出されるのに対し、TM30では単音で平坦な印象、コード弾きだと音が混ざり、相対的に音が細く感じます。

 

トーンに関しては、まず扱う高域が違う感じで、TM30の方が低い帯域なので、全体的にややイナたい雰囲気を漂わせてます👨‍🦳

中域に関しては、EQで弄れる値は違いますが、Bogner側はデフォで500Hz辺りが高めであり、そこをアクティブEQで弄れるTM30ではある程度似させる事も出来なくもないですね😊🤘

 

結論として、Mesa (Markシリーズ)やMarshallとかに似させるならいい線行きますが、それらの改造・派生系は厳しいのかなと感じました😅

 

BOSS eBand JS-10

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BOSS AUDIO PLAYER with GUITAR EFFECTS eBand JS-10

BOSS AUDIO PLAYER with GUITAR EFFECTS eBand JS-10

 

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最後はデジタルモデリングのJS-10!

昨今はKemperを始め、比較的安価で大人気マルチエフェクター、Mooer GE-300など音色を取り込む事が出来るツールが巷で流行ってますが、俺は旧式のデジタルマルチでトーンを寄せてみました😱

 

その結果、無理でした(爆

まずJS-10にデフォで搭載されてるキャビシミュの中域にかなり偏りがあり、またスピーカーも小さい(2×2" + 3" ウーファ)ので、何となく縮こまったような、奥まったような印象です。

それに対しEcstasy + Two-Rockキャビの方がどうしてもワイドレンジで、ヘヴィローから美味しい部分が詰まったハイミッドまでバーンと前に出てくる感じです。

 

またJS-10で歪み方が似てる「Power Drive」のアンプタイプを選びましたが、やはりEcstasyにあるSAG感や、パワー管をドライブさせた、まるで大型バイクのエンジン音みたいな空気感が無く、それらが構成するチューブ独特の音の太さやウォームさに著しく欠け、結果として細い、薄っぺらいという印象でした。

 

ではEQだけでも似せられるか?と試行錯誤しましたが、Ecstasyのミドルレンジは意外に複雑で、ローミッド〜ハイミッドの間で絶妙に特定の帯域をブースト、リデュース、ノッチングを計算して行われてるので、JS-10に内蔵されてるパライコや4EQでは補えず、どう足掻いても似ませんでした(笑

 

総評

自宅で鳴らせる音量まで絞ってこの強さなので、Vol12時くらいまで上げたサウンドは凄まじいパフォーマンスを発揮するのかなと想像してます😊🤘

個人的にはマスターVolが欲しいかなと思いましたが、機能が多過ぎてフロントパネルに収まりきらないのもあるのかなと(笑

兎に角音量調整が難しく、音色はともかくとして自宅ではオススメ出来ないです😅

 

次回はいよいよお待ちかね、ペダル合戦で参ります!🤘😠🤘🤘😎🤘🤘🤨🤘

サウンドハウス

20190821 Bogner Ecstasy 101B Pt.2

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前回に引き続きBogner Ecstasy様ですが、今回は主にインターフェースの説明と、Two-RockのEVスピーカー搭載キャビで鳴らした時のサウンドの感想などを書いていきます✍

 

サウンド

Ecstasyは3chのマルチアンプとして当時は有名になりましたが、それ以上に細かく設定出来る項目があり過ぎて戸惑いました(笑

インターフェースはCh1のみ各DIPスイッチと3EQ、Vol、Gainつまみなどが完全に独立し、Ch2と3はGain、Volの2つまみとPre EQ(高域調整)以外は共有となってます。

 

Ch1 (Clean)

まずCh1のクリーンですが、やはりBognerで聴ける煌びやかなクリーンが出てきます。

コンプレッションがあり、EQ全て12時で低域のスッキリした扱いやすいクリーンですね✨✨✨

 

Gain BoostやGainつまみの匙加減でコンプレッションの強さや歪量を調整し、コンプ感の薄いクリーン(それでも若干残る)から、現代的な感じのクランチサウンドまでこなせます。

立ち上がりが非常に早く、歪んでるか歪んでないかの境みたいな成分があり、ある種Dumble系にも通ずる所があります。

またサスティンが伸びる伸びる(笑

またPre EQやマスターセクションのPresenceつまみで高域の大幅な調整が可能で、フラットからキラキラしたクリーンまでこなせる為、この点においても拡張性が非常に広いです🤘✨

 

Friedmanみたいな完全に純粋なクリーンとは違い、味付けの濃いクリーンですが、僕はRockman同様こういう個性的なクリーンは大好物ですし、一般的に聴いても綺麗だなと感じるクリーンだと思います👍✨

 

Ch2 (Blue Channel)

Ch2は通称Blue Chと呼ばれており、Plexi Marshallの再現から、それをBogner流に解釈してゲインアップを測ったクランチ〜ハイゲインサウンドが得られるセクションです。

このChを模した同社のペダルのEcstasy BlueもODペダルとして今や人気筆頭になってる通りこのChも大人気で、人によっては後述のCh3である通称Red Chよりこちらの方が好きという人が非常に多く、こちらにわざわざブースターを繋いでハイゲインを狙う人もかなり多いです。

 

Ch2はペダル同様やや歪んだクリーンから、強めなハイゲインまでシームレスにこなせる、ある意味万能なセクションです。

Bogner特有のミドルにギュッと凝縮されたクランチ〜ミドルゲインサウンドは圧巻で、ブティック系アンプ(Bad CatやMatchlessなど)でよく感じられる、真空管特有のウォームさ、空気感、太さが一番感じられました😍

 

Ch3 (Red Channel)

ご存知Red Chです🤘😡🤘💣💥🔥

ブースター要らずのハイゲインサウンドは圧巻で、ハイゲインながらもスムーズでシルキーな感触は顕在です😊

ぶっちゃけMarshallらしさはほぼ皆無で、基本ミドルに凝縮し、高域の癖をとっぱらい、何となく歪の成分が似てるかな?というくらい別物のサウンドになってます。

StructureやGain BoostなどのDIPスイッチで歪量の最大値を弄れ、

「Bognerなんだから常にハイゲイン!🤘🤯🤘」

な人や、

「いやいや、歪ませ過ぎるとザラザラ感が出てきてちょっとなぁ。。。」

という人にも柔軟に対応出来る優しい設計になってます。値段は優しくないけどw

 

かなり歪ませても音が潰れる事がなく、またピッキングの立ち上がりが早い、サスティンはスコーンと(異常な程)綺麗に伸びていく、音量を上げれば上げるほど歪の粒がぶっとくなりバイト感やミドルが増す、通称「獅子の咆哮」なるサウンドが顔を出すなど、やはり人気機種になるだけの要素は兼ね揃えてます(但し獅子の咆哮はかなり音量を上げないと堪能しづらく、自宅では当然無理😓)

アッテネータやエフェクトループを駆使したVolペダルを利用すれば自宅でもある程度はBogner由来の上質なディストーションサウンドが得られますが、素のままだとリアパネルのパワーコントロールを「Half」にしても厳しいです(ある一定の箇所からちょっとVolつまみを上げると一気に爆音が出る感じ)

 

Marshallやブラウンサウンドなどを期待するとちょっと違うかなという感じで、それなら本家やFriedmanなんかを選んだ方が良いと思います。

やはりBognerの醍醐味は凝縮したミドルやシルキーで上品に歪むサウンドだと俺は思います🤘✨

 

インターフェース

Bognerといえば多機能!

ペダルですらワケワカランスイッチだらけで俺も理解に苦しみましたが(笑)、本家アンプはその比じゃありません(爆

表にも裏にもめちゃくちゃ変なスイッチが搭載されており、機材オタクなんかは目を輝かせて弄り倒すんだろうとは思いますが、俺みたいなオッサンには煩わしい事この上ないです(爆

しかしながらそれらを理解して適切に設定すれば、自分好みの極上なサウンドを突き詰められる事もまた然り。

なのでメモがてらちょっと操作感などを書いていきます🙃

 

フロントパネル

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フロントは勿論音色の構成です。

インプットはHighとLowの2つあり通常はHigh、ODペダルを前段に繋いだり、ゲインを落としたセッティングが好ましければLowに繋ぐという感じですね。

 

EQですが、Bassはちょっとブーミーさが漂う低域で、キャビネットによってはモコモコするかもしれないです🧐

比較的フラットと言われるTwo-Rockのキャビではオール12時で結構モコるので、ヘヴィロー~ローミッドが強めに出るキャビやスピーカーだと更にモコモコになる可能性はありますね。

BognerのキャビはCelestion Vintage 30の特性も相俟ってミドルに凝縮しつつもハイがギュッと突き抜けるような音が出るので、恐らく専用キャビに特化した低音なのかな、と思いました。

 

Middleは1kHz辺りかそれよりやや上のハイミッドを、広い可変範囲で操作する印象を受けました。

当初は500Hzを極ブーストorカットするのかな?と先入観がありましたが、500Hz帯はペダル同様デフォで強めなので、他の帯域での調整、さしずめ全体的な音の太さや明るさの微調整という感じですね。

「Bognerの特徴を司るミドルは固定してるから、後は自分好みのBognerサウンドを突き詰めてくれ」

みたいな感じです😅

 

Trebleはかなり効きが強く、モコモコからシャリシャリまで幅広い変化を伴います。

ペダル版はもっとジリジリとした風になりイマイチ使いづらいんですが、本家は弄れる帯域がややマイルドになり、メタルに最適な安定したTrebleという感じです。

ほんのり絞るとBognerらしいぶっといミドルが出せ、上げると適度に明るくなったり、刺激的なエッジを際立たせたりと使い勝手は抜群です。

またクリーンにおいてもMiddleと併せて弄ることにより、ミドル厚めなヴィンテージクリーンから、Fenderなどを彷彿とさせるブライトなクリーンまでこなせます🤘✨

 

Presenceはマスターセクションにあり、Presence Aはフットスイッチでオンオフをし、BはCh1かCh3のどちらか一方に機能させることが出来ます。

なので例えば、

「クリーンはずっとPresenceを効かせてCh3ではオンオフにしたい」

ならば、PresenceをCh1側でアクティブにし、Ch2や3ではフットスイッチで対応するという風に融通が効きます😊

そのPresenceですが、やはり全体的な音の明るさや倍音の強調を司る感じで、クリーンでは目に見えて明るくなり、Ch2&3ではシャリシャリ感が更に増します。

音が崩壊するということは無く、可変値は広いですが無難に収まってる印象です。

 

DIPスイッチ

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ペダルではトグルスイッチになってますが、こちらはスライド型の小さいDIPスイッチになってます。

 

まずGain Boostですが、文字通りゲインブーストします(笑

とは言うものの、ブースト量はCh1においてGainつまみの設定にもよりますが、僅かに歪むか歪まないか位の違いなので、他のChでも気持ちブーストされてるかな?位な感じです。

そこまで大々的には効かないものの、そもそもCh3の場合元々がかなり歪むので、極端にブーストすればそれこそ音が潰れたりしかねない為、あの位が丁度いいかなと思ったりします。

EQに影響が無いので、丁度ローゲインのトランスペアレント系のペダルを前段に繋いだような感じですね。

 

Pre EQはペダル同様、Nがフラット、B1が高い高域のブースト、B2がハイミッドのブーストという感じです。

ペダルよりも違いが感じられ、B1はクリーンではより煌びやか、歪ではメタリックにエッジが立ち刺激的、B2はクリーンで程よく明るくなり、歪は抜け感が強調され、低音がタイトになり、歪みの輪郭が強調される感じです。

特に歪においてはBognerらしさの匙加減がここやPresenceなんかで決まりやすく、これはキャビネットやスピーカーの特性で現場調整を適宜行える利便性があるなという感じですね👍

 

Structureは最初Gain Boostの親戚かな?と思ってましたがどうやら違うようで(笑)、プリ管に於ける入力ゲインの大小の違い?と説明書にありました。

恐らくニュアンス重視型のローゲインサウンドはLにし、コンプ感バリバリで立ち上がりの抜群なハイゲインならHが良いのかな、という事ですかね?(笑

ピッキング時の微妙な反応をここで調整する感じで、(かのLuke氏みたいな)スタジオミュージシャンに重宝されそうな機能かなと思いました😆

 

Plexi ModeはCh2か3を当時のMarshall SLP仕様にするもので、どちらかをそのモードにすると、Gainつまみ、Gain Boost、Structureの各DIPスイッチが無効になります。

余計な回路をバイパスしてモノホンのPlexiサウンドを堪能して欲しいという感じですね(笑

なのでこのモードで歪ませる為にはVolを上げる必要があり、スタジオや(特に)自宅なんかではアッテネータが必須になります。

使い方としては、Ch2のBlueモードとPlexiによるツインクランチとか、リードはRed ChにしてバッキングをPlexiにするとかですかね。

ただ音量と歪のバランス調整がかなりシビアになるので、音を作り込むならやはり良質なアッテネータ等が必要です😅

 

ExcursionスイッチはAとBとあり、公式の説明ではスピーカーのダンピングをシミュレートしたとの事。

「ダンピング?なんぞや?!初心者の俺に説明してみいやぁ!😡🖕🏻」

と嘆いていてもしゃーないので調べました(笑

ダンピング(ファクター)とはスピーカーの制動力の事で、要はアンプの出力インピーダンスが高く、個々のスピーカーに備わってる値、通称ダンピングファクターの値が小さいとスピーカーが振動を起こし、それがブーミーとか弛んだ低音を起こす原因だそうです。

逆に言えば、アンプの出力インピーダンスが高くても、スピーカーのダンピングファクターという値が充分に大きいと、余裕でアンプからの出力を受け止められ、低音が締まってタイトなサウンドを奏でられるという事ですな🤔

喩えるなら、ヴィンテージのボロボロなスピーカーだと弛んだ感じ、新品でハイファイなスピーカーだとタイトな感じと、各々の特性をシミュレートしてるという事ですね(適当

AとBは双方ともL(Loose)、M(Middle)、T(Tight)の3-Way DIPスイッチとなっており、低音の弛み具合を組み合わせて微調整出来るようになってます。

確かに聴いた感じだと、Lだと弾いた後余韻のように強烈な巻き弦のブルン感がまとわりついてきたり、逆にTだとスパッとブルン感がカットされてタイトになったり、Mだと両方の特性を活かして中域が盛り上がって音圧が高くなったようになるとか結構効果あります😳

使い方としては、

「Marshall JTM45のような最初期のイナたいヴィンテージサウンドが欲しいね👨‍🦳」

の場合はExcursionをLにしといてPlexiモードにするとか、

「やっぱズクズクとスラッシーなリフを刻みたい!😎🤘」

ならCh3でウルトラハイゲイン設定にしてB2にしてExcursionをTにするとかですかね(また適当

丁度La Grangeのトグルスイッチの〇⚫・モードみたいな感じですね😆

 

リアパネル

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続いては主にシステム面で重要なインターフェースを揃えるリアパネルの説明です。

こっちは比較的説明が楽そうv

 

まずエフェクトループですが、コレにうるさい人の為に色々機能が付いてます(笑

Series/Parallelの切り替えスイッチはSeries(直列)にすると、

 

プリアンプ→エフェクター→パワーアンプ

 

と純粋にエフェクターを挟んだ形になり、エフェクターの影響がモロに出ます。

Parallel(並列)にすると、

 

プリアンプ→エフェクター→パワーアンプ

                  ↳<バイパス音>⤴️

 

となり、プリアンプの素の音とプリアンプ+エフェクターの音がミックスされてパワーアンプに出力されます。

こうする事によって、直列だとぼやけやすいモジュレーションの音の芯を確保したり、デジタルアレルギーの人(笑)はデジタルエフェクターを挟んだ事によるAD/DA変換による音の劣化を、並列にする事によって素のアナログの音とデジタルで劣化した(?)音を同時に出力して全体的なデジタル音源化を極力防ぐという効果もあります(笑

中央のつまみはParallelモードにおけるバイパス音とエフェクト音のミックス具合の調整で、下げれば素の音に近付き、上げれば直列接続っぽくなります。

右下のつまみはエフェクターのReturnに返す出力調整で、MAXで通常、絞ると減衰するパッシヴタイプになってます。

 

Channel Selecterは文字通りチャンネルセレクターで(笑)、白い小さなボタンを押すとチャンネルを切り替えられます。

これに関しては付属のフットスイッチに最適化されており、あくまでフットスイッチが故障した、或いは紛失したという時の為のスイッチかなと考えてます。

 

Line Outが付いてるので、これを介す事によりミキサーなんかに直で送れるのかなと思ってます(試してないから今度試そう🤩)

 

Sound Styleというスライドスイッチは歪方の傾向を変えるもので、OLDにすると温かみがあり、歪み量が減り、比較的粗い歪になり、NEWにすると歪量が増し、きめ細かくなり、音圧がグッと上がるモダンな感じになる印象です。

特にPlexiモードなどで真価を発揮し、

「Plexiモード+Volフルテン+OLDスイッチ」

では完全にBogner氏の目指したPlexiサウンドが顔を出すそうです🤘✨

モンハンで言う大剣の「斬れ味+1、抜刀会心、集中」の組み合わせみたいなw

 

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スピーカーアウトは2-Way式で、1インプット式のキャビには「Use First」と書かれてる方を使い、そのキャビを2台用意したりとかすれば残りのアウトプットも使うという感じです。

出力インピーダンスを調整出来、例えば「16Ωのキャビ1台」に繋ぐならアンプ側のインピーダンスを「16Ω」にセットして繋いだり、「16Ωのキャビ2台」なら「8Ω」に設定して双方に繋いだりという感じですね。

 

Output Powerは出力をFull(100w)か、Half(50w)かを選べるようになってます。

自宅ではどちらにせよ爆音なんで(笑)、主に50wにしてPlexiモードのフルテン設定を活用したり、スタジオやライブハウスなどで適正な音量に調節したりするのが目的かなと思います。

 

Power Amp Classはパワー管の動作方式を変えるもので、Aなら常に稼働、A/Bは信号が入力されたら稼働し、無い時は稼働しないというものなんですが、写真の通り弄り方が分からんので放置してます(笑

 

総評

長ったらしく書いてきましたが(笑)、取り敢えず印象に残ったのはやはり「質実剛健」という感じですね😡👍

前段にブースターなんかを繋ぎ、エフェクトループにモジュレーションや空間系を使うくらいで、サウンドのコアとなる部分は完成してるという感じです。

Rockman同様クリーン、クランチ、リードサウンドが高レベルで完成してる為、柔軟性はほんの少し欠けますが、大体の音楽シーンではコレ一つで賄えるかと思いました。

アンプの美味しいと言われるミドルレンジを絶妙に持ち上げ、かつ非常に抜けのいいサウンドは、好きな人には堪らない音ですね😊🤘

 

次回は恒例の、アンプやエフェクターとの比較を行います🤘🤩🤘✨

【受注生産】Bogner / Ecstasy

【受注生産】Bogner / Ecstasy

サウンドハウス

20190818 Bogner Ecstasy 101B Pt.1

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今までBognerペダルの信者で、結構な数のペダルをご購入させて頂きましたが(笑)、真打の登場でございます🤘🤯🤘

 

Bognerのフラッグシップのアンプ、Ecstasy 101Bです!✨✨🤘😠🤘🤘😡🤘🤘🤯🤘✨✨

ペダルについては色々書いたので割愛しますが、アンプの説明をここで書いときます*॰ॱ✍

 

Leinheld Bogner氏はドイツでアンプの修理などを行ってましたが、自らの成功の為に改造したMarshallアンプ一つ持って渡米、そのアンプが瞬時に好評を博し、ほんの短期間で大成功を収め、一躍人気アンプビルダーにのし上がった巨匠です。Youtubeの宣伝動画での衣装がちょっとキワモノ入ってますが😅

 

一番のきっかけはAlice in Chainsのギターがプリアンプである「Fish」を使った事でしょうか。

その他、TOTOのSteve Lucatherが気に入り過ぎたのか、ライブでアンプ直用とエフェクター用と2台のEcstasy 101Bと相応の4×12"キャビを用意したり、かのRichie CotzenがEcstasyや同じく同社のアンプであるGoldfingerを使用したり、日本の某有名ギタリストがEcstasyとこれまた同社の人気ハイゲインアンプUberschallを使って日本でも人気になったりと、今日でも挙げたらキリがないくらいの超大御所アーティストに愛用されてます。

因みにかの伝説のアンプビルダー、Howard Dumble氏がBogner氏の事を天才と褒め称えてたそうです😳

 

そんな人気アンプメーカーゆえ、値段もクッソ高いのが特徴で(笑)、小型のAtmaとかでも20〜30万弱、高出力アンプ群に至っては50〜60万が相場となってます。

Marshall JVM410Hが20万よりかなり下回ってたり、OrangeやMesa Boogie、EVH5150IIIなんかも20〜36万くらいで同じくらいの出力のものが買えるのでやはり高いです。

値段的に競合するのはFriedmanやHughes&Kettner、Diezel、Suhr辺りでしょうか。

あれらもブティックアンプとして人気を博してますが、やはりBognerが高級という印象が強いですね(笑

Bognerのアンプは新作出る度に、殆どのアンプ(特にハイゲインが出るやつ)が人気になり、特にフラッグシップのEcstasy 101Bは60万という値段にも拘わらず知名度ゆえ結構売れてるのを見かけます🧐

(もっと値段が高いのに、出た瞬間即行で消えるTwo-Rockなんてアンプもあるけどねw)

 

Bognerの有名どころのアンプをまとめてみると、

 

Fish

Ecstasyの前身ともいうべき多chプリアンプで、Alice in Chainsが使ってBogner氏の名を一気に知らしめた出世作、今はディスコン。

 

Ecstasy

Marshallの派生だが、そのサウンドはMarshallから大きく離れ、とことんシルキーでミドルが強烈にブーストされハイゲイン化され、その上質な音で一躍フラッグシップモデルにまで上り詰めた作品。バージョン違いがいくつかあり後述するが、取り敢えずロングセラー。これの25Wのミニ版や、これの音を模したペダル4種が発売されるなど、兎に角「Bognerの音=Ecstasy」と言っても過言ではない位有名。

 

Uberschall

これもMarshallからの派生で、こちらはメタル系にチューンナップされたハイゲインメタルサウンド。特に重低音と唸る轟音が特長で、重低音仲間のDiezelやKrank、Rivera Knuckleheadらと熾烈な争いを繰り広げる(笑

 

Goldfinger

パワー管に6V6管を使ったミドルクラスのアンプで、音はEcstasyとMarshallの間を上手くいい所取りしたような絶妙なサウンドが特長。

 

Atma

18Wの小型アンプで、Bogner氏なりに解釈した60、70、80年代のサウンドが出せるというベッドルーム御用達(?)のアンプ。

 

Helios

Bogner氏が本気?で造ったとされるMarshall Super Lead Plexiのクローンで、ただのクローンに留まらず初期ブラウンサウンドを狙ったり、更にハイゲイン化したり、細かいスイッチで微調整を行えるなどオリジナルに比べシステム面でかなり複雑なものとなっている。

 

これくらいでしょうか🧐

他にも色々あるんですが、短期間でディスコンになったりしてるので割愛します(笑

 

Ecstasyはロングセラーな訳ですが、時代に合わせて色々な派生を出したりしてます。

 

Ecstasy 100A、100B

初期型。Fishからの直接の派生で、凝縮したミドルや、Marshallのハイを落としてまろやかにしたシルキーなサウンドなど、扱いやすく上品なサウンドでファンを虜にしたきっかけのアンプ。因みにAは100Wでパワー管に6L6を、Bは120WでEL34を使用していたが、とりわけBの方が(Marshall由来のEL34だからか?)人気が高く、アップデートVerの101でも日本国内では圧倒的にBの方が流通してる。

AはAmerica、BはBritishという意味なのか?

 

Ecstasy 101A、101B

後期型のレギュラーモデルで、100よりハイがやや強調されオープン感が増し、より現代の音楽シーンにマッチするようにチューンナップされたもの。AとBの違いは100と同じ。

 

Ecstasy Custom

限定品で、レギュラーよりBlue/Red chのゲインを高くしたもの。それ以外はレギュラーに準ずる。

 

Ecstasy 20th Anniversary

Bogner社設立20周年記念で発売されてるモデルで、Customと同じくゲインブーストが施され、更に高級なドイツのWIMA社の抵抗を使用する為に回路自体を見直したらしく基本受注生産品。受注においてパワー管を6L6かEL34のどちらかか選べるようになってる。

 

俺が買ったのはレギュラーモデルで現行品の101B(つまりパワー管がEL34)になります。

 

実はコレ、かなり昔から持ってました(爆

かれこれ4年くらい前、俺はペダルのEcstasy Redの音に完全にノックアウトされ、そのRedの大幅アップグレード版で巷でも大人気のヘッドが欲しくて溜まらなかったのです(笑

しかし値段がどうしてもネックになり、指をくわえながらデジマートや各楽器店のHPを眺めてました(笑

やがて抑制よりも欲望に針が触れ、(地獄のw)2年ローンで買ってしまいました(爆

しかしながら、当時はキャビなんか持っておらず、完全に持て余してる状態でした(大爆

当時の会社の上司に「60万円もする"文鎮"を買って何が楽しいの?w」とか言われたのはいい思い出。。。なわけねーだろ!😡

 

そして月日が流れ、最近200W対応の(高級)キャビを買ったので、

「そういやあ持て余してたコイツ鳴らせるな🤘😆🤘」

と思い出し、さっき引っ張り出してきた次第です(笑

4年経ってますが、ずーっと専用ヘッドケースに保管してたので綺麗なままでしたね(笑

 

ちょっと記事が長くなってしまったので、サウンドやインターフェースに関しては分割して次回の記事で書いていきますm(__)m

【受注生産】Bogner / Ecstasy

【受注生産】Bogner / Ecstasy

サウンドハウス