Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190131 Fuchs Plush Drive

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ヒズミ屋さんで「水着ちゃん」と共に買ったエフェクター、Fuchs Plush Drive(以下Plush)です🤘🏻(^^)🤘🏻

コレに関しては前々から頭の片隅にありました(笑

というのも、最近いわゆる「Dumble系」のエフェクターにハマっておりまして、コレも例外ではないエフェクターらしいからでした(笑

 

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直輸入品の美品中古で買ったのですが、入ってた箱は同社の「Valve Job」のものという手抜き仕様(爆

 

Fuchsはアメリカのニュージャージー州にある、Dumbleアンプのクローンを製造してる会社で、BludotoneやTwo Rock、Ceriatoneと並び有名なビルダーです(^o^)/

代表作はOverdrive Supremeで、まんまDumble Overdrive Specialの名前をもじってます(笑

使用アーティストにAllman Brothers BandのDerek TracksやJoe Bonamassa等が名を連ねており、相当クオリティの高いメーカーと言えるでしょう(-。-)y-゜゜゜

またFender系アンプのDumble化モディファイも行ってる会社でもあります。

アンプの値段は大体10〜40万超とピンキリなのですが、中にはPlush Gnomeという超小型のトランジスタアンプで4千円弱というのもあります(現在では発売されてるか不明)

その会社の一部門としてエフェクター部門があり、その代表作がPlushになります。

Plushは宣伝の通りDumble系のトーンやニュアンスを狙ったアンプライク系のオーバードライブで、実質同社のアンプをペダル化したものと言えます。

他にもプリ管を積んだValve JobやTS系のCream、Plush+CreamなExtreme Creamなど、Plushを中心とした製品がラインナップされてます。

空間系はトレモロやディレイ、リバーブなど、割とヴィンテージ系のエフェクターが多い印象。

他にもチューブエフェクトルーパーやブースター、コンプレッサーなどもありますが、今回はそのPlushのレビューになります(๓ŏㅂŏ๓)イエーイ☆

 

インターフェースはVol、Gain、ToneというTS系のつまみの他、「Touch」というつまみがあります。

電源は9V、トゥルーバイパスとなってます。

 

まず歪みの性質に関しては、後述のTouchノブで変わるんですが、全て12時にした時点ではまんまDumbleサウンドが出てきます(*>ω<)b

ミドル強めで高域がやや弱く、モワッとして古臭い感じの歪み方です。

チューブアンプらしい雰囲気は軒並み出ており、特有のきめ細かなザラつきやウォームで太い音が堪能出来、ヴィンテージ系のチューブアンプという感じですね(*´ェ`*)

またピッキングに対するレスポンスも良く、Gain上げても強弱がつけられたり、ギターVolへの反応もセンシティブです( -`ω-)b

ただ、チューブアンプ特有のコンプ感は無く、

「何となくMesa Boogieの音は出るけど、まんまアンプのようなニュアンスは出ない」

というThrottle BoxやFlux Driveみたいな立ち位置という感じでした。

(何となくですがアタック時の音が平坦で、一瞬だけソリッドステートな感覚も覚えますね(´-`).。oO)

 

歪の可変幅は、クリーンから強めのオーバードライブという感じまで変化し、9〜10時くらいの間でブルージーなクランチ、11〜1時くらいでローミッドが豊富なウォームで太いオーバードライブ、それ以降はほんのり歪みが増すくらいという感じです(*´ェ`*)

兎に角Dumble系に見られる柔らかさ、温かみ、太さ、イナたさが全面に出てる印象で、所謂弾いてて疲れない、心地の良い歪という感じです(*ˊૢᵕˋૢ*)

 

歪みの性質やトーンは、ToneノブとTouchノブで大幅に変える事が出来ます(^o^)/

Toneノブは高域の増減という感じで、一般的なそれと同じような効果です。

帯域的には大体3.2kHz位の調整かな、と推測してます🤔

それに対し新たに加わったTouchノブは、Toneノブに依存する所もありますが、歪やトーンの性質を大きく変えるつまみになってます。

具体的には、左に回すと低域が散ってブーミーな音になり、歪量が低下します。

非常に丸く温かみのあるサウンドになり、ジャズなどには最適なヴィンテージトーンを奏でます。

右に回していくと抜けのいいミドルが追加されていき、低音は一気にタイトになり、歪が強くなります。

メタルまでは行きませんが、ロックやハードロックなどに使うなら充分な歪量まで行けます。

Toneノブと同時に操作して音の抜け感やヴィンテージ感を絶妙に調整するやり方が俺的にやりやすい印象でした。

 

・どんなジャンルで使える?

Touchつまみが歪の性質を大幅に変えるので、メタルやパンクのコア系以外なら殆ど行けます。

前段にブースターなどを噛ませば、ヘヴィメタルも余裕なハイゲインディストーションが得られます。

ただ、やはりヴィンテージ感のあるトーンが薄らと全体を支配してるような感じに思えるのでDumbleが得意とするロックやブルース、フュージョンなどのサウンドに1番適合してるかな、と思います🤘🏼

 

ではお待ちかね、早速比べてみました(*´꒳`ノノ゙☆パチパチパチパチ

 

・Van Weelden Royal Overdrive

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まずはやはりコレ、Dumble系の新鋭との比較‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

どちらがどんな音なのか早速試しました。

まず双方ともVol以外全て12時、RODのGain BoostとMid Boostオフでかなり似たようなサウンドになりました( 'o' )!!!

Dumble Overdrive Specialは製造対象のアーティストによって音がかなり変わるというのは有名な話ですが、この両者を比べる限りやはりDumbleアンプの根本的なトーンは存在するのかな、と思いました🤔

具体的には高域はカットされ、低域はローミッド〜ミドル強め、割かし1.2〜1.4kHz辺りを中心になだらかにブーストしたような、味わいのあるミドルが出る印象です。

Riotみたくスパスパカットされたり、ミドルにノッチングを掛けて分離感を良くしたりはしてない為、ウォームで柔らかいサウンドという点は共通してます。

しかし細かい点において幾つか違いは見受けられました。

まずやはりピッキング時のアタックにかなり違いがあり、RODはアンプのようなコンプ感があるのに対し、Plushはそれが全く無いです(笑

これは音の輪郭が基礎になっており、RODの方が輪郭があり粒立ちのいいドライブサウンドになっているのに対し、Plushは"相対的に"潰れて平坦な印象を受けました。

ゲインの可変範囲や強さはRODの方が広く、トーンの可変範囲もRODの方が広い為、Plushはこじんまりとした感じも見受けられました。

ただPlushにもTouchという個性を出す機能は有り、低音を散らせてブーミーでイナたいサウンドを作れるという利点はあります。

RODでもBright SWをⅢにしてVolをガチ上げすれば似た音が出ますが、やはりブーミーさはPlushの方があり、Volを変えないで出せるというのも便利ですね(^-^)v

総じて個人的にはRODの方が完全上位互換ですが、値段や肉薄度を考えるとPlushもかなりいい線をいってるな、という感じです(^o^)/

 

・BJFE Honey Bee Overdrive

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(比べる対象が少ないのでw)今度はHBODと比較してみました🤘🏼

まず歪みの強さはPlushの方が圧倒的で、HBODがMAXだとPlushは9時と10時の間という感じでした(笑

それを踏まえHBODのGainを1時くらい、Plushを9時くらいにして両者の歪みの質を比較したところ、アタック時のコンプ感や全体的な輪郭、解像度はほとんど同じという印象でした。

強いて書けばHBODの方がほんの僅かに輪郭がくっきりしてるかな?という感じで、ニュアンスなどはほとんど変わりません(^o^)/

ニュアンスの変化はHBODのNatureに対し、PlushはTouchとToneを組み合わせて似させる事も可能で、後述するトーンは兎も角、歪み方は酷似してるという感じでした。

トーンはPlushがローミッド〜ミドルに掛けて特有のヴィンテージ感のあるチューニングが施されてるようで、RODの様な温かみがあり良い意味で古臭いサウンドが出るのに対し、HBODは相対的にローが強く、またフラットで現代的な音という印象でした。

この両者を比較した時点では、やはりHBODはDumbleとはトーンに於いてちょっと違うかな、という印象でした。

 

・Bondi Effects Sick As Overdrive

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Bondi Effects ボンダイエフェクト オーバードライブ Sick As Overdrive
 

今度は同じ大きさで同じ4つまみ、ミドルが同じように強めなオーバードライブという理由でSick Asと比較しました(笑

しかし(当然ですがw)明確に違いが出ました(//∇//)

まず歪の強さは、双方最大まで歪ませる設定でややPlushの方が強いです。

それは別にいいんですが(笑)、歪の性質が全く異なり、Plushは9時から直ぐに「オーバードライブ」と言えるサウンドになるんですが、Sick Asはシームレスに徐々に歪んでいきます。

よくCentaur系の歪み方で言われるのが、クリーンに歪をブレンドして歪ませ、Gainつまみの加減でクリーンとドライブの比率を決めるといわれますが、まんまその表現の歪み方をします( 'o' )!!!

なのでクリーンブースターやクランチペダルとしてはSick Asの方が使えます( -`ω-)b

最初からDumble系の歪専用として扱うならPlushの方がいいですね( ‘-^ )b

またSick Asの方が音の輪郭がはっきりしている為、音が折り重なって奥行感や立体感を演出し、ピッキング時に独特のコンプ感があり、アンプライクな印象がはっきりと出てます٩(*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*)وイエー‼

トーンは12時の時点で両方ともミドルが強めですが、ピークが違い、Sick Asの方が気持ち低い帯域(凡そ1kHzくらい?)という感じです。

また低音と高音は、Sick Asの方には対応した2つまみがあり、こちらの方が広いです。

逆にPlushはDumbleのトーンの範囲内に収まってるとも取れますね🤔

 

・総評

Dumble系のペダルはかなり多く、値段もクオリティもピンキリで、買うならデモ動画や試奏による自分自身の感性による判断が非常に重要になってくると俺は思ってます。

(RODはデモ動画とデジマートのレビューだけで判断しましたが(๓ŏㅂŏ๓)イエーイ☆)

それを踏まえてこのペダルを考察すると、アンプ感はやや薄いけど、トーンなどはDumble系に肉薄してるな、という感じでした( -`ω-)b

新品の相場は大体24,000円前後、かなり競合するペダルが多い価格帯にあり、強くオススメは出来ません(笑

ただ、歪のクオリティやトーンの肉薄度を考えると、候補に入れても遜色ないと思いました。

サウンドハウス

20190128 Sound Project "SIVA" 「If you smiled,this summer would be forever. 」

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1月ももうすぐ終わりを迎えますが、淋しいお知らせがございます(´TωT`)

前回の記事で書いた通り、中野の歪み系エフェクター専門店である「ヒズミ屋」さんの実店舗が今月をもって閉店となります😢

俺は大体中野に降り立ったら、中野ブロードウェイよりもヒズミ屋さんを優先に行く程ファンだったので非常に残念でなりません😭

あの空間は既存の楽器屋とは違いオシャレでスペーシーな感じがあり(語弊があればすいませんw)、俺の大好物の歪み系エフェクターがてんこ盛りなので見てて楽しいんですよね(*>ω<)b

それに(下手糞な俺でも)篭って音出しが出来る試奏スペースもあり、(下手糞な俺が)エフェクターを吟味出来る場所でもありました(^o^)/

ここではE.W.S Crybaby ModやGuyatone PS-001など色々購入致しましたが、買い納めという事でお店が推してるエフェクターの一つ、Sound Project "SIVA"さんのエフェクターともう1つ購入致しました。

もう1つのエフェクターは後々レビューするとして、今回はSIVAさんのローゲインファズ、

「If you smiled,this summer would be forever. 」

を紹介致します(以下、通称の"水着ちゃん")

 

まずはっきり書きますと、俺は国内ハンドメイドビルダーにはかなり疎いです(暴露

というより、興味が持てない感じでした(笑

海外のエフェクターは海外で大評判だから日本にも入ってきて大ヒットしてるけど、日本のペダルで海外でヒットしてると言えば超ド定番のBOSSやArion、昨今エフェクター界の巨匠であるBjorn Juhlと組んで色々製品を販売してるOne Controlくらいしか知らず、Jimi Hendrixが使ったShin-EiのUnivibe、Robben Fordが使ったというVemuram Jan Ray、昨今はMXRと組んだりしてる、ダンブル系としてそこそこ定評のShin's Music Dumbloid、比較的安価な割に凝った作りと独特なサウンドで昨今勢いがあるLeqtiqueなどをちらほら目にした程度でした(笑

(Rockmanやアンプライク系ペダルに視線が狭まってたんでしょうねwww)

 

それらを押しのけてコレを選んだ理由は、製作者の人柄ですね(ツイッターで判断しましたw)

日々のツイートや、ヒズミ屋さんと提携して商品を出品されたり福袋を応援されてる様子が好感出来ました( ‘-^ b

で、そのヒズミ屋さんも閉店となり、

「じゃあヒズミ屋さんが推してる国内ビルダーの製品でどれを選ぶか?」

となったので、SIVAさんのやつにしました(^^)

「じゃあSIVAさんのいくつかの製品でどれにする?」

となったので、歪むコレにしました(爆

まずブースターはTSすら触った事が無く、ブースターとして使えそうなBOSS SD-1、Bondi Effects Sick As Overdrive、Horizon Devices Precision Driveが手持ちにあり、Bogner EcstasyシリーズやMegalith Deltaはブースト付き、Rockmanはグライコでの補正で充分、Friedman BE-ODやSuhr Riotはブースター要らないかな、となって選択肢から外れました(笑)

今後ブースターを買うとしたら、Xotic EP BoosterかTS9、OD-1(初期型)辺りを試したいかなと思ってます。

(でもカウガールのやつは欲しいかも😍)

 

ファズに関しては、Jim Dunlop Jimi Hendrix Fuzz Faceだけしか持ってなかったのでそんなに造詣は深く無いです(笑

なので多くは語れませんので、ご了承下さいm(__)m

 

コントロールは至ってシンプル、VolとGainのみでFuzz FaceやOD-1と同じように直感的に扱えます。

Vol上げてGain落としてブルージーから割とジャキジャキのクランチを作ったり、逆にVolを下げてGainをガチ上げしてべシャッと潰れたファズサウンドを狙ったりも出来ますし、Gainの加減でトーンが比較的フラットなカッコイイオーバードライブなんかも狙えるので、割と柔軟なペダルです( ‘-^ )b

歪の性質は、音の粒の輪郭があり割と分離感があります。

またGainを上げていくと同時に高域の成分も付加されていく感じで、Gainを絞った状態だとローミッドが出て、上げていくと抜けが良くなりエッジが鋭くなる感じです。

但し水着ちゃんをオフにした時のJCのクリーンサウンドよりも、ゲイン絞ったクランチの方が高域は出ており、輪郭があるようにも思えました。

多分一般的なファズペダルもそんな感じなのかな、とは思いますが(ファズ疎いんですいませんw)、ゲインの他トーン調整も兼ねてるといった感じです。

 

思ったのが、、、Supro 1305 Driveと歪み方がかなり似ており、

「アレはもしかしてファズの回路じゃね?!」と懐疑的になったところです🤔

なので比べてみました(笑

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結果、EQのカーブやピッキング時のコンプ感等で多少相違はありましたが、歪み方がかなり酷似しており、

「1305=ファズ」

という嫌な予感は的中しました😫

ファズでは無くアンプライク系ペダルとして買ったので、(;-ω-)ウーンな感じです(笑

EQのピークは1305がミドル、水着ちゃんはハイを司っており、水着ちゃんの方が高域におけるギラギラ感が出て、1305の方が音が太い印象。

またアタック時の違いは、1305の方がコンプ感があり、倍音成分がシャットアウトされてて、(水着ちゃんに比べれば)アンプらしさは多少あるかな、という感じでした。

しかし歪み方がほぼ同じなので五十歩百歩感があり、やはり1305はファズペダルなのかな、と今は思ってます(笑

どちらが使いやすいか?というと、ハイが出てかつゲインが弱目で破綻しにくい水着ちゃんは新し目、イナたさがありGain MAXにすると潰れ方が際どくなる1305は60年代の音楽シーンにそれぞれ適合してる感じですね。

 

比べられるような競合エフェクターはぶっちゃけ無いので、色々やってみました(笑

 

・Horizon Devices Precision Drive

・MXR six band graphic equalizer

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まず、強制歪改造ブースター(笑)のPDを繋いで試しました。

PD側はほぼ写真のような設定で、Gainは9時まで上げて歪をブーストし、水着ちゃんの倍音成分を根こそぎ切り落としてスカスカになるノイズゲートは1時位まで落としてます(普段はMAX(^o^)/)

結果、ファズディストーションになりました(笑

RATやSatchulatorの影がチラつくような、ザラついてるけどミドルも豊富なディストーションという感じで、低音はファズの特徴をかき消してスラッシーに刻める位タイトになり、高域もより鋭くなりました‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

次にPDはオフに、後段のEQを写真の設定で繋いだところ、やはりワウ半留めのようなミドルが追加され、100〜200Hzと3.2kHzの効果で低音がタイトになり、80年代のディストーションという感じになりました(笑

MXR Distortion+のようなファジーな成分が残っており、それとミドルブーストが相俟って良い感じにあの時代(80年代)を再現してます(笑

そこに先程のPDを追加しました(*・ω・*)wkwk

結果、Metal Muffも真っ青のLAメタル系ハイゲインディストーションが顔を出し、水着ちゃんの従来の面影は無くなりました(爆

PDとEQの効果でピッキング時のコンプ感が強烈に追加されゴンゴンと鳴り、タイトでスラッシー、元々あったファジーな部分も全て輪郭が際立ちサスティンが長くなり、完全にザクザク系のサウンドに変貌しました(*´꒳`ノノ゙☆パチパチパチパチ

LAメタル風サウンドの土台が出来たので、今度はモジュレーション系のコレを追加してみました( -`ω-)b

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分かりづらいですが、写真中央やや右上のRockman Stereo Chorus/Delayです(^o^)/

その前に、まず単体の水着ちゃんとモジュレーションの相性を確認する為、RockmanとJC-40の内蔵コーラスそれぞれでエフェクトの乗り具合を試しました。

結果、水着ちゃん側でゲインを絞ってクランチなどにすると爽やかな感じになり、アルペジオでもコードのかき鳴らしでも良い感じに乗りました(*>ω<)b

元々高音が強めなのでモジュレーションに埋もれにくく、ジャキジャキ感が損なわれないという感じですね⊂(✽・0・✽)⊃

で、先程のPDとEQでサンドイッチにした後、Rockmanのコーラスを掛けてJC-40で鳴らしました。

結果、Bostonサウンドになりました(爆

正にコーラスの掛かったLAメタル風のサウンドとも取れますね(🤘🏼🔥Д🔥)🤘🏼

コーラスが特殊で音の抜けが良くなるような効果があり、また従来のコーラス効果の他、音がダブるような効果もあるので立体的で奥行のあるスペーシーなサウンドになる感じです(笑

(水着ちゃんの従来の面影は最早「宇宙の彼方へ」行きましたw)

PDとEQの効果が強烈なのもありますが、水着ちゃんが柔軟性の高いローゲインエフェクターというのも、このような結果が得られたのかな、と思います🤘🏻(^^)🤘🏻

 

・総評

非常に扱いやすいペダルだな、という印象でした。

発振や音が潰れるとかが無く、またゲインの可変範囲が広いのでクランチやオーバードライブ、ディストーションにも使えるので、2ノブだけどカバー出来る範囲が広いというのが良いですね(^^)

またブースターやEQ次第では思わぬサウンドが作れたりします(笑

ファズペダルは(恥ずかしながら)詳しくないんですが、Fuzz Faceとは違った良さがあるな、と思いました(๓ŏㅂŏ๓)イエーイ☆

サウンドハウス

20190125 BOSS × JHS Angry Driver JB-2 (比較編)

JB-2の記事もコレで最終章となります。

長い間引っ張ってすいません!m(__)m

(BD-2もAngry Charlieも注目してたペダルなので、そのコラボレーションは見逃せませんでしたw)

今回はJHS側を中心に、Marshall系ペダルと比較した際の音色の違いなどを書いていきます[≡] 〆(・⺫・‶)

 

・BOSS ST-2

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BOSS Power Stack ST-2

BOSS Power Stack ST-2

 

先発はコレ、BOSSのCOSM技術を惜しみなく投入したデジタルディストーションの名器、ST-2です!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

どちらも全世界で大ヒットしたMarshall系ペダル(とその派生)なのでどちらもクオリティは高いのですが、その互いに極め合ったクオリティでどのように方向性が違うのか、検証しました(ง🔥Д🔥)ง

で、その結果なのですが、全く方向性は違いました(爆

JHSはどちらかと言うとMarshallのプリアンプ部、ST-2はキャビネットまで再現してるという感じです。

どういう事かと言うと、JHSは本来のMarshall系ペダルという感じのサウンドに留まってて、ST-2は大型キャビネットから出力したような奥行感や臨場感がJC-40でも感じられますd('∀'*)

これもCOSM技術による複雑な信号処理の賜物なのかな、と思ってます( ‘-^ )b

それを踏まえた上で各々の性能を見ていくと、やはりJHSはJCM900までの歪やトーン、ST-2はJVMのようなサウンドですね🤔

ST-2の方が歪の粒がきめ細かく、よりハイゲインで、高域が強めのモダンな印象です。

音の太さや温かみはJHS側に分があります。

BOSS→JHSのモードで高域を足しても、やはり根本的な歪の性質が違うので、ST-2とは似ても似つかないです(^^;;

またミドルのピークに相違があり、JHSは

ローミッド、ST-2はもう少し帯域の上がった鼻詰まりという感じで、この鼻詰まり感もエッジの鋭さに貢献してる気がします。

ゲインを絞った時のクランチは逆にST-2では低域がやや強く、JHSの方が高域が強くなるという逆転現象が起こります(笑

この時の歪み方はほぼ同じ感じの、ブルージーな歪を奏でてくれます。

ギターVolへの反応は同等、ニュアンスへの反応性はJHSの方が高い感じです。

総合的には、どんなアンプでもスタックサウンドを出したい方はST-2、歪みの性質を含めた音作りの幅重視ならJB-2ですね(*>ω<)b

 

・Lovepedal Jubilee

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[rakuten:premiumgt:10041629:detail]

お次は共に最近買ったJubileeの登場⊂(`・ω・´)⊃バッ

元にしたアンプが造られた時代がほぼ一緒と考えてもいいので、トーンも同じようなものだろうと考えておりました(*´ェ`*)

まず歪の強さはJB-2の方があります。

Jubileeを2時くらいにして漸くJB-2の12時といった感じです。

逆に高域の強さはJubileeにあり、JB-2のToneを2時にしてJubileeの12時と同じ感じになります(^^;;

しかし双方ToneノブをMAXにした場合、JB-2の方がザラザラとしたエッジの効いたハイが出てきて急激に強くなります。

これはJB-2は局所的、Jubileeは広範囲で高域の調整をするからかな、と推測してます🤔

では全体的な歪みの質やトーンはどうなのか?

歪に関してはJubileeの方が音の解像度が高く、これはやはりJB-2側では高域と低域がカットされてるためなのかな、と思ってます。

そのフィルタリングのせいか、やはりJubileeの方がワイドレンジで迫力があり、音の粒立ちが良い感じです。

JB-2の方がどちらかと言うと柔らかく温かみが感じられるサウンドになってます。

一応B→JモードやParallelモードでBOSSの要素を加えることによって高域を増やしたり、若干きめ細かくして粒立ちを向上させることも出来なくも無いですが、やはりフィルターのような効果なのかどうしても高域に於けるSAG感が違い、低音はスポイルされたまんまなので似ません(笑

別物のエフェクターとして考えると、JB-2はMarshallっぽさもあるけれどBOSSらしいエフェクターライクさを加えた無難に良い音と思えるトーンを、JubileeはSilver Jubileeそのもののニュアンスやレンジ感を忠実に再現した玄人志向の音をそれぞれ出力する感じです(´-`).。oO

 

・Friedman Dirty Shirley

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Friedman DIRTY SHIRLEY ギターエフェクター

Friedman DIRTY SHIRLEY ギターエフェクター

 

今度はFriedmanのMarshallエミュレータ。

DSはFriedmanのチューニングを基軸としたカッコイイMarshallサウンドを奏でるという事で徐々に人気になってるペダルではありますが、相手もまた然りσ( -ˇ.ˇ-。)

これもどこがどう違うのか検証してみました(^^)🤘🏻

まずDSを18V駆動で双方12時、DSの内部トリマーは国内正規品のデフォルトの12時で歪みの強さは同じ位です。

違いはやはりDSの方が低音があり、またミドルの押し出し感もあり、全体的にDSの方が音が太いという印象を受けました。

しかしながら歪の性質や全体的なトーンは酷似しており、エフェクターライクだけど色々な歪をだしたいならJB-2、ワイドレンジで歪みは一本という人はDSが良いですね( ‘-^ )b

Gainを上げていくと違いが一層浮き彫りになり、ミドルのピークがそれぞれ違います。

具体的にはDSの方が500Hz辺りの低い帯域を担い、JB-2のミドルのピークに値する帯域、凡そ1kHzは寧ろ若干絞ってる感じで、Riotの様な分離の良いトーンに感じられました。

また、ただでさえDSの方がワイドレンジなのにDSの方が若干音の分離感が良く、4バンドEQやTightスイッチも付いてるので、イコライジングに関しては大幅に音色を変えられます(Presenseを絞ればJB-2風なサウンドも作れました(゚ロ゚)

個人的にDSはJHSモードのみで言えば上位互換という感じでしたが、JB-2は多彩な歪みの性質を持っているという強みがある感じです(*´ェ`*)

 

・Sansamp Classic

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お馴染み(?)SansampでJB-2に似せられるかどうか実験しました(*>ω<)b

まず双方全て12時、SansampのDIPスイッチ全てオフで全然似つかない音なので試行錯誤した結果がこちらです👇🏻

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Gainは12時でSansampの方が強いので下げ、Highを上げて粒立ちを良くし、Presenseは下げてシャリシャリな倍音成分を除去、ミドルのピークはMid2が多少近いので上げ、低音が足りないのでLow Driveを上げ、エッジ感を追加する為Speaker Edgeを上げ、後はゲインが下がったり音が丸く加工されるので下げたままにしました。

その結果、やはりミドルのカーブが違い、JB-2の方がどうしてもどっしりとした迫力のあるローミッドが出るのですが、中々近付いたように思えます🤔

歪みの性質は近い感じなのですが、Sansampは特有のフィルターがJB-2よりも強く、低域と高域が丸く削られた感が出ており、相対的にJB-2の方が分離感の良いアンプライクなディストーションという感じに思えました(^^;;

(JB-2をエフェクター臭い、BOSS臭いと言ってたヤツはどこのどいつだ?‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o)

しかしながら、このフィルターが場合によってはウォームでクリーミーなディストーションに感じる場合もあり、JB-2と他のアンプライクペダルを比べた時と同様、耳に心地好くてカッコイイと感じるサウンドに成りうる場合もありますね(^o^)/

この点においてもSansampはやはり音を作り込むペダルとしては非常に優秀なのかな、と感じました( ‘-^ )b

 

・VOX Pathfinder 10

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恒例のパス10でのエフェクターの乗りを試しました(笑)

パス10の設定はいつも通りTreble 0、Bass 6でGainとVolは双方12時でOD chとの比較を行いました(*>ω<)b

まず歪の量は同じで、歪の質はJB-2の方が分離感、解像度が良くブリブリと生々しい感じ、パス10の方は若干シャリシャリとした成分が感じられ、低音が出て迫力があり、音が平坦でピッキング時のアタックが強調されるような印象がありましたが、トーンなどはほぼ同じような感じを受けました。

JC-40に繋いだ時よりはパス10らしさが出ており、あまり個性を発揮出来ないかなという感じですσ( -ˇ.ˇ-。)ウーン

しかしながら俺的にはパス10の歪よりは好きですね(*>ω<)b

 

・Precision Drive & six band equalizer

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MXR / M109S Six Band Graphic EQ
 

MXR M-109 6 Band Graphic EQ

MXR M-109 6 Band Graphic EQ

今度はJB-2の音自体を色々加工してみました*1

前段にPD、後段にEQを噛ませ、通常よりどのくらい音が変わるのか?!

まずPDによる違いは、デフォルトよりも更に低音がカットされ、元々タイトな低音にさらに磨きが掛かりました(笑

またハイミッドが強調されて音が明るくなり、ノイズゲートでザックリと音が散る成分もカットされ、宣伝通り(笑)スラッシュやDjent系御用達のディストーションに変貌しました(笑

元々80年代風のディストーションだったのが、一気に10年代の歪みになったような感じです(笑

ザクザクとリフを刻むのは元より、ソロを弾いてもハイミッドが強調されている為抜けのいいサウンドになっており非常使い易い音になってます。

反面、低音がかなりカットされてる為飽和感がスポイルされ、非常にソリッドな歪になります。

人工的な歪みとも言えるような。。。Metal Muffなどのガチメタルディストーション(笑)とも違う、アンプライクなんだけどアンプライクでないという矛盾が生じる歪ですね🤔

 

一方、後段に(例のBostonの設定を施した)EQを噛ませた場合、ピッキング時のアタックが強調され、低音がタイトになり、JB-2には全く無いワウ半留めのような鼻詰まり感のあるミドルがモリモリ追加され、音の輪郭がくっきりとしたサウンドになりました(^o^)/

但しこの変化は他のエフェクターでも軒並み感じられるものなので、悪く言えばJB-2の個性を殺したような感じにも捕えられます(-。-)y-゜゜゜

(俺的には全然アリです寧ろデフォより好きです(爆)

音量は当然上がりますが、ミドルが大幅に追加されたので音圧も上がり、スピーカーの径が大きくなったような感覚も受けました⊂(✽・0・✽)⊃

 

では全部オンにしたらどうなるのか?ヾ(≧∀≦*)ノワクワク……

まず前段後段で低音がカットされてるので、低音はほぼ無いです(爆

そしてワウ半留めミドル+明るさ担当のハイミッド+音の輪郭を司るハイが強調され、特定のミドルがカットされた事によりミドルの分離が良くなり、強烈なノイズゲートで倍音成分をスパッと断ち切られてるため、分厚いミドルでスラッシーにリフを刻める、不思議なサウンドが出てきました(爆

シンセ等ととても相性の良さそうなサウンドという感じですね(笑

コレはコレで全然アリです( -`ω-)b

寧ろ両方オンにしたサウンドが一番好きかもです(笑

(但し他のディストーションでも同じような音になりかねないので、更に没個性化します(笑

 

・まとめ

やはりJHSは見事、という印象でした。

もし音が違うのならAngry Charlieなども試したいとも思えるクオリティです🤩

Marshall系ペダルではヴィンテージ感もモダンハイゲイン感も無く、正に80'sなサウンドという感じで、好きな人にはハマる音と思います(^o^)/

今回はJHSモードのみで試しましたが、シリーズパラレルで使うとまた違った結果が見えてくるのかな、とも思いました。

BOSSが他社とコラボしたのはFender以来、しかもFenderは共同では無く、開発したトーンを持ってってOKサインを貰ったという感じなので、真の意味でコラボしたのはコレで、技術の結晶が詰まってるエフェクターです‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

歪みの性質が色々変えられるのは斬新なので、今度間を置いて色々考察したいと思います( ‘-^ )b

サウンドハウス

*1:┌|o^▽^o|┘

20190122 BOSS × JHS Angry Driver JB-2 (シリアル接続編)

今回も引き続きJB-2について取り上げます(^o^)/

今回はJ→BとB→Jの両方の(シリーズ(直列)接続という、斬新なモードが搭載されてるので、使い勝手や特徴などをメモがてら書いていきます[≡] 〆(・⺫・‶)

 

・J→B

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順番通り、まずはJHSを前段、BOSSを後段にした接続です。

この接続の場合、主体はBOSSになり、JHSでゲインブーストやEQの微調整などを行う形になります。

まずJHS側はVol MAX、Tone12時、Gain 0で鳴らしたところ、BOSSモードの基本的な部分は変えず、やや低音が強くなってゲインブーストが掛かる印象でした。

これはJHS側の基礎的な部分、ブリティッシュアンプに於けるウェットでダークなトーンがBOSSに乗っかってるという印象ですね( `・ω・) ウーム…

トーンコントロールですが、やはり前段のEQはやんわり効く法則性があるので、左右に振った時の音の変わり方は極々微小でした。

変わるのはゲインコントロールで、歪量や歪の性質にも深く関わってくる重要な部分です。

歪量はVolでも変わりますが、こちらはJHSの基礎的なトーンは別にして、BOSSの音色は変えません。

しかしながらGainノブは上げていくと目に見えて(見えねーかw)ミドルレンジが追加されていきます。

なのでGain 0の時より格段に抜けが良くなり、ゲインブーストの効果もあって、よりリードサウンド向けな音になります(*>ω<)b

また歪みの性質もよりきめ細かくなり、正にハードロック向けでよりブラウンサウンドに近い音といった感じです。

但し双方MAXとかにすると、歪み方が不安定になり、音が潰れ、Z.Vex Fuzz Factoryのような強烈なファズサウンドが顔を出してきます(笑

ディストーションを求めるならかなり論外ですが(笑)、中々極悪にブチブチ鳴り、発振したようにうねるので、シューゲイザーみたいな多彩な音や、ドゥームメタルみたいな混沌とした音を出したいなら中々使えそうな気がします🤘🏻

音作りとしては、まずBOSS側のGainは少な目にし、歪みの性質や抜け感をJHS側のGainで調整し、メインEQはBOSS、サブEQはJHS、JHS側のVolで歪量の最終調整をする感じが俺的にやりやすかったです🤘🏻(^^)🤘🏻

 

・B→J

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お次はJHSを主体にし、BOSSをゲインブーストとして使った場合の接続です。

まず、BOSS側でVol MAX、Tone 12時、Gain 0にした場合、歪量以外全く変わらない印象でした(笑

しかしやはりBOSS側のGainノブが結構トーンに作用するようで、9時ぐらいにするとBOSS譲りの高域がJHSに乗っかり歪にバイト感、エッジ感が増します。

J→Bの時と同様、ブラウンサウンドに近くなる印象です(*>ω<)b

J→Bとの違いは、やはり基本の歪に依存するという感じで、JHS主体だと丸みを帯びた歪は保ちつつ、BOSSの利点の高域が付加されてるといった感じで、BOSS主体の最初からザラザラ感があってそこにミドルが付加されたものとはやはりキャラが違います。

前に出る感はJ→B、柔らかさにバイト感が掛かった感じはB→Jって感じですね(分かりづらくてすいませんw)

ただ、BOSS側のGainで高域が補正される為、JHS側のToneノブを右に回すと段々耳に痛いエッジ感が増してきて使いづらくなります(笑

逆にBOSSの側のToneはやはりそんなには効かず、気持ち明るくなるか暗くなるかに留まってます。

また双方をGain MAX、BOSS側のVolをMAXにすると、ノイズがとても大きいディストーションになり、J→Bの時とは違って使い物になりません(爆

ギター側のVolを0にしてもノイズ音が変わるだけで出続けます(笑

音作りはJ→Bの時と同様な感じでセッティングしていくとやりやすいです( ‘-^ )b

 

・Parallel

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ラストはパラレル(並列)接続です。

これはJHSとBOSSがミックスされて出力されるという、一番斬新な接続方法なので注目度大です🤩🤩🤩

まず歪の量に関しては、どちらのGainをどう回そうが、各々の歪量と変わりません。

というよりどちらかのGainを下げると、もう一方のが主張が強くなるという感じですかね。

例えばBOSS側のGain下げればJHSぽい音に変わっていく、みたいな感じです(^^)

Volもゲインブーストとかする訳ではなく、ただ単に2種の音量調整に留まってます。

Toneもそれぞれを司る帯域の増減という感じで、2バンドEQ(しかも双方かなり近い帯域を操作する)があるような感じです(笑)

なのでこの機能をフルに堪能する場合、少なくともGainは同じ値がいいと思います🤘🏼

その上でどんな音かと言うと、やはり歪の性質を足して2で割ったような印象ですね(笑

BOSSにしてはミドルが付加されてふくよかになり、JHSにしては高域のエッジ感が増して刺激的な音になったとも言うべきでしょうか。

双方のいい所取りみたいな感じで良いです( ‘-^ )b

またピッキングに対するレスポンスが大幅に良くなり、3時以上にGainを上げてもピッキングの強弱でクリーンやクランチが出てきたり、ギターVolを下げてもクリーンが出せますY(><。)Y

この反応は非常にセンシティブで、ザラザラとしたSAG感を問わなければ本当にアンプに近いニュアンスかなと思います(((;゚;Д;゚;)))

とにかくニュアンスに拘るならこのモードはかなりオススメです!🤘🏻(*>ω<)🤘🏻

 

長くなりましたが、それぞれ似通ってて似てないサウンドなので、やはり5つのペダルが内蔵されてると思っても過言ではないです(^o^)/

ちなみに俺はこの5つの歪では、バイト感のでるBOSS→JHSが良いかなって思いました(ง🔥Д🔥)ง

しかしどれも良い音なので、正直甲乙つけたくないというのが本音です(爆

各々の歪も素晴らしいしコンセプトも素晴らしい、買って良かったペダルでございますm(__)m

次回は(恒例のw)他のペダルとの比較などをやります(๓ŏㅂŏ๓)イエーイ☆

サウンドハウス

20190119 BOSS × JHS Angry Driver JB-2 (JHSモード編)

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前回に引き続き、今回もJB-2について取り上げていきます!🤘🏻(*>ω<)🤘🏻

今回はかなり期待値の高いJHSモードをザクザクと掘り下げてみました👀💭

 

JHSモードは機種名通り同社の看板商品であり、Marshall Gul'norを改良してアンプのサウンドに近付けた「Angry Charlie」のトーンを採用しており、本家とはインターフェースが違い、BD-2とのマッチングに最適化する為改良が加えられてるとの事。

現行品のAngry CharlieはVolやGainの他、3バンドEQが付いてますが、こちらはBOSSに準じEQ調整はToneつまみのみとなってます。

 

まずGainは0で全く歪みの無いクリーンを奏で、その音色はToneを12時にしてかなりダークな印象。

高音が丸くなって低音が強調された感じとも取れます。

9時くらいからクランチ、12時でオーバードライブ程度の歪、それ以降はAngry Charlie譲りのアンプライクな太いディストーションが得られます( ‘-^ )b

MAXにるとやや歪が潰れ気味になり、ノイズが若干乗るので音の分離が悪くなります。

Tone 12時で全体的にやはりウェットでダークな印象があり、ブラウンサウンドとは相反する、ブリティッシュアンプの音という印象を受けました。

また歪みの粒は割と粗めで、ブラウンサウンドのような子気味の良いドライブ感とは違います。

恐らくこれは大元のGuv'norの歪み方に準じてるのかな、と推測してます🤔

また歪の性質は音の分離が極めて良く、巻弦のプルン感が感じられるほどなのでクオリティは高いです(*>ω<)b

ただ他のアンプライク系エフェクター、とりわけMarshallやブラウンサウンドを意識したペダルに比べると、ピッキング時におけるコンプ感は感じられるものの、チューブ独特のザラつきは無いです。

これはBOSSのエフェクターに準じてるのか、それともAngry Charlieでの仕様なのかは分かりませんが、こちらも意図的に高域と低域が削られてるような感じですね。

アンプのような太さや、コード弾きでの解像度の高さは感じられるのですが、同時にエフェクターらしさも出てる印象です。

BOSSエフェクターらしい、癖を排除して無難な音に納まってるとも言えると思います。

 

Toneつまみはかなり可変値が高く局所的で、0でモコモコし、2時くらいまでは上げていくとハイミッドが追加されていくような明るいサウンドになって行き、それ以降はエッジの鋭いハイが追加されていく感じです。

2時以降は急激に音色が変わり、歪も激しくなる一方、ザクザクし過ぎてアンプらしさが無くなり、よりエフェクター的な音になる感じもしました(^^;;

なのでToneをガチ上げして、従来のウェットな音をブラウンサウンドよろしくカラッとドライにドライブ(笑)させようとしても、歪みの性質自体が違うので似ません😓

 

・BOSSモードとの違い

結論を書くと、両者は完全に別物の歪やトーンという感じです。

歪みの幅は0でBOSSがクランチになるのに対しJHSはクリーン、双方MAXで同じ位の歪量です。

歪みの性質はBOSSの方がきめ細かく、対してJHSは丸まって滑らかな感じです。

なのでチューブのSAG感は(どちらも高域がカットされてるようなのでどっちもどっちなんですがw)ややBOSSモードの方が感じられ、チューブの太さ、温かみはJHSモードに分があるという感じです。

また全体的なトーンも違い、BOSSはほぼフラットで、特定のミドルがほんのり上がってる為(1.4〜1.6kHz位?)古臭い音という印象で、対してJHSは高域がBOSSモードよりも大幅に削られ、その分ミドル(700〜1kHz辺り?)を極ブーストしてて、80年代風のディストーションサウンドという印象を受けました。

BOSS特有のフィルターが効いてる中で、Fender Tweed Champをフルアップしたようなイナたい歪はBOSS、Guv'norやJCM800〜900辺りの歪を狙うならJHSモードという感じですかね(適当

どちらもリードやバッキングになり得る位音作りの幅は意外に広く、トーンの方向性や歪みの質で自分好みにチョイス出来るのは便利です(*>ω<)b

 

・これ買えばBD-2やAngry Charlieは('A`)イラネ?

BOSS Blues Driver  BD-2

BOSS Blues Driver BD-2

 

両方持ってない&弾いた事が無いので、ぶっちゃけなんとも言えません(笑

ただAngry Charlieに関しては、恐らく本家とJB-2では別物の音かなと思ってます。

本家はGuv'norを元に改良を加え、よりMarshallに近いアンプ感やチューブ感を出してる(かもしれないw)為、昨今のMarshall系ペダルの人気機種の筆頭になってるとも言えますが、こちらは前述の通りBOSSエフェクター特有の帯域がカットされてるような印象を受けたので、トーンや歪の解像度は継承しつつ、細かなニュアンス等は再現してないのかなと思います。

後は3バンドEQではなくToneつまみ1つだけと、トーン調整も簡素化されてる点も、このモードと単体で比べた時の音作りの幅の違いに繋がるのかなと思います。

BD-2に関しては、本家よりも高域が増した、とか歪量が増した、とか噂されてますが真相は不明です(笑

ただこちらに関してはイナたい雰囲気は抜群に出ており、代用としては充分使えると思いました( ‘-^ )b

 

次回はお待ちかね、各々のシリアルorパラレル接続について考察して行きます(*・ω・*)wkwk

サウンドハウス

20190116 BOSS × JHS Angry Driver JB-2 (BOSSモード編)

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イケベ楽器さんの正月セールで買いましたY(><。)Y

これが朝超寒い中わざわざ2時間並んで買ったお品物でございます。・゚・(ノД`)・゚・。

なぜ並んだかと言うと、これはバリバリの新品なんですが、お値段が半額以下だった為です🤘🏻

Blues Driver+Angry Charlie+その他諸々の機能とてんこ盛りなので以前から気になってはいたんですが、やはりそこそこ値段がするのでスルーしてました(笑

しかしながらそれが通常のボスコンの平均価格並みのお値段なら買わない手は無いです(爆

めっちゃお買い得な買い物でしたY(><。)Y

 

因みに俺はAngry Charlieは元より、Blues Driverすら使った事の無い捻くれ者(笑)なので、JS-10のモデリングを除けばコレが初BD-2となります!( ‘-^ )b

(でも単体も発売されてるし、音は多少変わると思います(^^;;

 

コントロールはJHSとBOSSそれぞれにVol、Tone、Gainの3つまみが用意されており、2段式で各々の設定を個別に行えます。

リモートジャックにフットスイッチなどを繋げばそれぞれを切り替えられるので、実質2つのペダルが内蔵されてるような感じです。

またJHSとBOSSは単体で扱える他、前段と後段それぞれ互い違いにした直列接続の音、並列接続の音などが用意されており、歪の性質が大幅に変わるそうなので、考え方によっては5つのペダルが入っているとも考えられます(゚ロ゚)

切り替え方は一番右のつまみを回し、一番右から

・JHS

・BOSS

・Remote用の2つのモード切替

・J→Bのシリーズ接続

・B→Jのシリーズ接続

・パラレル接続

と6段階で切り替えられる仕組みとなってます。

因みにLEDの色も変わり、JHSは赤、BOSSは青、シリーズやパラレル接続は紫に変わります( ‘-^ )b

(全てアナログ回路で構成されてる為、中の回路がカオスになってる事請け合いw)

 

今回は初BD-2という事もあり、まずはBOSSモードの使い勝手の感想を書きます(かなり期待値が高いので、続編が長くなりますのでご了承くださいm(__)m)

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まず歪の可変範囲はだだっ広く、0でブルージーなクランチ、右に回していくと徐々にきめ細かい歪みが追加されていき、最大で太く柔らかいヴィンテージ感のある強めなディストーションが得られます。

最大でも音が潰れるとか全く無く、非常に使い勝手の良いディストーションで、巷で耳にする「荒っぽさ」は感じられませんでした。

(多分レスポールで弾いたからかもしれませんが、ストラトだと違った結果になるかもしれません。)

また一部の低音と高音はカットされており、歪みの質に反してブーミーにならず纏まりがあり、高音もToneを最大にしても耳を劈くような成分は無く、滑らかさを維持してるように思えました( ‘-^ )b

逆に言うとレンジが狭くなり、加工された感が出てくるので、正にエフェクターらしい音という感じです。

(このEQカットされたトーンが巷で言うBOSS臭いという事なのかな?と推測してます🤔)

 

Toneは12時を中心に高域の増減で、これも昔ながらのダイレクトにトーン調整するもので、どちらにどう回しても破綻せず、流石BOSSと言ったところです!🤘🏻

Gain減らしてToneを上げてジャキジャキクランチにしたり、Toneを10〜11位に減らしてGainを3時以上にしファットなディストーションを作ったり、GainとToneを控えめにしてジャジーなサウンド、両方上げてヴィンテージ感のある抜けのいいディストーションを作ったりと、音作りの幅はかなり広い印象です(^^)

「これがBD-2の音だ」とは断言出来ませんが、このモードに関して書けば非常に上質なドライブペダルだと思いました(*>ω<)b

 

またギターのピッキングに対するレスポンスやVolへの反応も良く、ドライブさせても弱く弾けばクリーンが出るし、ギターVolを絞ってもクリーンになるので、手元での音の表現も容易に出来ます( ‘-^ )b

(これがBOSSクオリティという事を大体の人は知ってて、今更感が出てるんだろうなぁ(´-`).。oO俺だけ感動してる構図みたいなw)

 

今回はBOSSモードをレポしましたが、次回は更にお楽しみのJHSモードを検証していきます🤘🏻(^^)🤘🏼

サウンドハウス

20190113 MXR six band graphic equalizer

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ハードオフ吉祥寺店で買った掘り出し物🤘🏼(><。)🤘🏼

MXRの6バンドEQです!

。。。とは言っても、Jim Dunlopから割と最近まで同じ製品が販売されてました(笑)

(しかも値段は現行品より高かった(^^;;

 

☆現行品との違い★

1. 電源が9V電池のみ!(漢らしい!(ง🔥Д🔥)ง)

2. オンオフ出来ない!(漢らしい!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

3. 現行品はLEDによる視覚で設定を確認出来るが、こちらはそんなもの無い!(漢らしい!💪)

 

。。。と、不利な点だらけです(爆

では何故こちらを選んだか?

それは「浪漫」ただ一点のみに尽きます(爆

「浪漫」に値する何かはあるのか?と言うと、こちらの

「Jim Dunlopに買収される前のMXR社製品」

が70〜80年代に掛けてのプロギタリストのペダルボードに必ずと言っていい程入っていたという事らしいです🤘🏻

(Rockman Smart GateはSR&D社製品でVan Halenのラックに入ってたりしたから、現行のMXR Smart Gateとは違う、みたいなw)

またコレクターやビルダーに言わせると、ヴィンテージ品と現行品では内装パーツが全く別物で、ヴィンテージ品は内部のパーツの殆どが現状手に入らない物ばかりの、レア素材の塊のような物らしいです(壊れたらアカンでしょ😓

 

初めは俺も「値段も若干安いし現行品でいいかな(´-`).。oO」なんて思ってまして、「でも折角吉祥寺のハードオフに来たし、何か買っていこう☝( ◠‿◠ )☝」という軽いノリで買ってしまいましたが、今考えると「ナイス俺🤘🏻」と気まぐれな判断に感謝してます(爆

 

このEQは昔から欲しくて、何に使うかと言うと

「初期Bostonサウンドの再現」

に尽きます!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

ヘッドホンアンプのRockmanが出る前の、まだPower Soakをやっと出した頃、Tom Scholz御大はこのEQを自身の1969年製Marshall Super Lead Plexiのエフェクトループに繋いで(当時エフェクトループがあったかどうかは分かりませんが、無ければ恐らく改造して増設してたと思いますw)独特のミドルが分厚いディストーションを奏でていたそうです。

(確かSLPも帯域が2kHz中心にピークが来るように改造を施してたとかなんとか)

その時の設定が上の写真のような設定だったそうで、これはかなり有名な話です🤔

なので俺的には

「強制Bostonサウンド化ツール」

として狙ってましたが(笑)、遂に本人が使ってたものと同じスペックで手に入れる事が出来ました!(*>ω<)b

(しかも筐体もかなり綺麗だし、何よりこの青色と白文字がRockmanしてます(ง🔥Д🔥)ง

 

弄れる帯域は100Hz、200Hz、400Hz、800Hz、1.6kHz、3.2kHzと、BOSSやそれを模倣したペダルに比べると6.4kHzが弄れない代わりに、±18dBまでブーストやカットが行えるので、よりアグレッシヴなサウンドメイキングが行えます。

特に400Hzから上はギターにおけるミドルレンジなので、音作りに深く関わってくる為、6.4kHzが無くても必要十分という感じです。

 

今回は幾つかのペダルの後段に繋ぎ、効果の程を試しました( ‘-^ )b

 

・Friedman BE-OD

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FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

 

先発はMarshallをモダンハイゲインに昇華させた鬼才Friedmanの放つ必殺のディストーション!(笑

果たして後段に繋ぐとどのような効果が得られるのか?

すると単体の歪に比べ、Playtech Heavy MetalやGuyatone Metal Monsterのようなワウ半留めのフィルターが掛かったようになり、Friedmanらしさが消し飛んでかなり癖のある鼻詰まりサウンドになってしまいました(笑

歪み方はFriedmanなんですが、トーンがガラリと変わった感じで、あのカラッとした爽快なディストーションから、80〜90年代のJ-POPにおける、シンセと組み合わせて鳴らすギターサウンドになるような感じになり、俺的にはあまり相性は良くないかな、という感じでした(笑

 

・Bogner La Grange

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Bogner ボグナー / La Grange 【国内正規品】

Bogner ボグナー / La Grange 【国内正規品】

 

Bogner La Grange

Bogner La Grange

Tom Scholz御大はSLPを使ってたので、ならばSLPのエミュレータを使おう!という事でコレで試しました。

因みに今は無きRockmanのファンサイトで見かけた「2kHzをピークにした改造」を感性で作ったセッティングが上の写真です(笑

まずEQを繋がない状態だと、上の写真の設定でハイミッドが強調されたヴィンテージMarshall Plexiサウンドという感じなのですが、EQを後段に繋ぐと確かに初期Bostonサウンドのような音に変貌します!(((;゚;Д;゚;)))

まずEQ側で100〜200Hzを絞って3.2kHzをブーストしてるので低音がタイトになり、ピッキング時のアタックが強調されます。

これが恐らくRockman特有のコンプ感のあるピッキングを再現してるのかなと思いました。

また400Hzを9dB、800Hzを最大の18dBまでブーストする事により、ワウ半留めのような強烈なミドルブーストを行いますが、同時に1.6kHzを削る事により音を籠らせず、分離のいいミドルのブーストの仕方をしてる感じです。

これは元々音の分離がよく低音がタイトなBE-ODだと分離感の向上が裏目に出てあからさまな鼻詰まり感が出てしまいましたが、ローファイで高音が丸く削られ気味なLGだと相性が良く、EQでミドルブーストや分離感の向上を担い、結果的にまんま80年代のHRサウンドに最適なディストーションを得る事が出来ました🤘🏻(^^)🤘🏻

これにコーラスを掛ければたちまちBostonサウンドの出来上がり(笑)という感じで、相性は抜群という感じです!

 

・Lovepedal Jubilee

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LOVEPEDAL ラブペダル/JUBILEE

LOVEPEDAL ラブペダル/JUBILEE

 

LGとの相性が抜群だったので、その勢いで今度はコレを引っ張り出しました(笑

まあ多分乗りは抜群だろうと思って早速Testing Tastingԅ(¯﹃¯ԅ)

まずJubilee自体LGに比べるとかなりハイファイな感じで分離感が良く、EQを繋ぐと分離感は増しますが、同時に倍音成分も削られるような感じで、何となく固い音になります。

しかしながらピッキング時のコンプ感やミドルブーストはBostonのそれに近く、また音抜けの向上や綺麗に伸びるサスティンもまた魅力的です( ‘-^ )b

恐らく元々がハイファイなのでLGの時よりは効果が出づらい気がしますが相性は良く、単体とは違ったミドルが豊富なディストーションを堪能出来る感じです。

 

・Diezel VH4-2

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Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

 

ラストはコレ、VH4-2です。

俺がこのEQを試した時に使ったのが正にこのアンプで、このEQをループに繋いだ時の、ネックに手がくっ付くような強烈な粘り気のあるコンプ感や、Diezelには無いミドルを補ってぶっとく心地の良いモダンハイゲインは忘れられず、アンプの方のVH4が欲しくなってしまった経緯があります(爆

「ならばアンプと同じ音」

と評されるこのペダルだとどのような反応を示すのか、興味が有り過ぎて試しました(笑

まずこちらのスペックはVH4-2とJC-40で、あちらはVH4(アンプ)とMesa Boogieの4×12"キャビなので、やはり前者の方の音は軽い印象です(爆

それを差し引いても、このVH4-2とEQの相性は抜群に良いです!(*>ω<)b

アンプの特性を事細かに再現してるのか、低音が散り気味になるトーンを補正してタイトにし、やはりピッキング時のアタックを強調させる効果が得られます。

ネックに吸い付く、とまでは行きませんが、非常に粘り気のあるコンプ感は得られました。

またDiezel単体では足りないミドルを大幅に追加し、かつ籠らないように補正もされてるので、結果的に音が太く、抜けが良くなる感じで、俺的には大幅にアップグレードしたような音に感じられました🤘🏼(><。)🤘🏼

(勿論単体でもよりアンプらしい、SAG感のあるぶっといモダンハイゲインを出力してくれます(^^)

BE-ODの時は投げましたが(笑)、こちらは超相性が良いという印象でした(๓ŏㅂŏ๓)イエーイ☆

 

・総評

今回はRockmanやBostonのサウンドを目指した設定で試しましたが、逆にミドルを削ってドンシャリ系の音を作ったり、ベースブースターやトレブルブースターとしても充分活用できるのかな、と思いました。

また一部のコレクターに言わせると、このEQは現行品よりも角が取れて温かみがあり太い音だそうです(真相は分かりませんがw)

同社の10バンドEQは幅広く音作りが出来るのに対し、こちらは過激に音を変える印象で、正に適材適所という感じです(^^)

サウンドハウス